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メンズ美容・健康 失敗談・コラム

34歳からの歯列矯正にインビザラインを選んだ理由【カウンセリング

2020年12月1日

先日34歳という遅すぎる年齢で最初で最後の歯列矯正を開始したんだけど、いざ歯列矯正を始めようとしてもどんなプランがあってどこから手を付けていいのかがわからないのが一般的。

もちろん俺もその一人だったから渋谷区在住という地の利を生かして6か所の歯医者でカウンセリングを受けまくってきた。

ということで今回は俺が聞いた歯列矯正の概要と、俺が歯医者を選んだポイントを解説する。今後歯列矯正を検討している人の参考にしてほしい。

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この記事の目次(クリックでジャンプ)

歯は一本100万円の価値?

誰が言ったかは知らないけど一説によると歯は1本100万円の価値があるというのが歯科医師の見解なんだとか。

100万円の内訳は無くなった歯を補う費用もそうだけど、歯に異常がでてしまうと食事がしにくいとか喋りにくいとか力みにくいとかで生活満足度が大きく低下するらしくて、全て含めて1本約100万円なんだとか。意外と歯は食事以外でも使ってるっぽい。

健康は失って初めてありがたみに気付く

幸い俺は今のところまだ全ての歯があるから一本100万なんて高くね?って気はするけどそう思うのは健康だから。腹痛に見舞われるたびにお腹が痛くない日常に感謝しながらうんこしてたことを思うと健康ほど失ってから後悔するものはないんだと思う。

歯列矯正で歯の健康寿命が延びる

で、お金がある人は一様に歯にはお金をかけた方がいいっていうんだ。そしてその一番効果的な方法が歯列矯正らしい。

歯並びがよくなれば歯にゴミがたまりにくくなるしメンテナンスもしやすい。結果的に虫歯にも歯周病にもかかりにくくなって歯の健康を保てるようになるんだとか。歯列矯正は見た目の良さばかりが注目されがちだけど、それ以上に健康効果が大きいらしい。

ということで34歳という今更感溢れる年齢から歯列矯正を始める決意を固めた。

歯列矯正は大きく3種類

歯列矯正を始める決意はまだ序章に過ぎない。次にどこの歯医者で歯列矯正するか、どの方法か、値段はいくらかと検討することは多い。

それを知るために6か所の歯医者で歯列矯正のカウンセリングを受けてきたから俺が学んだことを解説する。まず歯列矯正には大きく下記3種類がある。

  • 前側ワイヤー矯正 2年80万円~
  • 裏側ワイヤー矯正 2年110万円~
  • インビザライン 1年半80万円~

価格は全て渋谷区価格だから、地方ならもう少し安いプランもあるとは思う。東京は場所代が高い。

前側ワイヤー矯正 2年80万円~

歯列矯正と言われてぱっと頭に浮かぶ矯正方法。歯の前側に金属パーツを取り付けて針金で繋いで、定期的にワイヤーを調整することで歯を動かす。

昔からある手法だから老舗の歯医者で取り扱っていることが多い印象で、値段も渋谷区で80万円からと歯列矯正の中では比較的安め。

かかる期間としては歯が動くのに1年半、歯の固定に半年の合計2年という感じ。

最大の欠点は歯列矯正器具が丸見えで見た目に影響が出まくることで、中学生とかならまだしも34歳でこれはちょっと恥ずかしいから個人的には無し。

裏側ワイヤー矯正 2年110万円~

名前の通り金属パーツを裏側に着けるワイヤー矯正。やることは前側ワイヤー矯正と同じ。

但し前側と違って裏側は取り付けも手間で技術も必要になるからか取り扱ってる歯医者は少な目。嬉しいのは裏側だから見た目に影響が出ないことだけど、その分価格が跳ね上がる。

あと歯の裏側に器具が付くから活舌に影響が出まくるらしい。期間は前側と同じ約2年。

インビザライン 1年半80万円

最近多くの歯医者が取り扱っているマウスピースによる矯正。微妙に型が違う多数のマウスピースを一定期間ごとに交換してマウスピースの型通りに歯並びを整ええていく矯正方法。

