現在も光回線業界は携帯回線業界と違って全然規制されていない。お陰で未だに溢れんばかりのキャッシュバックを実施していて乗り換えるだけで4万円とかが貰えてしまう状況が続いている。
ならこれひょっとすると交互に乗り換え続けるだけで毎年4万円もらえるんじゃ?って思って実践したらやっぱり貰えてしまった。
ということで今回は実際に光回線を乗り換えて4万円貰うためにかかった手順とか労力を解説する。皆もとっとと乗り換えてほしい。
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【結論】光回線は交互乗り換えが最強
最初に結論から書くとビッグローブ光とソフトバンク光を1年毎に交互に乗り換え続けるだけで毎年4万円程度のキャッシュバックが貰えてしまう。結果激安価格で光回線を使えてしまうという錬金術がこの世にはある。嘘みたいだけど本当の話。
例えばマンションタイプだと1ギガプランの月額利用料はいずれも税込み4,180円だから、年間利用料は50,160円。
4180円 × 12か月 = 50,160円/年
に対してキャッシュバックが4万円なら、実質年間10,160円で光回線を使えてしまう計算で
50,160円 - 40,000円CB = 10160円/年
つまり月額にして846円で光回線を使えてしまうことになる。
10,160円 /12か月 = 846円/月
この金額ならもはや光回線を契約しない理由がない。節約のためにスマホでテザリングしてた人も心置きなく光回線を使えるってわけ。
しかも自宅で完結。訪問工事も無し
しかもこの裏技が凄いのは全ての工程が自宅で完結してしまうことなんだ。光回線申し込みの為にイオンとか家電量販店に出向く必要も無い。
乗り換えはウェブ申し込みで済むし、コラボ光ならONUの返還も工事の来客も不要。全てが遠隔で完結するし誰も来ない。
唯一必要な作業は乗り換え後に申込書記載のユーザーIDとパスワードを自宅ルーターに入力することだけ。以上。
下記から申し込めばこれでソフトバンク光の場合は1ヵ月後に4万円程度、ビッグローブ光の場合は1年後に4万円程度が振り込まれてしまう(※時々のキャンペーンによる)。実働時間は2時間程度。時給2万円が実現する。光回線はあまりにもぼろ過ぎる。
ソフトバンク光とビッグローブ光が神
ところでなぜソフトバンク光とビッグローブ光なのかというと、この2社はコラボ光で超簡単に乗り換えられるからなんだ。
ソフトバンク光とビッグローブ光は使っている回線が両方ともNTTのフレッツ回線だから、スマホで言うところのMNP番号である事業者変更番号を取得できる。それを使って乗り換えれば一瞬で回線を切り替えることができるってわけ。
事業者変更番号乗り換えのメリット
実際に事業者変更番号を使って光回線を乗り換えるメリットは下記。
- 新規光回線の工事費が不要(工事費0円)
- 光回線開通の訪問も不要
- 前の光回線の解約も不要
- ONUの返送が不要
事業者変更番号で乗り換えれば光回線開通の面倒な作業を全てスキップできてしまうってわけ。その最強の布陣がソフトバンク光とビッグローブ光なんだ。
だから今現在別の回線を契約してる人はとりあえずソフトバンク光かビッグローブ光に乗り換えて最強の布陣ループに入ればOK。
光回線交互乗り換えの流れ
光回線を交互に乗り換えて毎年キャッシュバックを貰う全体の流れは下記。
- ソフトバンク光を契約
- キャッシュバック情報入力、受け取り
- 1年後に事業者変更(MNP)番号を電話で取得
- ビッグローブ光に乗り換え
- キャッシュバック情報入力、受け取り
- 以下繰り返し
ソフトバンク光かビッグローブ光を契約
まずは最強のループに入るべくソフトバンク光かビッグローブ光を下記代理店から契約する。ソフトバンク光は公式サイトから契約してもキャッシュバックは貰えないから注意。必ず代理店経由で契約してほしい。
今別の光回線を使っている人は下記からソフトバンク光かビッグローブ光に乗り換えればOK。
キャッシュバック情報入力、受け取り
どちらかを契約したら指示に従ってキャッシュバック受け取り情報も入力する。最初は一か月後にキャッシュバックが振り込まれるソフトバンク光がおすすめ。
1年後に事業者変更(MNP)番号を電話で取得
契約した光回線を一年使ってから、乗り換えに向けて事業者変更番号を取得する。
事業者変更番号はそれぞれのソフトバンク光またはビッグローブ光に電話して取得する必要がある。ただ、この段階で
「使い続けてくれたら一年間月額を2,000円お値引きします」
とかで死ぬほど引き留められるけど頑張ってほしい。ただし、月額2,000円オフで納得できる人はそのまま引き留められてもOK。
ビッグローブ光かソフトバンク光にウェブ申し込み
事業者変更番号を取得できれば、申し込み画面でそれを入力しつつビッグローブ光かソフトバンク光にウェブ申し込みを行う。
キャッシュバック情報入力、受け取り
どちらかを契約したらここでもやっぱり指示に従ってキャッシュバック受け取り情報も入力する。普通に自分の名前とか口座番号とかを入力すればOK。入力が完了すれば普通に使いながらキャッシュバックの入金を待つだけでいい。
以下繰り返し
あとはこれを一年ごとに繰り返すだけ。次の乗り換え予定日をグーグルカレンダーにでも登録しておいてほしい。
これでキャッシュバックが貰えるなんてそんな馬鹿な話があるか。と思うけどある。何を言っているのかわからねーと思うがやらなきゃ損なのは間違いない。
工事費と違約金も全額負担してくれる
