【GalaxyS24を一か月使った感想】Pixel9Proと迷う

7月にGalaxy S24に乗り換えたところではあるんだけど9月には16万円で購入したPixel 9 Proが届く。つまりどちらをメイン利用するか比較検討して決断を下さないといけない期日が迫ってる。

ということで1か月メイン利用したGalaxy S24のリアルな感想をまとめつつ俺が求めるスマホ像の解像度を高め、Pixel 9 Proの襲来に備えていきたい。

Galaxy S24のレビュー記事は下記。

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この記事の目次（クリックでジャンプ）

6.2インチ167gは最高のサイズ感

俺がGalaxyの無印を使い続けている理由はなによりこのサイズ感にあるんだけど、やっぱり6.2インチは最高。本当に持ちやすい。手のおさまりが良いしポケットにもすっぽり入るどころか、イヤホンまで同じポケットに入ってしまう。

しかも6.2インチは片手でも操作しやすいんだ。小さすぎず大きすぎないから負担なく画面端まで指が届く。

やっぱりこのサイズ感は至高だし、更に167gと軽いのも素晴らしい。

これだけ小さいと腕への負担も少ない。仰向けでのスマホ操作もそれほど苦にならないから寝る前も触りやすい。

今から6.7インチ220gとかに戻るのは結構きついからなるべく6.2インチを選び続けたい想い。

落としにくいし軽くて壊れにくい

コンパクトサイズのメリットは操作性とか取り回しの良さだけではない。片手にすっぽり収まるということは落としにくいということでもあるんだ。

がっちり掴めるGalaxy S24は手から滑り落ちにくいという話。そのお陰で俺はGalaxy S24を購入してからまだ一度もスマホを落としていない。

しかもGalaxy S24の場合は本体サイズが軽いから落下時の衝撃も200gのスマホより遥かに少ない。

一応俺のGalaxy S24もSpigen製のMIL規格準拠スマホカバーで守り続けてはいるけど、

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それでも万が一はありえる。

その万が一で10万円を失いかねないのがスマホの怖いところなんだけど、その確率を下げられるのはシンプルに嬉しいという話。

バッテリーが超絶持つ。本当に持つ

レビュー記事でも書いた通りGalaxy S24のバッテリー持ちは驚異的というか、60Hz駆動だと俺が今まで計測した全てのスマホの中でもトップに輝く成績だった。

過去のガジェマガの計測結果と比較すると下記。

• Galaxy S24　17時間4分（60Hz）
• Zenfone 9　15時間48分（60Hz）
• Nothing Phone　15時間27分
• Xiaomi 13T　15時間7分
• Pixel 7 Pro　15時間（60Hz）
• Pixel 6a　14時間57分
• Pixel 7a　14時間48分
• Galaxy S23　14時間35分（60Hz）
• Zenfone 7 Pro　14時間31分（90Hz）
• Galaxy S24　14時間10分（120Hz）
• AQUOS sense8　14時間10分
• Xiaomi Pad 5　14時間6分（120Hz）
• Xiaomi 13T　12時間31分（144Hz）
• iPhone 13 Pro　12時間1分（120Hz）
• Nothing Phone　11時間59分（120Hz）
• iPhone 14 Pro　11時間30分（120Hz）
• Mate 20 Pro　11時間21分
• Mi 11 Lite 5G　11時間19分（90Hz）←　1日使えるライン
• Galaxy S20　10時間44分
• Find X3 Pro　10時間31分（120Hz）
• Galaxy Note20 Ultra　9時間35分
• iPhone12　8時間13分

じゃあ実際の使用感はというとこれも抜群に持つ。本当に持つ。恐ろしく持つ。

これはGalaxy S24というよりはSnapdragon 8 Gen 3が優秀という話ではあるけど、このCPUは歴代最強の当たりCPUで間違いないと思う。

たったの4000mAhしかないのにバッテリー持ちを全く意識しなくなったし、充電も超雑になった。あ、充電忘れてた。ま、いっか。って感じ。

というのも4000mAhしかないから充電も早いんだ。Galaxy S24は25Wまでの充電にしか対応してないんだけどMAXが4000mAhだから結局早い。朝適当に充電して50%も溜まれば十分外出できるという感じ。今のスマホすごい。