インビザラインは精密検査をしたデータを製造元に送ればマウスピースが貰える手法だから歯医者に難しい技術が求められないのが特徴。

その分小さな歯医者でも取り扱っていたり、そもそもインビザライン矯正しかしてない歯医者もどき?のような歯医者もある。

マウスピースは一日20時間つければよくて、食事中とか必要なタイミングで取り外せる上に透明だから見た目にもほとんど影響が無いのが嬉しい。値段も渋谷区でも80万円からと意外と安い。

但し食事の度に外さないといけないのは手間。矯正期間は後述のオプションによりけりだけど最短なら1年。長くて2年だった。

歯列矯正では必ず抜歯は必要

多くの人が歯列矯正で不安に感じるであろう抜歯だけど、歯列矯正をするのであれば必須。これはどの歯医者のカウンセリングでもそうだった。

というかそもそも親知らずが歯のスペースを圧迫するから歯並びが悪くなるらしい。

親知らずは早めに抜いたほうがいい

既に親知らずを抜いてしまっている人はそのままでOK。まだ抜いてない人は歯列矯正のために全て抜く必要がある。

俺の場合は幸か不幸かすべての親知らずが綺麗に生えていたから難なく抜けたんだけど、顔が小さい人とかは親知らずが横向きに生えているパターンとかがあって、

抜いてしばらくは歩けなくなったり、最悪抜くために入院が必要になるケースもあるらしい。

いずれにせよ親知らずの抜歯は遅かれ早かれ必要になる。歯列矯正を決断してから抜くのはそれはそれで大変だから、今生えている人は来たる歯列矯正に備えてとっとと抜いてしまうのがおすすめ。親知らずが生えてたところでメリットは無い。

歯列矯正のカウンセリングの流れ

さて歯列矯正を始めるためにはまず歯医者でカウンセリングを受ける必要がある。ただ、歯列矯正を取り扱っている歯医者は意外と少ないんだ。自分が通っている歯医者で取り扱っていない場合はウェブで歯列矯正を取り扱っている歯医者を探す必要がある。

寧ろ自分が通っている歯医者で取り扱っていたとしてもセカンドオピニオンは絶対に受けた方がいい。歯列矯正は高額だし一年以上の期間がかかるから、自分が納得するまで話を聞くべき。

歯の写真と顎周りのレントゲンを撮影

カウンセリングの流れは歯医者によって様々だけど、多くの場合は口の中に鏡を突っ込まれて多数の歯並びの写真を一眼レフカメラで撮られたり棒を加えさせられて顎全体のレントゲンを撮られたりする。使ってる一眼レフカメラはなぜかキャノン製が多かった。

その後に撮影した歯並びを見ながらどの歯を抜くか、どの矯正方法を使うか、あとはかかる期間と金額を提示される。

抜歯する歯は歯医者によって異なる

歯列矯正は驚くほど歯医者によって手法が違う。親知らずを抜きたがる歯医者もあれば前歯を抜きたがったり前から4本目の歯を抜きたがったりと様々。

この辺りは歯医者ごとに完了までの最短ルートを検討した結果なんだと思う。というのも親知らずを抜いてしまうと親知らずが生えていたスペースまで歯を下げないといけないからその分時間がかかるんだ。

前歯の歯並びが悪いなら前歯を抜いたほうが手っ取り早い。既に親知らずが無い場合はそれ以上の抜歯を提案されることはない。

矯正方法の提案も歯医者によって異なる

あと歯医者によって取り扱っている矯正方法も様々で、ワイヤー矯正しか取り扱っていないところもあればインビザラインしか取り扱っていないところもある。

中には最初はワイヤー矯正で途中からマウスピース矯正というハイブリット型を提案する歯医者もあった。どうもインビザラインはまだ新しい手法だからか老舗の歯医者ほど信用しておらず嫌っている印象だった。

インビザラインなら最短一年で完了

結局お前はどの手法を選んだんだって話なんだけど、俺は順当にインビザラインを選んだ。その理由は下記。

  • 見た目への影響が少ない
  • 取り外しができる
  • 矯正加速装置で期間を1年に短縮可能

インビザラインはやっぱり見た目への影響が少ないのが大きくて、はなからインビザラインを選択するつもりで一応他の話も聞いた結果やっぱりインビザラインになった。

34歳で矯正器具を付けるのはちょっと恥ずかしい。あとは取り外しができるからYoutubeの撮影とか必要に応じて柔軟に対応できるのが魅力だった。

インビザラインは矯正加速装置を使える

インビザライン矯正がその見た目以上に魅力的なのは矯正加速装置が使えることなんだ。俺も歯医者で話を聞くまでは全然知らなかったんだけど、最新の矯正方法であるインビザラインは日々研究も進んでいるらしくて、インビザラインでしか使えない矯正加速装置が存在していたりする。

