カメラは持ち運びたいけどカバンにそのまま入れるわけにもいかない。とはいえカメラ用に作られたカメラバッグは選択肢が限られてしまう。できれば今あるカバンをカメラバッグとして使いたいという人に役立つのがカメラ用のインナーケースだ。
今回カメラ本体とレンズ1本のみを持ち運びたいという俺みたいなライトユーザーにぴったりのクッション性の高いポーチを購入したから紹介したい。
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カメラの課題は持ち運びの難しさ
カメラはとにかく持ち運びが手間だ。一日の外出であればストラップで首からぶら下げておけばいいんだけど、長期的な旅行でカメラを肌身離さず持ち歩くのは難しい。街中を歩いているときはこんな感じでもいいんだけど、
カメラが体に巻き付いている状態は負担も大きいから、撮るものが無い移動中はカメラをカバンの中にカメラをしまっておきたい。
カメラは持ち運ぶものなのに高いし壊れやすい
俺が現在使っているカメラはα7Riiなんだけど、これがまだ今現在の中古相場で10万円強もする。カメラはすごく高い。絶対に壊したくない。
そんな高いカメラは独特の形状から持ち運びには全く向いていないんだけど、カメラを持ち歩かないと肝心の撮影ができないから本末転倒。
カメラを持ち運ぶためになにも収納せずにそのままカバンに入れてしまうとカバンの中で暴れて傷だらけになってしまうし、最悪レンズマウント部分に負荷がかかって壊れてしまう可能性もある。カメラを日常的に使うためにはその持ち運びが課題になる。
α7Riiを購入した感想をまとめた記事はこちら。
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カメラバッグを新調するのはもったいない
カメラはとにかく持ち運び大変。そんなカメラの収納に特化して作られたのがカメラバッグだ。
カメラバッグはマジックテープで自由にスペースを変えられる分厚いインナースペースでカメラがカバンの中で暴れないように抑えながら保護できる作りになっている。カメラの安全性を一番に考えて作られたカバンだ。
実は俺も昔アマゾンでカメラバッグを購入していたんだけど、俺が購入したカメラバッグはサイズが小さすぎてカメラ以外の荷物がほとんど入らず、長期的な旅行には使えない。長期的な旅行にカメラを持っていくのであれば収納力があるカメラバッグを別途購入する必要がある。
お気に入りの鞄をカメラバッグとして活用したい
とはいえ今使っているお気に入りの鞄があるのであればそれを活用したい。カメラを持ち運ぶためだけにカメラバッグを買うのは金の無駄だし、カメラバッグに限定するとデザインも限定されてしまう。
昔アマゾンで購入したカメラバッグのレビュー記事はこちら。
カバンを選ばないETSUMIキルティングポーチ
カメラバッグは新調したくないし、今使っているカバンで安全にカメラを持ち運びたい。そんな要望に応えて生み出されたのが今回紹介するETSUMIのカメラ用キルティングポーチだ。
ETSUMIキルティングポーチはカメラを守るためにそこそこ厚めの生地で作られていて、手に持ってもしっかりとしたクッション性感を感じる。
なんといってもうれしいのはそのサイズ感で、標準レンズを取り付けた状態のα7Riiがすっぽり収まる(写真はα7Riiとほぼ同じサイズのK-5)
ETSUMIキルティングはカメラを収納するために作られているから、ポーチの底は広めに作られていて、レンズを上向きにカメラを入れた状態でぴったり収まる。
無駄なスペースを取らないコンパクトなデザインが嬉しい。
HAKUBAのカメラインナーケースは大きすぎ
カメラの収納といえば、どんなカバンもカメラバッグに変えてしまうHAKUBAのインナーケースが有名なんだけど、α7Riiを収納できる物だと400サイズになるから大きくなりすぎてしまう。実際にHAKUBAのインナーケースにカメラを入れるとこんなにスペースが余る。
HAKUBAのインナーケースはメインレンズとは別にサブレンズを持ち運ぶ人にはぴったりなんだけど、標準レンズしか持ち歩かない俺みたいな人には嵩張り過ぎる。HAKUBAのインナーケースは防御力が高い反面荷物になるのが欠点だった。
実際にETSUMIキルティングポーチとHAKUBAのインナーソフトボックス 400を比較するとこれくらい大きさが違う。
普段の外出なら気にならないかもしれないけど、少しでも荷物を減らしたい旅行だとこの大きさの差は死活問題になる。
ETSUMIキルティングポーチはミラーレス一眼に丁度いいサイズ感
今回購入したETSUMIのキルティングポーチはレンズを取り付けたミラーレス一眼に最適な大きさと形状で、メインレンズとカメラしか持ち歩かない人にとっては丁度いいサイズ感になる。
カメラを入れたポーチを普段使いのカバンに入れれば、カメラがカバンの中で暴れて傷が付くこともないし、ある程度の衝撃はポーチが吸収してくれるから安心。
これで普段使いの鞄とかリュックをカメラバッグとして活用できるようになる。
ETSUMIキルティングポーチはレンズキットの持ち運びに最適
一般的なカメラバッグとかカメラインナーケースは本格的なカメラユーザーを想定したものが多くて、レンズ1本という気軽な持ち運びを想定していない。その分大きく重くなりがちなんだけど、ETSUMIのキルティングポーチはまるでお弁当箱用ポーチのような最低限のサイズと形で気軽に大切なカメラを持ち運べるのが嬉しい。