すんごい高いSanDisk製の外部SSDを購入した。そんなもん買うやつあほだろと思っていたのに(倒置法)。
お値段なんと4Tで6万円。高すぎ。
ということでなぜそんな高い外部ストレージを敢えて購入したのか、実際の使用感はどうなのかを解説したい。
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4TSSDで動画データを安全に引っ越ししたい
今回新たに4TSSDを購入した最大の理由は神戸までの引っ越しに伴って大切なデータを安全に移動したいからなんだ。
というのもなんだかんだ俺のYoutuber歴は5年で、その動画データも膨大。時間の経過で価値を失うレビュー動画以外は大体残していたりする。
結果現在の動画容量は13Tほどで、それらのデータを計20TのNASに保管しているのが現状なんだ。
マジでデータ保管代が馬鹿にならない。
NASのHDDは衝撃に弱い
この20TNASは10TのHDD4台で構成されているんだけど、当のHDDは衝撃に弱いのが難点。
一応データが消えないように細心の注意を払ってプチプチで梱包するつもりではあるけど、とはいえ道中何があるかはわからない。万が一データが消えてしまった場合、損害賠償はあってもデータは戻ってこない。
つまり俺が死ぬ前に病床で見返してニヤニヤするための日本一周前半後半データと親の形見となる帰省動画データが消えてしまうかもしれないという話。その最悪の事態だけは絶対避けたい。その為に4Tの予備用のストレージを6万円も払って追加購入したという流れ。
SSDストレージの値段は全然落ちてない
ところでストレージなんて動画を大量に取り扱うYoutuberか割れ厨くらいしか興味が無いから気付いていない人も多いかもしれないけど、ここ数年ストレージの価格は底打ちしていて全然下がってない。
なぜなら需要が無いから。繰り返しになるけど大容量ストレージなんかは動画を大量に取り扱うYoutuberか割れ厨くらいしか興味がない。
だから低速の1TSSDでも安くて1万円程度はするし、高速SSDともなると4Tで6万円みたいなわけのわからない価格が維持されていたりする。データ保管は思っている以上に金がかかるんだ。
高速SSDは将来内部ストレージとして利用可能
なのに今回俺が敢えて価格が超高い1050MB/秒の高速SSDを選んだのはこの速度なら将来内部ストレージとしても活用できてしまうからだったりする。
というのも一般的なUSB3.0接続のSSDだと実測値は大体300MB/秒が限界。この速度も全然遅くは無いけど外部ストレージの域を出ない。つまりあくまでもデータ保管がメインで、USB3.0のSSDにデータを置いての動画編集とかは厳しくなる。
1050MB/秒は内部SSD並みの転送速度
一方今回購入した1050MB/秒のSSDは違う。Thunderboltで接続すれば1050MB/秒でのデータ転送が可能。つまり内部ストレージ並みの速度での読み書きができてしまう。
だから将来的にも無駄にならない。俺の拡張しまくったノートパソコン構成の一部に組み込むことで
まるで内部ストレージを拡張するかのように使用してしまおうという魂胆。
Thunderbolt接続の構成を解説した記事は下記。
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Type-CハブにセルフパワーUSBハブを噛ませて電力供給した話
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ExtremeProは見た目はおもちゃでも質感は超高い
さて話はEtreme Proに戻る。最初に箱から開けるとまずその小ささにビビる。
スマホより小さいどころかクレジットカードよりも小さい。
更にExtreme Proは防水防塵の耐衝撃にも対応。その為か差し色にオレンジを使ったアウトドアグッズみたいなデザインではあるけど、反面質感は思っている以上に高くて驚く。
これデザインで損してる気がする。届くまではもっとおもちゃみたいな製品だと思ってた。
大きさも小さい分重量も66gと超軽い。
ここに4Tもデータを保存できる。凄い。
読み書きの実測値も1000MB/秒
重要なのはその実測値だけどデータ転送した結果無事1000MB/秒が出た。超早い。これなら将来的に不満なく内部ストレージとしても活用可能で無駄にならない。
発熱すると400MB/秒まで速度が低下
但し案の定ではあるけど1000MB/秒だと死ぬほど発熱する。
実際に俺の環境だと最高で65℃にまで上昇した。伴って転送速度も400MB/秒まで低下した。
とはいえ遅くなって400MB/秒なら実用の範囲内。ありきたりなSSDを追加購入するよりは良い買い物だった気がする。
内部ストレージ拡張にお勧め
超高速SSDと言えばSAMSUNGからも類似製品が出てるんだけど、そっちは2Tまでの製品しかないのが難点。紛失リスクが増えるストレージを無駄に増やしたくないから今回は4Tも選べるSanDisk製を購入した。
こんな高いSSD誰が買うんだよと思い続けていたけど遂に俺が手を出すに至ったのが感慨深い。
確かに価格は高すぎるくらいに高いんだけど、1万円で転送速度の遅いSSDを大量に買うくらいなら高くても内部ストレージとして活用できる大容量SSDを一台買った方が投資が無駄にならない。
長期的な視点で買うならありな買い物だった。と反省してる。ということでデータ保管ではなく、パソコンの内部ストレージを拡張したい人にはおすすめ。
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