それがスマイルプロとかオルソパルスと呼ばれる装置なんだけど、これを使うことで矯正期間を2年から1年に短縮可能。もちろん別途20万円程度のオプション料金はかかるけど、20万円で一年を買えるなら激安。

矯正加速装置を取り扱う歯医者は少ない

ただ、その歯医者がインビザラインを取り扱っているからといって矯正加速装置を取り扱っているとは限らないから注意。

俺は4か所目のカウンセリングで初めてオプションとして矯正加速装置を提示されてその存在を知った。やっぱりカウンセリングは多めに受けた方がいい。

今の歯医者を選んだ理由

俺は9月に矯正を申し込んで11月から既にスタートしている状況なんだけど、俺が最終的に今の歯医者を選んだ理由はその歯医者が矯正加速装置を取り扱っていたことと担当医が好印象だったからなんだ。

結局値段はどこも代り映えしないから最終的には今後長く通うことになるであろう歯医者の雰囲気を重視した。

一件目は5%オフが期限切れで再検討

当初は2月ごろに一度カウンセリングを受けた歯医者に申し込むつもりで9月に再度のカウンセリングを受けたんだけど、1度目に提示された5%オフがもう期限切れだと頑なに拒否されたから再検討することになった。

この時に提示された金額はオルソパルス込みで130万円。完了までの期間は1年半だった。

別の歯医者でカウンセリング

その後改めて矯正加速装置オルソパルス込みのインビザラインを取り扱っている歯医者を調べてカウンセリングを受けた結果、そこでは矯正加速装置のオルソパルスと更にスマイルプロ(スピードオルソ)も使って125万円という金額を提示された。


引用:目白歯科矯正歯科

ここで提示された期間は前の歯医者より半年も短い1年だった。矯正加速装置凄い。

待合室で決断するまでの葛藤

5万円も安くなったし期間も半年短くなったしもうここでよくね?って思った。ただ翌日にもう一か所カウンセリングを予約していた。明日の歯医者ではもっと良いプランを提示されるかもしれないし、無駄足になるかもしれない。どうする俺。

と迷っていたんだけど、その歯医者でのカウンセリング時に俺の顎が微妙にずれていること、矯正をすれば治るかもしれないし、治らないかもしれないと淡々と伝える客に媚びない態度が好印象だったからそこに決めることにした。

俺はその場で受付に「やっぱり今日の精密検査をお願いします」と精密検査代の4万円を支払って明日のカウンセリングをキャンセルした。

歯列矯正はインビザラインがメジャー

俺は最初からインビザラインを選ぶつもりで結局インビザラインを選んだから結局遠回りしているだけのような気もするけど、6か所でカウンセリングを受けた結果やっぱりインビザラインが自分に一番合っていると納得できた。

あと当初は存在も知らなかったオルソパルスとスマイルプロという矯正加速装置の存在を知れたお陰で、矯正期間を2年から1年まで短縮できたのは収穫だった。その分値段は80万円から125万円まで55万円高くなったんだけど、タイムイズマネーだから気にしない。

歯列矯正は医療費控除を受けられる

今回色々な歯医者で話を聞いて初めて知ったんだけど、歯列矯正は医療費控除の対象になる。厳密には歯列矯正は保険診療対象外だから医療費控除の対象にならないんだけど、歯列矯正の過程では必ず治療行為も必要になるから結局対象になるらしい。ややこしい。

どの歯医者に聞いても「税務署になにか言われれば診断書も書くので大丈夫ですよー」ってことだった。そもそも税務署も何も言ってこないらしい。ということで俺の場合は125万円から10万円を引いた115万円が控除の対象。俺の今年の所得税と住民税は現在50%の水準だから、125万円の歯列矯正で57万円税金が安くなる。

馬鹿にならない金額だから歯列矯正を始めるなら医療費控除の申請も忘れないようにしてほしい。

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