パソコン用のスピーカーマジうぜぇ。けどどうしてもスピーカーは必要。
もう少しなんとか、場所を取らない、かつ有線で遅延もない、音質は拘らないからそんなスピーカーはないか。
と探した結果AUX INに対応したBluetooth対応モバイルスピーカー「Harman Kardon ESQUIRE Mini2」を導入したからその葛藤を記す。
パソコン用スピーカーを探している音質に拘らない人の参考にしてほしい。
この記事の目次（クリックでジャンプ）
小さいパソコン用スピーカーがない
最初にも書いたけど俺は全く音質に拘らないタイプで、それ故にツイッターでも意図せず炎上もしたんだけど、
これ完全な偏見だけど有線イヤホンは今や厄介な人を見分ける踏み絵になりつつある気がしてて、やたら新しい物を嫌うか、ITリテラシーが超低いか、音質に拘りが強すぎるか、わずかな音ずれを許せないゲーマーか、利便性より安さを極端に優先する人のどれかで、どれに該当しても癖が強めで身構えてしまう
— トーマス＠ガジェマガ(バイク日本一周中) (@gadgetKaeru) April 12, 2022
ことパソコン用スピーカーとなると安いものでもなぜかそれなりのサイズ感を用意してくることに困っていた。
というのも俺はデスクツアー動画でも言っている通り作業環境にはできる限り物を置きたくない。
それなのにパソコン用スピーカーはやたらとサイズ感が大きいものばかりでデスクのすっきり感が台無しになるのがネックだった。
せっかく綺麗にしてるのにマジでうざい。グーグルホームすらディスプレイの裏に収納しているのに、
パソコン用スピーカーをわざわざ見えるところに置きたいはずがない。左右分離式の有線スピーカーなんてもっての外。
このスピーカー何とかしたい。そうだ、パソコン用のスピーカーではなく有線対応のモバイルスピーカーを買おう。と閃いたのがきっかけ。
Harman Kardon ESQUIRE Mini2
そこで家電量販店に足を運んでAUX INに対応したモバイルスピーカーを探して出会ったのが「Harman Kardon ESQUIRE Mini2」だった。
というか他にほぼ選択肢がなかった。確かSONY製の奴は対応していた気がするけどでかくて高い。
しかもAUX INの対応非対応情報がどこにもまとめられていない。多分AUX INなんか需要がないんだと思う。需要がない機能に対応してくれてありがとうHarman Kardon ESQUIRE Mini2。
安心のHarman Kardon
そもそもHarman Kardonなんてメーカー知らねぇよって人はほとんどいないとは思うけど、実は俺は昔からスピーカーといえばHarman Kardon製を積極的に選択するくらいHarman Kardonのファンだったりする。
日本だとソフトバンクがばら撒いたONIX STUDIOが有名だけど、
地味にベンツのスピーカーとして採用されていたり、多数のスマホとかパソコンのスピーカーを監修していたりする実績のあるアメリカの音響メーカーなんだ。
ちなみに現在は買収されてサムスン傘下で、グループ内にはJBLとAKGもあったりする。
そんなHarman Kardonは多数の成功作と失敗作を市場に投入していて、頻繁に安売りされていることでも有名。今回のHarman Kardon ESQUIRE Mini2もそんな失敗作のうちの一つ。Harman Kardonには今後も頑張ってほしい。
モバイルスピーカーをパソコン用に
さて今回はこのHarman Kardon ESQUIRE Mini2をパソコン用スピーカーとして活用する。といってもやることはシンプル。最初にも書いた通りHarman Kardon ESQUIRE Mini2は数少ないAUX INに対応したモバイルスピーカーだから、
ここをパソコンと繋げば終わり。
特筆すべきはそのサイズ感で、6.1インチのiPhone13Proと並べてもこんなにも小さい。
一応モバイルバッテリーとしてスマホも充電できるクソどうでもいい機能にも対応していたりする。こういう無駄な機能も失敗作多めのHarman Kardonぽい。
重量も250グラムといざという時の持ち運びにも対応できるのが嬉しい。
このボディからHarman Kardonらしい中音域強めの声が聞き取りやすい音が大音量で出る。ここはやっぱり安心のHarman Kardon。
ディスプレイからスピーカーに出力する
Harman Kardon ESQUIRE Mini2への出力はパソコンから直ではなくディスプレイを介する。
これによってディスプレイに出力されるパソコン1、パソコン2、スマブラの全ての音をHarman Kardon ESQUIRE Mini2に出力できるというからくり。
俺が使っている最強に色が正しくて最強に価格が高いBenQのSW271ディスプレイはスピーカーがついていない代わりにAUX OUTがついているからここにオーディオケーブルを接続する。
あとはこの線をHarman Kardon ESQUIRE Mini2のイヤホンジャックに接続すれば完了。ちょろい。
あとはスピーカーをデスクに固定すれば終わり。
最強に色が正しく価格が高いディスプレイのレビュー記事は下記。
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ESQUIRE Mini2をデスクに固定する
Harman Kardon ESQUIRE Mini2は当初グーグルホームと同じようにディスプレイの裏に設置して存在感を完全に消す予定だったんだけど、都合よく背面にスタンドがついていた。
これをエルゴトロンモニターアーム根本のケーブルを結束してるマジックテープにはめ込むと
それっぽくいい感じに仕上がったからこれで行くことにした。
パソコン用スピーカーがこのサイズ感に収まるのは嬉しい。デスクがすっきりした。
とりあえずしばらくはこれで運用する予定。
モバイルスピーカーをパソコン用に活用するデメリット
もうすでに2か月ほどHarman Kardon ESQUIRE Mini2をパソコン用スピーカーとして活用していて、ほぼほぼ満足しているんだけど一部不満もあるから最後にそれだけ書いておく。
というのもモバイルスピーカーはモバイルスピーカーとして活用されている関係上、一定時間を経過すると自動で電源が切れてしまったりの独自仕様が結構ある。そのあたりの使用感。
基本的には常時オンで使える
最初に心配した勝手に電源が切れないか問題はHarman Kardon ESQUIRE Mini2に関しては大丈夫だった。
Type-Cの充電ケーブルを接続して電源をオンにすると手動でオフにするまでは電源が切れないから、永遠にオンで活用できている。
音量が小さいと有線を認識しない
一点不満なのが、AUX INの出力が小さすぎると自動で待機状態になってしまうことなんだ。対策として、入力側の音量を最大にして、Harman Kardon ESQUIRE Mini2で音を調整すれば防げる。
それでも2秒ほど無音状態が続いてしまうと復帰まで0.5秒ぐらいかかる。これが微妙にストレスだけど慣れた。
Bluetoothと有線の同時活用は無理
Harman Kardon ESQUIRE Mini2はBluetooth対応のモバイルスピーカーで、本来はBluetoothで使われることを想定しているんだけど、Bluetoothと有線の同時利用は無理。
Bluetoothを接続すると勝手に有線が切れる。有線スピーカーとして使いながらスマホで音楽は流せないから注意。
オーディオ環境は整理整頓予定
俺は音質に拘らないあまり音に関しては今まで超適当だったんだけど、入力機器と出力機器が多い割に全然整理整頓されていなくて不便だった。
今回はオーディオ環境改善の一環としてHarman Kardon ESQUIRE Mini2を導入したけど、今後ミキサーを活用して音の入力出力環境をもう少し整える予定。それはまた後日記事化したい。
数少ないAUX IN搭載のモバイルスピーカーHarman Kardon ESQUIRE Mini2がパソコン用としても活用できることは人柱になって確認できたから、でかいスピーカーを買いたくなくて困ってる人は参考にしてほしい。
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