待ちに待ったGoPro HERO 8専用のメディアモジュラーがやっと届いた。これによってやっとGoPro HERO 8が完成形になった。
GoProなんてほとんどの人は持ってないしそもそも興味も無いのもわかってるけど、今回はGoPro HERO 8を完成させるオプションパーツであるメディアモジュラーについてレビューする。
GoProの購入を検討している人、モトブログを始めようとしている人は参考にしてほしい。
この記事の目次(クリックでジャンプ)
【動画レビュー】GoPro HERO 8メディアモジュラー
動画でもレビューしています。多分文章よりわかりやすいです。
使って初めて分かったGoProの魅力
そもそも論にはなるんだけど、GoProの必要性ってなに?って話からする。
スマホですらビデオ撮影が出来てしまうこのご時世でGoProが一体何のために存在しているのかわからない人が大多数だと思う。
かくいう俺もGoProを購入するまではその魅力をよくわかっていなかったんだけど、実際に使ってみて初めてGoProが唯一無二のカメラだということに気付けた。
GoProの3つの魅力
GoProの魅力は大きく下記の3点
- 圧倒的画角
- 手振れ補正
- 超小型
GoPro最大の魅力はその圧倒的な画角と手振れ補正を超小型サイズに収めたことなんだ。
実際スマホと比較してもGoProはこんなに小さい。
厚みもスマホ3台分を下回る程度だから、最悪ポケットに入れてラフに持ち運ぶこともできる。
GoProはスマホと比べても遥かにコンパクトだから、ヘルメットとか肩に取り付けても邪魔にならない。カメラを持たない”ながら”撮影に最適なんだ。
しかもGoProはこんなにコンパクトなのに超広角カメラと強力な手振れ補正がついていて、スマホよりもヌルヌルで鮮明な動画を撮影できてしまう。
スマホの動画撮影の弱点
スマホでもビデオ撮影は出来るんだけど、GoProほどの画角では撮影できないし、GoProほどの手振れ補正も無い。
GoProは画角が超広いから適当に撮っても見切れにくいし、強力に手振れが補正されていて映像が滑らかだから見やすい。
気軽に超適当に撮影してもそれなりの映像が撮れてしまうのがGoProの魅力だ。
サンプル映像として、全てGoPro HERO 7で撮影した日本半周のダイジェスト動画を見てほしい。
【注意】中華アクションカメラは安物買いの銭失い
GoProと似た製品としてアマゾンに多数の中華アクションカメラがあるんだけど買ってはいけない。
俺もGoProを買うまではAmazonの中華アクションカメラでも問題ないと思ってたけど、実際にGoProと比較すると画質も音質も雲泥の差で、安物買いの銭失いにしかならない。
GoProも7の中古なら3万円を切るくらいで買えるようになってるから、絶対にGoProを選択してほしい。
昔購入した中華アクションカメラは今はバイクの後方ドライブレコーダーとして活用している。メインカメラとしては到底使えない。
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GoProは外部マイク取り付けが手間
GoProはこと動画撮影においては威力を発揮してくれる製品なんだけど、ビデオカメラの癖に標準で外部マイクを取り付けられないのが欠点だった。
これに対応すべくGoProで外部マイクを取り付けるためのアダプターを別売りしていて、俺もHERO 7まではその外部マイクアダプターを専用のケースに収納して使っていた。
HERO 8でフルモデルチェンジ
今回HERO 8になってGoPro本体のサイズが大きくなったことで、HERO 7まで使っていた専用ケースと外部マイクアダプターが使えなくなっていた。
HERO 8はメディアモジュラーで外部マイクに対応
ということでHERO 8に外部マイクを取り付けるための専用パーツとして、ようやくメディアモジュラーが発売された。
メディアモジュラーをGoPro HERO 8に取り付けることで晴れて外部マイクを使えるようになる。
このメディアモジュラーが発売から1か月遅れでようやくうちにも届いたから簡単にレビューする。正直最初から付けとけよと思う。
GoProが5万もするのにメディアモジュラーは9,500円もする。GoProは色々金かかりすぎ。
