なんでもこの世には巻き取り式充電器なるものがあるらしい。今まで俺は当然のように充電器とは別にケーブルも持ち運ぶものだと思っていたんだけど、それが巻き取り式充電器なら一つで済むんだとか。
それってあり?もしかして荷物減る?ひょっとして生活がよくなるんじゃない?って思ったんだけど、調べてみると有象無象の中華メーカーしか出してなくて選ぶに選べない。
ということでそれらの違いと特徴をまとめつつどれを買うかこの記事で検討したい。
この記事の目次(クリックでジャンプ)
充電器市場は完全にネタ切れ状態
そういえば一昔前はコンセント一体型モバイルバッテリー充電器的な商品が乱立してたのに今度は巻き取り式?充電器業界節操なさすぎない?って認識の人も多いと思う。
というのも最近の充電器はいよいよネタ切れで、出力、軽さ、薄さの追求が天井に達したから付加価値での戦いに入っていたりする。
実際俺が現在使っている充電器も65Wなのにこの薄さと
軽さで
正直なんの不満もない。これで良くね?って思ってるし、そもそもあらゆるガジェットのバッテリー持ちがいい現代社会でモバイルバッテリーを持ち運ぶことに冷ややかな目を向けている。
それを力説した記事は下記。
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そもそもモバイルバッテリーは多くの現代人にとっては既に無用の長物なんだ。
コンセント一体型モバイルバッテリーは無駄
だから俺はコンセント一体型モバイルバッテリーには懐疑的だったりする。
せっかく充電器を小さくできたのに、そこに不要なモバイルバッテリー機能を付けて重く、不便にしてるだけだと思ってる。
そんな物に金をかけるくらいならバッテリー持ちの良い最新ガジェットに買い替えるべき。その方が確実にQOLは上がるはず。
ケーブル一体型充電器が登場
ただ最近はモバイルバッテリーではない付加価値を実装した充電器が増えていて、それが最初にも書いたケーブル一体型の充電器なんだ。要は
「どうせ充電器とケーブルを持ち歩くなら1つにしてしまえばいいじゃない」(トーマス:1986~)
というシンプルな発想。
とはいえ目の付け所は全然悪くない。なぜなら巻き取り式充電器は明確に手間と荷物が減らせるから。元来充電器ってのはそれ単独で使うことはできず、充電するためには必ず別途ケーブルが必要だった。
だから俺は必ず充電器とは別に2mのケーブルを持ち運んでいるんだけど、巻き取り式充電器ならケーブルを減らしつつ毎回充電器にケーブルを挿す手間まで削減できるかもしれない。工程を減らせるなら明確に生活が便利になるんじゃないかと思った次第。
ということで買いたい。からどれにするか考えるのがこの記事。
巻き取り式充電器の選び方
買うと決まればあとはどれを買うかだから選ぶポイントを羅列するとざっくり下記。
- 出力(65W確定)
- 形状(薄型は存在しない)
- 巻き取りケーブルの長さ
- 追加ポート数
- 重量
この中でも出力は俺のノートパソコンも充電できる65Wを選択。更に今の巻き取り式に薄型は無いからそこは一旦諦めて、それ以外の要素で検討する。
で、Amazonで検索して出てきたのが下記。
65W | ケーブル長さ | 追加ポート | 重量 | 価格 |
UGREEN | 69cm | 2 | 200g | 5680 |
ノーブランド | 75cm | 2 | 不明 | 2499 |
TOPADRE | 85cm | 2 | 不明 | 2849 |
Mcdodo | 65cm | 2 | 不明 | 4799 |
ノーブランド2 | 80cm | 1 | 94g | 2999 |
TORRAS FlexLine | 100cm | 1 | 153g | 8499 |
ノーブランド3 | 70cm | 2 | 160g | 2849 |
Shell | 70cm | 2 | 不明 | 3299 |
GEWUCHARGER | 65cm | 2 | 不明 | 2290 |
