マジでヤバイ。これは生産性爆上がりのやつ。また来た。ガジェマガでは今まで何度も少ない出費で生産性を爆上げするライフハックを紹介してきたけど、今日また革命が起こる。
それが今回紹介するモニタ横のマグセーフ充電器なんだ。これは答え来た。視認性良し、充電速度良し、使いやすさ良しの三拍子揃ってる。完璧。憎きスマホ充電器との戦いに俺が終止符を打つべく紹介する。
この記事の目次（クリックでジャンプ）
スマホの充電し忘れは永遠の課題
今やスマホは全人類が手放せないデバイスで、アフリカの子供もスマホで寄付を募る時代なんだけど、そのスマホには未だに毎日の充電が必要。ただ、この充電が思っているより手間で「あ、忘れてた」がマジで頻発する。
幸い最近のスマホは短時間の充電で長時間使えるから昔よりは不便も少ないんだけど、やっぱり充電残量は多い方がいいし、充電の手間は少ない方がいい。
無線充電は楽だけど遅いしミスが多い
そこで登場したのが無線充電で、人類はようやく充電ケーブルをスマホに挿す手間から解放された。はずだった。
ただ残念ながら無線充電もそこまで良いものではなく、充電速度が遅かったり意外と置き場所がデリケートで充電できていなかったりと、「これ色々考慮すると有線のがよくね？」って結局戻った人も少なくないと思う。
qi2×15W充電は最後の希望
その課題を解決すべく登場したのがqi2規格で、15W充電とマグネットを必須化することで無線充電の弱点を克服してしまったんだ。
というのが前回のqi2充電器レビューまでの俺の出来事。記事は下記。
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【MagSafe】無線充電器をqi2スタンドに新調してみた話【15W】
え、iPhone 16 Proって25Wで無線充電できんの？それってもう有線と同じ速度じゃん。ってのが先日のiPhone 16 Proレビューでの俺にとっての最大の発見だった。 待てよ。そういえばGa ...
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qi2充電器は邪魔だし視認性が悪い
ただ、無線充電器は無線充電器で今度はそれ自体が邪魔な存在になったりする。デスク上に置くのは全然スタイリッシュじゃない。でもスマホは置かないといけない。となるとデスク上に無線充電器も置かざるを得ないんだけど目障り極まりない。
しかも結局デスクの隅に置いてしまうと視認性が悪くて着信とかにも気付けないんだ。マジでスマホの充電には課題が多い。
これってトリビアになりませんか？って考えてたら俺ひらめいた。充電器もPCモニタと同じように浮かせばいいじゃん！！！！！と。その結果がこれ。
しかもモニタの横なら視認性も完璧ぢゃん！と。我ながら自分のアイデアに感嘆した。
車載用qi2充電器をモニタ裏に貼り付ける
アイデアが浮かんだならあとは実現すべくモニタ裏に貼り付けられるqi2充電器を探すだけ。
もちろん我々一生懸命探しました。見つかりましたよ、アリエクスプレスで（倒置法）。
それがこれ。貼り付け式の車載無線充電器。
そしてこれをこうで完成。
最適な解決策というのは往々にしてシンプルだったりする。
でも侮るなかれ。これが非常によくできていて、本当にこれ以上の最適解はないんじゃないかと思えるほどの代物なんだ。
車載用だから縦横無尽に曲げられる
まずこの充電器は質感が思っている以上に高い。ずっしり重いステンレス製。
しかも可動部が5か所もある。まず台座。ボタンを押せば360°回転する。
次に支柱には3か所六角クランクで締められる可動部がある。
最後は充電器部分。ここにも3D回転ギミック付き。
つまりこんな角度もできるし、
ディスプレイ裏にこんな風に貼り付けることも可能ってわけ。
微調整も自由自在だから本当にどこにでも設置できる。この柔軟性の高さは嬉しい。
マグネットの吸着力も超強力
ところで浮かして設置するならマグネットの強度も重要になるんだけど、これもバッチリだから安心してほしい。
というか寧ろちょっと強すぎるぐらいに強い。取り付けるときは信頼できる反面、取り外す時が少し大変。
とはいえこの辺りは斜めに剥がす感覚でコツを掴めばなんとかなる。
充電速度は実測12W
ところで本当に15Wでてるのー？って疑問は俺も抱いていて、実際に検証したところ12Wで充電されていた。
15Wには少し及ばないけどまぁこんなもんだと思う。許す。
充電速度はGalaxy S25の場合有線の22Wには劣るけど、なんせ作業中もずっと自然に充電できるから全然気にならない。
モニタ裏への貼り付けがベストアンサー
これをモニタ裏に取り付ければ全人類の生産性は爆上がりする。皆が取り組めばスマホの充電から解放されて日本のGDPも上がると信じてる。
充電器部分に取り付けるケーブルはクルクル巻き付けつつモニターアームの中を通せばOK。
これで表から見ればケーブルの無い素敵なデスク環境が実現する。
しかも根本の関節を緩めておけば不要なときはディスプレイ裏に隠すことだってできてしまう。
全ての要素が完璧にかみ合ってる。感動した！！！！（新次郎パパ）
【欠点】充電ケーブルの取り回しが悪い
この充電器基本的には非常に良い製品でお勧めなんだけど、一応ちょっとした欠点はある。
それが充電端子が台座側ではなく充電器側にあることで、このせいで若干ケーブルの取り回しがかったるい。俺の環境でもこんな感じで現代アートみたいな取り回しになってる。
寧ろちょっとおしゃれ感もあるけど、できれば台座部分に取り付けられたらベストだったと思う。
とはいえこの支柱は支柱で通電してないが故の完成度だからトレードオフな感じもする。
許す。
【欠点】粘着力が超強い。剥がす際は注意
あとこれ欠点なの？って話だけど台座の粘着力がヤバイ。とりもち。
具体的には一度貼り付けると二度と剥がせないくらいの強度がある。引っ張って剥がせば間違いなくモニタ裏か充電器が破損する。
これは3Mの強力両面テープでも同じだけど、剥がすときはタコ糸とか書類用のクリアファイルを使って粘着部分を削り取るイメージで時間をかけて頑張ってほしい。
マグセーフケースを買ってでも導入すべき
初歩的な話だけどこの無線充電器を活用するためにはマグセーフが必要。同封されている対応アクセサリーを今のケースに貼り付けても良いし、対応ケースを別途購入しても良い。
その価値は絶対ある。常に目に入る場所で充電されてる利便性は想像以上で、しかもそれが浮いていて邪魔にならないというのも最高。
手持ちのスマホが5W無線充電にしか対応していないとしても是非導入してほしい。俺は良すぎて2つ目を購入したから奈良と神戸の両物件で設置する予定。これが現状のスマホ充電の答えだと思う。
ちなみに中国AliExpressだと安いけど、Amazonと楽天市場でも同じ商品が売っていたからそっちで買っても良いと思う。