たしかにソフトバンク光とビッグローブ光がお得になるのはわかった。とはいえ今現在使っている光回線の工事費がまだ残ってるし、今解約すれば違約金だってかかる。という悩みはあるある。
でも安心してほしい。そんなものは乗り換え先の光回線業者が4万円から10万円まで負担してくれるんだ。上の画像はソフトバンク光のキャッシュバックバナーだけど、全社死ぬほどアピールしてくるし万年やってる。
そして光回線の工事費と違約金が10万円を超えることは無い。結局こちら側の持ち出しは出ないって話。
実際俺もビッグローブ光からソフトバンク光に乗り換えた際に工事費の残金が18,000円発生したんだけど、ソフトバンク光に請求書を送ることで全額負担してもらえた。
結局乗り換えは違約金も工事費も気にしないでOK。思い立ったら吉日。
10ギガプランより1ギガプランがおすすめ
ところで光回線の申込ページを見ると転送速度別に1ギガプランと10ギガプランがあって、10ギガプランの方がキャッシュバック金額が少し増えるんだけど普通に1ギガプランで良い。なぜなら1ギガでも十分早いし、何より安いから。
ソフトバンク光もビッグローブ光も集合住宅の1ギガプランが月額4,180円なのに対して、10ギガプランは6,930円もするんだ。月額差は2,750円もある。一年使った差額は33,000円で、このためにキャッシュバック5,000円増額とかだと割に合わない。
なんなら1ギガプランでも4K動画のストリーミング再生は止まらないから安心してほしい。というか10ギガみたいな速度はプロゲーマーか、自宅サーバーを構築してるような特殊な人でない限りは不要。つまりほとんどの人には不要だし、違いも体感できない。それより安さを選ぶべし。
やたらお勧めしてくるのは客単価を上げたいからなんだ。
ルーターは自前で用意すべし
注意点として、頻繁に光回線を乗り換えるなら絶対に自前のルーターを用意しておいた方がいい。
というのも光回線を乗り換える都度ルーターを返却してレンタルしていると毎回のWiFi設定が死ぬほど手間なんだ。それでなくとも俺の家には既に10以上のIoTデバイスがあるのに、光回線を乗り換えるたびに10デバイスの接続を再設定するなんて想像したくもない。
ならルーターはレンタルも返却もせず自前の物を使い続けて、光回線だけを切り替えてしまえばOK。これなら光回線が切り替わってもデバイスの再接続の手間がない。
俺のルーターのおすすめはBuffalo製のエントリーモデルだけど、
Buffalo WiFi ルーター WSR-3000AX4P/NBK
単純にこれしか使ったことないからこれを使ってるだけで拘りは無い。数年おきに買い替えてその時々の最新規格に対応したルーターならどれでも良いと思う。
乗り換えは一年半スパンがおすすめ
ソフトバンク光とビッグローブ光の交互乗り換えは正直最強すぎ。これを一年ごとに繰り返すだけで光回線の月額利用料が1,000円を切るのはやばすぎ。だから超おすすめだし絶対やってほしいんだけど、ただ俺は乗り換えは1年毎ではなく、一年半毎でも良い気はしてる。
というのもブラックリスト入りが怖いんだ。この手法は乗り換え続けられるから最強なのであって、契約を断られたら終わるって話。
巷では1年毎の乗り換えならブラックリスト入りは大丈夫みたいな話もあるけど、当然保証はない。なら一年ごとに乗り換えて最安を狙うよりも安全を取って一年半ごとに乗り換え続ける方が長い目で見てお得になるというのが俺の判断。
こういうお得情報は実践することが重要なのであって、完璧を求めるべきではないというか、80点を100点にする労力は多くの場合割に合わないんだ。
光回線はまともに使う人が損をする
ところでなんでこんなキャッシュバックが行われているのかというとそれは新規ユーザーを獲得するためで、もちろんこのキャッシュバックの原資は既存ユーザーの月額利用料で賄われている。99%の乗り換えない人の月額料金が1%の新規契約者のためのキャッシュバックに回されているというわけ。現在の光回線業界は真面目に光回線を使い続けている人だけが損をするクソシステムだったりする。
逆に言うと皆が皆乗り換えるとキャッシュバックは崩壊するんだ。99%の人が乗り換える側に回れば、各社はキャッシュバックで利益が出せなくなり、月額料金の値下げという真の競争で勝負せざるを得なくなるというわけ。
そしてそれは俺の願いでもある。多くの人にこの事実が伝われば携帯回線と同じように、光回線のキャッシュバック戦争も集結する。いつかそんな日が来ることを夢見つつ抗議の意味も込めて、俺は今後も乗り換え続けたい。
やっぱり光回線は超快適
あと最後にだけど、なんだかんだやっぱり光回線の安心感は最強だと改めて感じる。結局ここが本質。
俺も一時期はスマホのテザリングで家中のスマート家電を賄ったりしていたんだけど、どうしても脳のリソースが食われるのが正直なところ。家に帰る度スマホのテザリングをオンにしないといけないし、たまにダウンロードの調子が悪くなるし、スマホはずっと熱いし、モバイル回線はアップロードが超遅いしで色々気を使いすぎる。
一方光回線を導入すると月額はかかるけど全てが無限。速度も速いし通信も安定するし、なにより外出先から掃除機を動かしたり、家のロックとか監視カメラをチェックできるのが強すぎ。一切の制限がなく全てが快適。光回線の導入は水中から陸地に上がる感覚に近い。
その快適さが交互乗り換えなら月額たった1,000円程度で実現できてしまうという話。なら導入しない手はない。ということで一人暮らしとかも気にせず光回線は導入してほしい。ただし、ソフトバンク光は代理店経由で申し込まないとキャッシュバックが貰えない点に注意。お勧めの代理店は下記。検討を祈る。