EcoFlow RAPID | 70cm | 2 | 不明 | 5991 |
Baseus EnerCore | 80cm | 2 | 不明 | 9480 |
ノーブランド4 | 80cm | 2 | 145g | 3490 |
なんと12製品もあるのに知ってるメーカーがUGREENだけという惨劇だった。しかもほとんどのメーカーが重量を書いていない。
というか謎中華メーカーがまともな重量を記載しているとも思えず、数少ない記載重量もあってるか不明。なんならまともな安全管理がなされているかも不明。とにかく情報が少なすぎてどうやって選べばいいかわからない。
4,000円以上の製品を省いてみる
情報がないならシンプルに安い物を選ぶべき。ということで4,000円以上の製品を省いたのが下記。
65W | ケーブル長さ | 追加ポート | 重量 | 価格 |
ノーブランド | 75cm | 2 | 不明 | 2499 |
TOPADRE | 85cm | 2 | 不明 | 2849 |
ノーブランド2 | 80cm | 1 | 94g | 2999 |
ノーブランド3 | 70cm | 2 | 160g | 2849 |
Shell | 70cm | 2 | 不明 | 3299 |
GEWUCHARGER | 65cm | 2 | 不明 | 2290 |
ノーブランド4 | 80cm | 2 | 145g | 3490 |
7製品まで絞れた。この中から選ぶ。
まずは公称重量驚異の94gでありながら80cmものケーブルを積んでるノーブランド2を選択。
更にスペックは普通ながら現在の出力を液晶表示できるノーブランド4も選択。この二つを購入した。
なんと両方ともに明日の午前中に届いてしまう。ゴミを捨てたいだけなのではないかと逆に不安になるスピード感だった。
巻き取り式充電器は驚異のコスパ
というか色々まとめていて思ったけど、巻き取り式充電器はコスパが驚異的すぎる。
一昔前なんて65Wの充電器だけで5,000円とかしたのに、巻き取り式充電器はType-Cケーブルまでセットになって3,000円を切ってしまう。何かの間違いとしか思えない価格で販売されてる。
その分安全性に不安が残るけど、とはいえ充電器とケーブルがこの価格で販売できてしまうならそらAnkerは参入に二の足を踏むわけだわと思った。充電器市場はもはや価格がチキンレース過ぎて旨味が無さすぎる。
充電ケーブル80cmはちょっと短いかも
懸念点は充電ケーブルが長くても80cmという部分で、一般的な充電ケーブルは0.8mに対して、パソコンを充電する際のケーブルだと2mとかも割と使うことだったりする。
もちろんコンセントが近いなら良いけど特にホテルとかだと常に身近にコンセントがあるわけでもなく、結局万が一に備えて2mのケーブルを持ち歩かないといけない気もしてる。
とはいえ実家とか、行きつけのカフェとかコンセントの位置を把握している場所に行くときの荷物は軽量化できそう。なんせ143gが94gになるかもしれないと思うだけでテンションが上がる。生活が便利になったら嬉しい。
届いたら近日レビュー予定
ということでまたしばらく使ってから使用感をレビューしたい。今回は短いけどこの辺で終わる。
なんせ手元に物が無い。だから何も語れない。本当にすまないと思ってる。許してほしい。
購入した巻き取り式充電器と最後まで選考に残った巻き取り式充電器は下記。
65W | ケーブル長さ | 追加ポート | 重量 | 価格 |
ノーブランド | 75cm | 2 | 不明 | 2499 |
TOPADRE | 85cm | 2 | 不明 | 2849 |
ノーブランド2 | 80cm | 1 | 94g | 2999 |
ノーブランド3 | 70cm | 2 | 160g | 2849 |
Shell | 70cm | 2 | 不明 | 3299 |
GEWUCHARGER | 65cm | 2 | 不明 | 2290 |
ノーブランド4 | 80cm | 2 | 145g | 3490 |