昨今は街中で当然のように見かける監視カメラだけど、最近では無線通信とカメラの普及により家庭用の監視カメラも普及していて、一般家庭の監視カメラ設置も一般化しつつある。
もちろん俺もそのうちの一人で、自宅と事務所と実家の3拠点に監視カメラを設置しているんだけど、これが思っている以上に良い。
ということで今回は実際に監視カメラを7台も設置してみて初めてわかったその利便性を解説したい。
この記事の目次（クリックでジャンプ）
俺の7代の監視カメラの設置状況
さてまずうちの監視カメラの設置状況から簡単に解説すると、取り付けている監視カメラは下記。
- Ring×3
- Switchbot×1
- Imou×3
自宅、事務所、実家で合計7台の監視カメラを設置している。なぜこれだけブランドがわかれているのかというとシンプルに検証のために買ってしまったからで、その中から使いやすい物を選んだという流れ。
たくさんの監視カメラを購入した記事は下記。
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Ringは通話性能が超高い
まずRingは月額課金が必須な代わりにデータがクラウド上に保管されるのが強み。万が一カメラを持ち去られてもデータをあとから確認できる。だから最重要拠点にはこれ。
だけでなく、通話性能が高いのもRingの魅力なんだ。Ringは他の監視カメラと違ってマイクとスピーカーの質が高いのか、音声の聞き取りにくさが少なく、まるでLINE電話のように快適に通話できてしまうのが良い。
Imouは複数台のリアルタイム視聴対応
次にImou製の監視カメラは無料なのに複数台のリアルタイム視聴に対応するのが魅力。つまり不要なスマホまたはタブレットを監視モニターとして利用できるようになる。
その方法を解説した記事は下記。
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しかもデータ保管はカメラ内のSDカードだからやっぱり無料。
ということで最重要拠点ではない視点を常時監視するために使用している。
SwitchBotは事務所用
最後のSwitchBotカメラはシンプルに事務所用。ここだけSwitchBot製のカメラを使ってる理由はシンプルで、事務所ではスマートキーもSwitchBotを使っているから。
つまり同じアプリで鍵とカメラを管理できるというからくり。もちろんデータ保管はSDカードだから無料。
月額課金はRingに1,400円
ということで悔しいけど現状の俺は監視カメラに月額課金をしている。実家のRingと自宅のRingで合計課金額は1,400円ほど。
安くはないけど通話性能が超高くて便利だし、カメラを持ち去られても映像を確認できるから、万が一のことを考えると外せない。悔しい。
ということでここからは実際に監視カメラを設置して実感した意外なメリットを解説していく。
【メリット①】安全確認できる
まず監視カメラをつける最大のメリットといえばやっぱり安全の確認になる。というか監視カメラってそもそもこのために存在してるから原点にして頂点って感じ。
監視カメラがあれば外出先から室内の状況をチェックできる。空き巣に入られれば確認できるし、帰宅前に室内の確認が可能。安全を確保できるし、そもそも外から見える監視カメラが抑止力になるって流れ。
実際俺は現在毎週自宅と事務所を行き来しているんだけど、事務所に戻る前は必ず監視カメラの映像をチェックして誰も部屋に侵入していないことを確認していたりする。やっぱり安心ってわけ。
もちろんスマートロックも設置してるからドアの開け閉めの通知はスマホに来るんだけど、更に映像でダブルチェックできればなお良いってこと。
【メリット②】家族の無事を確認できる
上でも書いた通り俺は週ごとに自宅と事務所を行き来している。ということは一週間は自宅を開けているんだけど、その自宅には妻と子供がいる。
つまりその間は俺が妻と子供を守ることができず不安なんだけど、なら事務所から自宅を常時モニターしてしまえば良いという話。
これなら空き巣、暴漢が入ってきても音声で対応できるし、万が一子供が何かを誤飲して死にかけていても助けを求められるという流れ。監視カメラは万が一に備えるためにある。
【メリット③】赤子の突然死を防げる
ところで監視カメラは構造上見守りカメラと全く同じだったりする。ということで我が家ではベビーベッドに一台監視カメラを設置していて、それを常時リビングのタブレットで監視できるようにしてる。
