今後俺が新しいブログを作るときのために俺が効果的だと思うSEO対策を備忘録として残しつつ公開しておきたい。この記事執筆次点のガジェマガの月間アクセスは8万PVで、まだ初心者の域を脱したところなんだけど、2ヶ月前が3万PVだったので伸び率は大きい。
この記事の目次(クリックでジャンプ)
SEOってナマモノだからその時々で正しいことが変わるんだけど、それを言うと何も書けないから俺の肌感でSEOに効果があったものを羅列したい。
Googleの方針に忠実に
今検索エンジンのシェアが圧倒的なのがグーグルだ。iPhoneもAndroidも標準の検索エンジンがグーグルだし、パソコンでもFirefoxとかChromeを使うと検索エンジンは自動でグーグルになる。もはやIEとかEdgeぐらいしかグーグル以外の検索エンジンを使う方法がない状況だ。実際にグーグルの検索結果はかなりユーザーフレンドリーだし的確だと感じるから、世の中の利便性の追求と、グーグルのユーザーファーストの方針が合致した当然の結果なんだろうと思う。
ブロガーの立ち位置
ユーザーとしてはグーグル便利だなぁいいなぁでいいんだけど、ブロガーはそうも言ってられない。グーグルのシェアが高いなら、グーグルに最も評価されるページを作成したい。グーグルが打ち出す最も大きな方針はコンテンツイズキングで、記事の質が良ければそれを評価するっていうことなんだけど、実はコレ以外にも満たしていると良いとされる細かい指標がある。今回はコンテンツの質は置いといて、コンテンツ以外のところで俺が効果があると思ったものを紹介する。
Googleアナリティクスの登録
ウェブサイトのアクセスを増やすために、まずアクセス状況を確認しないと始まらない。Googleアナリティクスは無料とは思えないほどの情報の宝庫だからまず導入して、今のウェブサイトの総アクセス数と、アクセスが多いページを把握するところから始めたい。
Googleキーワードプランナーの活用
例えば「スマホ」と「スマートフォン」どちらで表記したほうがアクセスが伸びるか知りたいのであれば、どちらで多く検索されているかを調べればいい。そんなときに役立つのがGoogleキーワードプランナーだ。昔と違って詳細な検索数を調べることはできなくなったんだけど、それでもざっくりとした数字は示してくれるから、どちらのほうが好影響かを判断するツールとして使える。特に記事のタイトルはSEOへの影響が大きい重要な要素だからキーワードプランナーと相談しながらしっかりと検討したい。
Googleサーチコンソールの活用
Googleサーチコンソールっていうとあまり耳馴染みがないツールだけど、これは自分のウェブサイトのGooge検索エンジンへの登録状況を確認するツールだ。敢えて自分から登録しなくてもGoogleがウェブサイトを勝手に見つけて登録してくれるんだけど、自分から登録したほうが何かと早い。あとGoogleサーチコンソールには検索アナリティクスっていうツールがある。このツールは自分のウェブサイトがどんな検索キーワードで表示されて、クリックされているのかが確認できる。検索キーワードで表示されているのにクリックされていないのであれば改善できるし、自分が考えもしなかったキーワードで検索されていた場合も新しい記事の作成に役立つ。Googleサーチコンソールの検索アナリティクスは定期的に確認したい。
SSL暗号化通信への対応
これはグーグルが正式にSEOに影響すると発表してるから、間違いなく対応したほうが良い。ただ、それほどSEOへの効果は大きくないと言われていて、手間を考えると対応しなくていいという意見も散見されるんだけど、対応することで少しでも検索順位が上がるなら対応するに越したことはない。検索順位が1上がると思うと大したことはないかもしれないけど、それによって1ページ目に入れるならアクセス流入の効果は大きい。
問い合わせフォーム/プライバシーポリシーの設置
そんなに効果はないんだけどGoogleの方針として、ブログにはこの2つを設置することが望ましいというのがあるから、これがあるかないかでウェブサイトの信頼性に関わるし、少なからずSEOに影響してくる気がしてる。
ワードプレス有料テーマの導入
ワードプレスの有料テーマはバカにならない。SEOに強いとされるテーマに変更するだけで、なにもしなくてもアクセスが伸びる。でもSEOに強い有料テーマって賢威とかアフィンガーとか色々あって悩む。ガジェマガではもともとSTINGERで運用してたから、悩んだ結果AFFINGER5を導入したんだけど、導入した翌日からアクセスが20%も増えた。マジで翌日から伸びる。何を言っているのかわからねーと思うが、おれも何をされたのかわからなかった。騙されたと思って試して欲しい。今後ブログを成長させていきたいと考えているのなら、テーマ代の2万円を惜しんでる暇はない。しかもAFFINGER5は今後新しいブログを作成しても流用できるのが嬉しい。