GoProにマッチするメディアモジュラーのデザイン
今までのGoProは外部マイクを取り付けるためにアダプターを購入した上で、それを収納するケースを別途購入する必要があったんだけど、
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GoPro HERO 8のメディアモジュラーはケースと外部マイクアダプターが一体型になった作りで超合理的で、デザインも一体感があって良い。
メディアモジュラーの取り付けは簡単
取り付けはGoPro HERO 8本体をケース奥までスライドさせるだけ。Type-C端子で自動的に接続される。
外部マイクでクリアな録音に対応
メディアモジュラーの右上にはマイクが取り付けられていて、GoPro本体の内蔵マイクよりクリアな音質での録音が可能。
このマイクは背面までつらなっていて前方だけでなく後方の音にも対応する。
メディアモジュラーマイクの音質はYoutubeで確認してほしい。
メディアモジュラーはイヤホンジャック対応
メディアモジュラーの背面にはHDMI、Type-C、イヤホンジャックが付いていて、各種外部機器への接続に対応する。
Go Pro HERO 7より27グラムも軽い
GoPro HERO 8は本体にマウントパーツが取り付けられているんだけど、メディアモジュラーはGo Pro HERO 8本体のマウントに干渉しない作りだから、そのまま利用可能。
このお陰でメディアモジュラーを取り付けても重量は164グラムと軽い。
ちなみにGo Pro HERO 7は外部マイクを使える状態にすると191グラムにもなる。
HERO 8になって27グラム軽くなったのは地味に嬉しい。
GoPro HERO 8 メディアモジュラーの使い方
GoPro HERO 8のメディアモジュラーの使い方は超簡単。
外部マイクが繋がっていれば自動的に外部マイクで録音するし、
外部マイクが繋がっていなければ右上のマイクで録音する。
切り替えは完全に自動。一応手動での切り替えも可能。
メディアモジュラーのモトブログでの注意点
さて俺が今回Go Pro HERO 7を持ちながらGoPro HERO 8とメディアモジュラーを購入したのは日本一周の後半戦を少しでも綺麗な画質で記録したかったからなんだ。
画質の向上はかなり微妙
ただ、Youtube動画で比較してたんだけどGo Pro HERO 7とHERO 8の画質の差はかなり微妙。
ほんの少しだけHERO 8の方が綺麗だけど、買い替える価値があるかは不明。手振れも全然変わらない。
ヘルメットの取り付けにも変更が必要
さらに、HERO 7からHERO 8に置き換えるにあたって、ヘルメットの取り付けにも変更が必要になる。
今まではマウントアクセサリーを右側から取り付けていたんだけど、
GoPro HERO 8のメディアモジュラーは右背面にイヤホンジャック端子がある関係から
思いっきりマウントパーツと干渉する。
つまりヘルメットへの取り付けを左側からに変更しないといけない。
更に、メディアモジュラーがコンパクトになることからHERO 7とは高さも角度も違う。
これも改めて微調整が必要。
HERO 7とHERO 8の違いまとめ
改めてGoPro HERO 8とメディアモジュラーの良いところをまとめると下記。
- 画質若干向上
- コンパクトなサイズ感
- デザインが良くなった
HERO 7とHERO 8の差はかなり微妙ではあるんだけど、金額の差も大きくはないから、好きな方を買えばいいと思う。
画質の違いは下記動画で確認してほしい。
動画発信を始める人にGoProはおすすめ
なんだかんだ俺はGoPro HERO 7を購入したことで日本半周も記録したし、Youtubeの撮影も基本的にGoProを使っているから、GoProを購入して良かったとは思っている。
ただ、Youtubeを始める予定の無い人がGoProを購入して日常利用で役に立つかは微妙。
ということで、GoProは今後モトブログとかYoutubeとかの動画発信を頑張りたいと思うタイミングで購入すればいいと思う。
あと既にHERO 7を持っている人は敢えて買い替える必要はないと思う。そんなに違いが無い。
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