カメラは比べなければ必要十分

ところでGalaxy S24はカメラが弱いとレビュー記事では書いていたんだけど、それでもやっぱりそれなり。もちろんPixelと比較すると明確に劣るんだけど、とはいえ70点程度はあげられる写りを見せてくれるから全然悪くはない。

普段使いなら基本的にはどの写真も満足できる仕上がりだし、なんなら動画性能は抜群。

特にマイクの質は目を見張るものがあって、録音の音質と録音のステレオ感が素晴らしい。その時の画と音が克明に記録されてるからイヤホンをつければその瞬間を疑似体験できる。

この辺りはレビュー記事では触れていなかった盲点だった。

超暗所は結構弱いしノイズも多い

但しやっぱり暗所には若干弱いしノイズも乗る。特に寝る前の豆電球とかだとかなりきつい。というか豆電球ならどのスマホでもきついんだけど、それでもやってくれるのがPixelだから、暗い環境で撮影するたびに少しPixelが恋しくなったりもする。

あとGalaxy S24はやっぱり超広角カメラで質が1段落ちる。暗所に急激に弱くなる。この辺りもPixelが恋しい所以。あと望遠は弱すぎ。ついてるだけ。

とはいえ記録撮影なら必要十分ではある。Galaxy S24のカメラはそれほど悪くはないし不満に感じるほどでもない。必要十分というのが実際に使ってみての感想。

スマホが角ばってて手が痛い

すげぇ細かい話になるけどGalaxy S24はスマホが角ばってる。というか最近のスマホはどれも角ばりがトレンド。iPhoneもここ最近ずっとそうだしPixel 9も角ばってきた。みんなiPhoneを崇拝しすぎ。

角ばれば内部パーツを収納しやすいんだとは思うけどシンプルに手が痛い。そんな大げさなって思うかもしれないけど長時間持つと明確に痛い。ケースをつけていてもやっぱり痛い。

Galaxy S23は角が丸い

これがGalaxy S23は丸いんだ。だからたまにGalaxy S23を手に取ると優しすぎて感動する。絶対Galaxy S23の方が良い。

でもスマホはサイズ感との戦い。限界に挑むなら角ばらざるを得ない。この辺りは難しい。

画面がもう少し大きければ嬉しいかも

さんざん6.2インチのサイズ感を褒めておきながらではあるけど、画面サイズはもう少し大きければもっと嬉しいというのが正直なところ。だから6.7インチが主流になるのもわかる。

というかサイズ感は6.2インチが良いし、重量も6.2インチが良い。但し画面だけは6.7インチが欲しいという矛盾。つまり無理。トレードオフ。

落としたくない。持ちやすい。軽い。ポケットの収まりが良い。これは譲れない。だから画面サイズは我慢する。これが現実。これってトリビアになりませんか？って思うけどならない。どっちかしか無理。

俺が生きてる間に両立できる時代が来たら嬉しい。

Galaxy S24 vs Pixel 9 Proで検討中

総合的にGalaxy S24は素晴らしいスマホで超お気に入り。素晴らしい性能とバッテリー持ちをこのサイズで実現しているだけで感動的なのに、圧倒的な動画性能とそれなりの写真性能で不満が全然ない。

どうしてこれ以上買い替える必要があるだろうか、いやない（反語）。とは思いつつも来月4日にはPixel 9 Proが届く。

そして恐らくPixel 9 Proのカメラは裏切らない。Pixelはマジでやばい。但し重い、性能が劣る、価格が高いと手放しで褒められないのもまた事実。

どちらを選択するかは悩むところだけどカメラ画質には代えられないから恐らくPixel 9 Proを選ぶことになるんだろうなと思う。Galaxy S24とお別れするのは惜しいけど、これはこれで素晴らしい端末で、これが12万円で手に入るのは驚異的。非常にお勧めできるスマホなのは間違いない。