左手デバイスとしてニンテンドースイッチのジョイコンが最高というのは別の記事でも書いた通りで、今現在も俺は動画編集と画像編集で便利に活用しているんだけど、ジョイコンにはそれ単独で電源を切れないという弱点がある。
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そんな中Xのコメント欄で8BitDo Microというジョイコンのように便利に活用できるコントローラーの存在を教えてもらったから購入してみた。ということでレビューしたい。
この記事の目次(クリックでジャンプ)
【結論】8Bitdo Microは小さすぎて使いにくい
で、色々説明する前に結論から書いてしまうと8Bitdo Microは俺にはあまりにも小さすぎて使いにくいんだ。一応買う前からその小ささは覚悟していたんだけど、その想像を遥かに超えてきた。
なんと横幅はスマホの中でもコンパクトサイズなGalaxy S24と同じ。
両手で持つとスマホのQWERTY入力をする以上のストレスを感じることになる。
とはいえそんなことは8BitDo Microもお見通しで、そもそも8BitDo Microは両手で使用することを想定していない。商品ページもこの通りで、
片手で使うことを推奨しまくっていたりする。それくらい小さい片手専用と言ってしまってもいいコントローラーなんだ。ビビった。
8BitDo Microはボタン同時押しに向いてない
なら片手で使えば?って話なんだけど、俺は8BitDo Microの左手デバイスとしての使用も一瞬で断念した。その理由もやっぱりこの小ささで、8BitDo Microはそのあまりの小ささからボタン同時押しの難易度が超高いんだ。
というのも8BitDo Microは小さすぎるせいでボディにとっかかりがない。結果Rを押しながらの同時押しとかをする際の手への負担がヤバいんだ。到底長時間は続けられなさそうだった。
スイッチのJoyconはデザインが秀逸
対してニンテンドースイッチのジョイコンはというとちびっ子でも快適に片手で握れるような絶妙な大きさと形にデザインされていたりする。
が故にRボタンを押した手の形も超自然で全然負担を感じないんだ。これなら長時間だってRボタンを長押しできるし、他のボタンの同時押しだって余裕。さすが世界でで2000万台を出荷してるだけのことはある。コントローラー作りの思想が違う。
動画編集中はShiftキーの長押しが命
そして俺が左手デバイスを使う理由の大半は動画編集で、動画編集中はRボタンに割り当てたShiftキーを長押ししつつ他のボタンを操作することが多いんだ。つまり頻繁な同時押しは必須。それがジョイコンは快適だけど、8BitDo Microは超不快。
結果「動画編集を快適に行うための左手デバイス」の使いやすさという総合的な判断から俺は8BiotDo Microの使用を断念するに至ったという流れ。
ボタンを同時押ししない人にはお勧め。かも?
逆に言うと8BitDo Microはボタンの同時押しをしない人には良い、のかもしれない。いや、確証はない。
なぜなら本当に小さいから。あまりにも小さすぎるから。これは人間が快適に使えるサイズじゃない。小さけりゃいいってもんじゃない。
確かにこのサイズ、重量なら持ち運びのストレスはほぼ0に近いけど、いくら何でもやりすぎ。サイズ感ならニンテンドースイッチのジョイコンでも特にストレスは感じていない。8BitDo Microはあまりにも使い勝手を犠牲にし過ぎてる。
一応覚悟を決めてたつもりの俺でこれ。だから普通の人は買わない方がいいと思う。
8BitDo Microは機能性は凄い
先に長々と8BitDo Microが俺の手に合わなかった理由を解説してきたけど、とはいえ8BitDo Microのあまりの機能性に驚かされたのもまた事実。この値段でこれだけ機能付いていていいの?ってのが正直な感想。
それくらいにサイズ感が小さすぎるのが悔しい。8BitDo Lite 程ではないにせよもう少しだけ大きい片手利用に特化したコントローラーがあれば欲しかった。
8BitDo Microは16ものボタンを搭載する
まず8BitDo Microでなにより凄いのがその驚異的なボタン数なんだ。このサイズでなんと16もの操作可能ボタンを搭載する。
見ての通り正面には十字キーの4方向を合わせて12ものボタンがついてるし、LRには4つものボタンが付いている。このサイズなのに(倒置法)。
いくらなんでもこのサイズでやりすぎ。もちろんノールックで押し分けることなんて不可能に近い。
3種類のデバイスとして認識可能
更に8BitDo Microはスイッチを切り替えることで3種類のデバイスとして認識が可能。それぞれパソコン用ゲームコントローラー、Android用ゲームコントローラー、パソコン用キーボードとして接続できる。
これが例えばニンテンドースイッチのジョイコンだとゲームコントローラーとしてしか接続できないから基本的にキーボードの割り当ては不可。ボタンにショートカットを割り当てるには別途専用アプリが必要になるんだけど、それが8BitDo Microではいらないんだ。なぜならパソコン用キーボードとして接続できるから。痒いところに手が届いていてすごい。
しかも8BitDo Microは有線での接続も可能。つまり遅延を0にすることだってできてしまうんだ。こんなに小さいのにこんなに機能がてんこ盛りなのは驚き。
キー設定は専用アプリで自由自在
8BitDo Microはキー設定も可能ではあるけど、そういうのってめんどくさいんじゃないのー?と思いきやこれも超シンプル。AndroidまたはiPhoneで専用アプリ「8BitDo Ultimate Software」をインストールから8BitDo MicroとBluetooth接続すればいいだけ。
16のキーに自由にキーを割り振れるだけでなくショートカットの設定もできてしまう。
ここでの設定はコントローラーに記録されるからそのままパソコンでも使用可能というからくり。しゅごい。
8BitDo Microは良くも悪くも小さすぎた
8BitDo Microは本当によくできてる。この値段でこれだけの接続方式に対応していて、しかも信じられないくらい小さく軽いから持ち運びの負担にもならない。一見とてもいい製品のようにも見えるんだけど、最大の強みとなるその小ささが仇となった惜しい製品でもある。
とにかくLボタンとRボタンがとても押しにくい。同時押しも超つらい。ここが最大の欠点。
つまりLとRは使わない。正面の12ボタンで事が済みます。同時押しも必要ありませんという人であればまだお勧めできる。
逆に動画編集のような同時押し必須みたいな人にはニンテンドースイッチのジョイコンの方が間違いなく快適に使えると思う。
ということで俺はジョイコンに戻る。今後他の左手デバイスを検討しても良いんだけど、ジョイコンでの充電切れも充電すればいいだけの話だから、俺の左手デバイス探しはこの辺りで一旦終わる。片手用に作られたジョイコンのデザインの優秀さが際立つ結果となった。
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