スマホとタブレットを一つにしたいというのはガジェット好きの一つの夢で、今までも多くのメーカーが大画面の視認性と持ち運びやすさを両立するスマホ作りに挑んできた。
古くはXperiaZUltraや、最近だとZenFone 3 Ultraがそれで、タブレットとしても使えるスマホにはミニマリストのように効率的な生き方を追求するコアなファンが付いている。
そんな大画面スマホであるファブレット分野の最新作がXiaomiから登場した。その名もMi Max 3だ。
この記事の目次(クリックでジャンプ)
Mi Max 3
Mi Max 3はとにかく大きさに拘ったXiaomiのMi Maxシリーズ3作目で、さらなる大画面化、高性能化が図られている。画面サイズなんと6.9インチだ。
6.9インチディスプレイを有するMi Max 3はもう大きすぎて公式の宣材写真にも入りきらない。
7インチからはタブレット
実はスマホには7インチからはシステム的にタブレットとして扱われるという明確な棲み分けがある。
6.9インチはスマホとして存在できる最大の大きさで、Mi Mix 3はギリギリスマホのサイズに果敢に挑んだ格好だ。
超大画面ファブレット
Xperia Z Ultraが6.44インチで、ZenFone 3 Ultraが6.8インチだから、6.9インチは驚異的だ。
どれくらいすごいかというと、iPhone X本体がMi Mix 3のディスプレイにすっぽり収まってしまうほど大きい。
18:9ディスプレイ
Mi Mix 3は最近流行りの18:9比のディスプレイと狭額縁によって、ぎりぎり女性でも片手で持てるサイズに収まった。
とは言え片手で持てるだけで親指は全然画面上部まで届かないから、スマホの操作には両手は必須だ。
スペック
ディスプレイ | 6.9 |
解像度 | 2160x1080 |
CPU | Snapdragon 636 |
メモリ | 4/6 |
ストレージ | 64/128 |
バッテリー | 5500 |
防水 | × |
指紋認証 | 〇 |
重量 | 221 |
サイズ | 87.4x176.2x8 |
日本語対応
XiaomiのMi Mix 3のOSはAndroidベースのMIUI 9なので正式に日本語に対応している。LINEやFacebookのツインアプリ機能にも対応しているのがうれしい。
Snapdragon 636
Mi Mix 3はSnapdragon636を搭載するミドルハイエンドスマホだ。
Snapdragonのミドルハイエンドモデルには下位モデルとなる630番台以下と上位モデルとなる630番台以上があるんだけど、Mi Mix 3は上位モデルに該当する。
省電力とハイスペックを両立するCPUで、ある程度の3Dゲームにも対応できる。
メモリ最低4/6ギガ
メモリは4/6ギガから選べる。個人的には4ギガを推奨していて、より快適に使いたい人は6ギガでもいいかもしれないけど、違いを体感できるかは微妙だ。
17時間連続使用可能
特筆すべきは5500mAhの驚異のバッテリー容量で、動画を連続17時間再生できる。
多くのスマホが9時間から12時間の間に収まるのに対して、Mi Mix 3のバッテリー持ちはぶっちぎりだ。
本体サイズが大きくなったことによってできたスペースを余剰バッテリーとして有効に活用した。
スペック類似機種
CPUとメモリだけに着目したスペック類似機種としては、ZenFone 5が有名だ。こちらは日本で購入すると5万円もするスマホなんだけど、Mi Mix 3はスマホとタブレットを一つにまとめることができて、しかも3万円台で購入できる。
AIデュアルカメラ
Mi Mix 3は当たり前にAIアシストに対応した背面デュアルカメラを搭載している。AIアシストは撮影シーンごとに最適な明るさや色合いに調整してくれる機能で、飛躍的に写真の印象が良くなる機能だ。
背面カメラは12M+5Mの広角と望遠レンズで、被写体の距離に応じて使い分けることができる。
その他
DSDS対応
もう中国スマホと言えば当たり前になりつつあるんだけどMi Max 3ももちろんDSDSに対応している。
2番号での運用ができるし、ツインアプリ機能でLINEとフェイスブックアプリを複製できるからスマホとタブレットをまとめつつ、プライベートとビジネスを分けたい人にぴったりのスマホだ。
イヤホンジャックあります
防水が無い分イヤホンジャックはある。ヘッドホン資産だって活かせる。
対応バンド
ドコモ 〇
山間部や郊外は少し弱いものの都市部では快適に利用可能。
ソフトバンク, ワイモバイル 〇
ソフトバンクのバンドにはほぼ完璧に対応している。ソフトバンクスマホと同じように使える。
au, UQmobile △
3Gの周波数には対応しているけど、auの通信規格は特殊なので何とも言えない。
中国スマホおすすめランキング
日本未発売の中国スマホをコスパが高い順にまとめました。
-
【2020年版】中国スマホおすすめランキングベスト9!
ガジェマガでは日本未発売の中国スマホを多数紹介しているんだけど、個別の記事だとそれぞれの端末ごとの違いが掴みにくい。 ということでこの記事ではおすすめのスマホをまとめてランキング形式で紹介する。 中国 ...
続きを見る
購入はこちら
タブレットが欲しいけど、スマホとタブレット2つ買いたくないという人に最適な大画面ファブレットだ。ポケットにも入るから男らしく手ぶらで持ち運ぶこともできる。
Amazonや楽天でも海外版を購入できるけど、GEARBESTでの直輸入だと更に安い。購入方法は下の記事を見てほしい。
-
【購入しながら解説】GEARBESTでの買い方・登録・送料・関税等
中国版AMAZONであるGEAR BESTが海外サイトなだけあって購入方法がわかりにくいから解説したい。 拠点が中国にあることと、製品不良があった場合の返品の手間を考えると、GEARBESTを使うこと ...
続きを見る