特に生後1年までの赤子はうつ伏せによる突然死が起こりうるから、どこでも生きていることを確認できる安心感がある。動いてればセーフ。
【メリット④】うんこしてる時も安心
上でも書いた通り俺は1週間子育てを妻に完全に任せているんだけど、妻も常に子供を見れるわけではない。もちろん妻だってうんこはするし、風呂にも入るし一人で寝転がったりもする。
で、例えばうんこしてる時は完全に子供から目を離すことにはなるんだけど、それでも監視カメラがあればトイレから遠隔で子供の状況を確認できるというわけ。
何かを誤飲した際に気付ける可能性を上げられるし、子供が死ぬ可能性を少しでも下げられれば嬉しい。
【メリット⑤】一方的に通話を開始できる
最も便利なのがココ。監視カメラを取り付けていると一方的に通話を開始できるんだ。
もちろん通話なんかLINEでやればいーぢゃんって話なんだけど、多くの人はスマホをマナーモードで運用してるし、常にスマホに付きっきりってわけでもない。そんな時に相手の受話を必要としない監視カメラが役立つってわけ。
だから俺は妻に急ぎの連絡をするときはまずLINEではなく監視カメラをチェックする。で、監視カメラの近くに妻がいればそのまま監視カメラで話しかけるという流れ。相手もスマホを見ることなく通話できるからやりとりが早いんだ。しかもRingは上でも書いたけど通話音質が非常に良い。お陰で不便なくLINE電話に代用できているというわけ。
今までは万が一に備える話ばかりだったけどこれは違う。日常的に使うし明確に便利になる。
【メリット⑥】言った言わないを潰せる
一方これはできれば避けたい使い方だけど、夫婦生活に限らず共同生活をしてるといつか必ず揉め事は起こる。その紛争の解決手段としても監視カメラは役立つんだ。
なぜなら監視カメラは常時録音もしてるから。つまり言った言わない論争は監視カメラをつけた瞬間に終わる。撮影されてるデータを確認すればそれでおしまい。
これが良いのか悪いのかはわからないけど監視カメラがあればある程度白黒ははっきりつく。実際我が家でも監視カメラの映像で一度紛争を解決できていたりする。
とはいえ夫婦にとって明確に白黒つけることが必ずしも良いことだとは限らないからこの辺の使い方は任せる。こういう使い方もできるって話。
【メリット⑦】事後的に行動を確認できる
上の言った言わないと似てるけどこれは自分用。監視カメラがあれば自身の
「あれ？俺やったっけ？」
も潰せる。なぜなら常時録画されてるから。
だから自分が何を何時にやったかまで確認可能。ミルクあげたっけ？おむつ替えたっけ？何時だっけ？も監視カメラを見れば一発で解決可能。意外に助かる。
【メリット⑧】子供の喧嘩を抑止できる
最後は未来の話になるけど、監視カメラがあれば子供の無駄な喧嘩も減らせるだろうなとは思ってる。
特に子供はまだ倫理観と道徳観の薄い残酷な生き物だから平気で嘘をつくし物だって盗む。兄弟姉妹間でも争いは絶えないだろうと予想してる。
んだけど、そんな時でも監視カメラがあれば事後的に確認できるし、確認できるとわかれば嘘もつかなくなる。結果紛争解決までのコストを下げられると予想している。
まぁ子供側も監視カメラがある前提で悪事が巧妙になる可能性も無きにしもあらずだけど、それはそれで工夫と成長に繋がるから良しとする。
監視カメラは見守りカメラでもある
という感じ。もちろん俺は家の外にもカメラを向けているんだけど、空き巣と暴漢対策で家の中に向けたカメラが思わぬ活躍を見せてくれていて、それが思っている以上に日常生活に役立ってくれたから周知したいと思った次第。
そもそも家の中に監視カメラってやってることディストピアすぎない？って言われると確かにそんな気もするんだけど、とはいえ家族に家の中の俺を見られて困るようなこともないからどうぞご自由にって感じ。寧ろ拒否する方がヤバいと思う。
それ以上にうんこしながらちびっ子の安全を確保できたり、一方的に通話を開始できたりのメリットが遥かに上回った結果、徐々に我が家に監視カメラが増えていったという流れ。
Imouのリアルタイムモニターは無料
しかもRingを選ばなければ基本的には無料なのが強い。中でもImouの複数台リアルタイム監視が非常におすすめ。だからとりあえず家中の共有空間に設置して、皆にアカウントを共有しつつ、皆で見守り安全確保に努めるのがこれからの時代の最良の運用方法だと思う。
ということで俺はまた時代の先へ行く。高見で待ってる。
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