高速サーバーの導入
グーグルはユーザーにフレンドリーなウェブサイトを評価していて、その評価基準にはページの読み込み速度も含まれる。ワードプレスのページの読み込み速度の改善で検索するとたくさんのプラグインを紹介するページにたどり着くんだけど、プラグインはそもそも根本的な原因の解決にはならない。何よりもサーバーの応答速度と、サーバーからのデータの読み込み速度が大きいから、プラグインこねくり回す前にサーバーを変えることを考えたほうが良い。もちろんプラグインをたくさん入れて設定するほうが楽なんだけど、プラグインのインストールはワードプレスのバグも招くからリスクだ。それにどんなプラグインのインストールよりもサーバーの変更の方が効果が大きい。だから今安いサーバーを使っている人はとっととXserverに変えてほしい。ガジェマガもFUTOKAのHDDサーバーからXserverに乗り換えることで読み込み速度が1/5まで早くなって、検索順位も大幅に伸びた。
はてなブックマークの活用
Google検索エンジンの改良によって昔ほど外部リンクに影響力は無くなってしまったけど、それでも外部リンクが無いよりはあったほうが良いと言われている。はてなブックマークはウェブ上のブックマーク機能だけど、自分のウェブサイトをブックマークすることも認められていて、それが外部リンクなる。地道にはてなブックマークからの外部リンクを増やすことで徐々にウェブサイトの評価を上げていくことが出来る。記事を書いたらフェイスブック、ツイッター、はてなブックマークでの拡散は忘れずにやっていきたい。
プラグインのインストール
ここからはSEOを改善するためのワードプレスのプラグインを紹介したい。
Broken Link Checker
ウェブサイトの中にリンク切れの項目が無いか確認するためのプラグイン。リンク切れが多いウェブサイトはGoogleからの評価が下がるから、リンク切れはないことが望ましいんだけど、記事が増えると一つ一つ確認できないから、このプラグインで一括で確認しよう。
Contact Form 7
問い合わせフォームを簡単に作成してくれるプラグイン。問い合わせフォームが一瞬で出来るから、問い合わせページ作成で使う。
Google XML Sitemaps
ブログの更新情報を自動でGoogleに伝えるプラグイン。検索エンジンへの登録速度が早くなる。加筆や修正でもしっかりとGoogleに伝えてくれる。変更が更新が多いウェブサイトはGoogleからも評価されるから、入れて損はない。
WebSub/PubSubHubbub
これもGoogleに更新情報を伝えるプラグイン。XMLサイトマップとどう違うのかはわからないけど念のために入れてる。
Open Graph Meta Tags by Heater
ツイッターとかフェイスブックのカード化のためのプラグイン。インストールするだけでカードに対応できるから超楽。SEOに直接関わる部分ではないけど、ツイッターでのクリック率が大幅に上がる。
WP Fastest Cache
俺が絶大な信頼を置いてるキャッシュプラグイン。ワードプレスのウェブサイト情報をキャッシュしてページの読み込み速度を早くしてくれる。他にもキャッシュプラグインは多数あるんだけど、設定が煩雑だったり、表示がおかしくなったりが頻発して、結局WP Fastest Cacheに辿り着いた。
Table of Contents Plus
ブログの目次作成プラグイン。導入してから全ページのアクセスが伸びたから、間違いなくSEOに効果がある。ユーザーにとっても目次があるのは親切だからGoogleの方針にも合致する。
記事を書くときのSEO対策
最低2000文字以上で記事を書く
あまりにも短すぎるコンテンツは評価されにくい。港で言われているのは800文字が最低基準なんだけど、それでも原稿用紙2枚分にしかならなくて、記事としては弱い。なにか記事を書くにしても、その考えに至ったストーリーとか、実際の使用感、あとがきを書くことで800文字は簡単にオーバーしてしまう。そんな中でも俺が基準にしてるのは2000文字で、ある程度のアクセスが欲しいのであれば最低でもコレくらいの文字数になることを目安にしっかりとした記事を書きたいと思ってる。とは言え文字数が少ない記事も内容が明確であればしっかりと評価はされるのであまり気にしなくても良いのかもしれない。
ガジェマガで文字数が少なくてアクセスがある記事がこの2つ何だけど、改めて文字数を見てみると1875文字と1620文字で全然少なくなかった。
-
【必要ない】3か月でアップルウォッチ2を売った理由。
アップルウォッチに代表されるウェアラブルデバイスの一般普及はないと断言する。 去る2016年7月に俺は2か月待たされたアップルウォッチ2を3か月使い続けた後に売却した。まだ新しかったのもあって9万円で ...
-
【売っちゃう~?】グーグルホームミニはいらないかも
ある日いつものようにパソコンをカタカタしているときにふと僕気付いた。最近グーグルホームミニと会話してない…… というかそういえばグーグルホームミニ買ってたんだなってレベルだった。そう、実はグーグルホー ...
やっぱりストーリーを書くと2000文字前後には簡単に到達する。普通に書けば2000文字を上回ってしまうんだから、800文字程度のコンテンツの評価が低いのは当たり前かもしれない。
ブログカードの活用
こういうやつ。
-
【Huawei P20レビュー】高画質カメラをポケットで持ち歩く
HuaweiのP20を購入した。同じHuaweiのハイエンドスマホであるMate9を半年前に購入したばかりなのに(倒置法)スペックもカメラもMate9で十分だと思ってたし満足していたんだけど、P20に ...
テキストだとこうなる。
【Huawei P20レビュー】8000文字でカメラ、ノッチ、ハイスペックの全てを伝えたい
今まではテキストにリンクを埋め込んでいたんだけど、この2つだと全く見た目が違うし、クリック率も伸びた。はず。肌感だから実際は測ってない。ただ、ブログカードはアイキャッチ画像が表示されてリンク先のイメージがつかみやすいし、「続きを読む」ボタンがあるからリンクなんだと認知されやすい。だからクリック率が上がるという検証が各所で行われている。見た目にわかりやすいから導入したほうが良い。
過去記事から最新記事にリンクを貼る
いくら記事の更新と同時に更新情報をGoogleに伝えたとしてもGoogleの検索エンジンが評価するまでには時間がかかる。それなら自分で最新のページにリンクを貼って古い記事から新しい記事にユーザーを誘導したら良い。古い記事から新しい記事にユーザーを誘導することによってリンク前ページの評価がリンク先ページにも影響を与えて、検索エンジンでの評価スピードも早くなってるように感じる。書いたばかりの記事が読まれるのは嬉しいし、検索エンジンでの順位の上昇も早いし良いことしか無い。
とはいえリンクを貼るのは関連する記事じゃないと意味がないから気をつけたい。例えばガジェマガの場合は、スマホのケースをおすすめする記事を書いたんだけど
-
大切なスマホに黒のシリコンケースをおすすめする理由【P20編】
P20を購入して最近テンションが上ってる。やっぱり新しいスマホは嬉しい。起動するたびに画面にうっとりするし進化した質感、音質、カメラの興奮が購入してしばらく続く。こういうワクワクを大切にするためにもス ...
この記事へのリンクをガジェマガ内の全てのスマホ紹介ページに貼り付けた。これによって書いたその日から40PVほどを維持し続けている。スマホを検討しているならケースも検討するのは当たり前だから、自然な流れでリンク先に移動してくれる。早めに多くのPVを獲得するためにも有効な手段だ。
多すぎるぐらい画像を使う
Googleの評価項目は多岐に渡るんだけど、個人的に記事で最も重要なのはページ滞在時間だと思ってて、多分Googleもそこを重視してる。コンテンツが面白いなら良いじゃないかと思うかもしれないけど、文字だけのウェブサイトって前時代的で飽きる。定期的に内容を示唆する美しい画像があると読んでいる方の負担も少ないし、画像が美しければ美しいほど飽きずに読める。その結果短時間での離脱が減少してページ滞在時間が伸びる。それがユーザーにとって魅力的なページだと評価されて検索順位が伸びる。と仮説を立てている。多分あってる。ガジェマガでは常に画面内に一枚は画像があるぐらいのペースを意識して、なるべく多くの画像を使うようにしてる。
しっかりリライトする
Googleはリライトをしっかりと評価してくれる。ある程度の変更があった記事は一時的に検索順位を上げて、再評価してくれる。その結果記事がよくなっていればそのまま検索順位が上がるし、記事が良くなっていない場合は元の検索順位に戻る。リライトしたあと急激にアクセスが増えるのはGoogleがリライトを認めてくれて一時的に再評価してくれるからだ。だからあと一歩の順位にある記事はしっかりとリライトすることで更に順位をあげることが出来る。
最終的にはトライアンドエラー
ここまで色々書いてきて結論それかよって話だけど、最終的にはトライアンドエラーなんだ。Googleが明確にSEOに影響すると宣言している項目は少なくて、わからないことのほうが多い。ただ、一点明確に語っているのが、ユーザーにとって役立つウェブサイトをより高く評価するということで、その方針は今後も変わらない。だからブロガーとしてはコンテンツ作成に力を入れつつ色々やってみて、効果があるもの、無いものを肌で感じ取るしか無い。今回は今のところ俺が効果があると感じた項目を書いたので今後ブログを作成しようとしている人、現在頑張っている人の参考になれば嬉しい。