ぼーっとXを眺めてるとある日とんでもないポストが流れてきた。それが下記。
ガスト、お一人様席での2画面セットアップの様子。
※アスペクト比16:10の16インチ（QHD）2枚で22.2インチ相当 pic.twitter.com/nwACRnkOxe
— kay (LiNEA.keyFreaks) (@i_love_diy_00) April 20, 2025
そして俺これ見て思った。すげー！！！！これで作業効率爆上げや！！！！って。
だから俺もやってみた。ということでその所感を語る。
この記事の目次（クリックでジャンプ）
キーボードのデッドスペースを活用したい
まず俺の今の家での作業環境はこんな感じ。ノートパソコンは引き出しの上、ディスプレイは27インチ4K一枚を仮想デスクトップで2枚として利用しつつ、モニタの隣に無線充電器、マウスは変態SlimBlade Pro、キーボードは激安エレコムミニキーボード2台を左右に並べて椅子はバランスボールと、なるべく余計なものは足さずに快適な作業環境を作ってるつもり。
ただ、これを外に持ち出せるはずもなく、外出先ではどうしてもこんな感じになる。
もちろんこれでも十分変だし快適ではあるんだけど、ノートパソコン本体部分が無駄じゃね？って思った。
いやディスプレイの足にはなってる。だから無駄ではない。ただ、もう少し何か活かせないかと思ってたところで出会った動画が下記だったという流れ。
ガスト、お一人様席での2画面セットアップの様子。
※アスペクト比16:10の16インチ（QHD）2枚で22.2インチ相当 pic.twitter.com/nwACRnkOxe
— kay (LiNEA.keyFreaks) (@i_love_diy_00) April 20, 2025
これは波、来てる。確実に。なら乗るしかない、このビッグウェーブに（倒置法）。
謎中華のモバイルモニタを購入
ところで先日別の記事で紹介したマグセーフモバイルバッテリーと同じように、実はモバイルモニタも謎中華の魔窟だったりする。
Amazonを見ても魑魅魍魎だらけ（⇒ 参考）。というかそもそもモバイルモニタに需要がない。なぜなら使い道が無いから。しかも差別化も無理。だからまともなメーカーは作らず、謎の中華メーカーが制圧してる状態。
つまりどれが良いとか選ぶポイントとか品質とか全て不明。しかもこれといった製品も無いからウェブ上にまともな情報もない。魔窟。
選べねーって思ったけど選ぶしかないからとりあえず選んだのがこれ。
とりあえず2Kあれば最悪何かに活用できるか程度で選んだ。あと安さ。
届いたモバイルモニタはバッテリーも入ってないから激薄。
重量も379gと超軽い。
そら画面だけだから構造が超シンプル。激安中華メーカーに蹂躙されるわけだわと思った。
一応VESAマウントには対応するから最悪普通にモニタとしても利用可能。
でも1万円も払うなら普通にディスプレイ買った方がマシで、やっぱり需要はない。
Type-Cケーブル一本で接続が完結
本筋に戻る。モバイルモニタが手に入ればあとはノートパソコンとつなぐだけ。これで夢の省スペースデュアルディスプレイが実現する。
といっても接続方法も非常に簡単で、最近のノートパソコンは多くがディスプレイ出力対応のType-C端子を搭載する。つまりノートパソコンのType-C端子とモバイルモニタのType-C端子をディスプレイ出力対応のType-Cケーブルで接続すれば完了する。
電源すら不要。こんな短いケーブルだけで接続が完結してしまう。
便利な時代になったと思う。
更に俺の場合は先端をマグネット式にして、取り付け、取り外しも一瞬で完結するようにした。
購入した製品は下記。
これで今までと全く同じスペースでデュアルディスプレイを使える。
超目立つけど作業効率が上がりそうで嬉しい。
使い勝手はデュアルディスプレイで良好
安もんの謎中華モバイルモニタとはいえモニタはモニタで使い勝手は思っている以上に良好。
モニタを接続した瞬間PC側に認識されるから設定で配置を上下にすれば何不自由なく直感的に使えてしまう。
当然作業領域は2倍になるから、下でエクセルファイルを広く参照しながら、上で文章作成とかも全然できる。
380gと軽いし接続も簡単で安定するし非常に実用的。これなら外での作業効率も上がりそう。
デュアルモニタより仮想デスクトップが便利
ただ、なら俺は使うかと問われると使わない。
いや、昔の俺なら小躍りしながら使った。でも今は要らない。なぜなら今の俺は強すぎるから。もうモバイルモニタが要らない身体を作ってしまったから。
というのも俺は既に一画面での作業に拘って仮想デスクトップをフル活用できる環境を構築してしまっているんだ。今の俺は1画面を2画面のように使える。
実際に実演している動画は下記（14:05~）。
この圧倒的な便利設定の前ではもはや物理的な2画面は不要。1画面で十分すぎるから2画面目を持て余してしまう結果になった。
俺の仮想デスクトップの構築方法を解説した記事は下記。
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結果2画面目を持ち運ぶ手間だけが残った。わざわざ画面を持ち運んで、狭いカフェで必死にセッティングして、なにも便利にならない。だから使わなかったという話。
大画面での参照が必要な人にはお勧め
逆に言うと大画面で参照しながらの作業が必要な人であれば普通にお勧めできる。例えばエクセルファイルなんかは広く表示した方が作業が捗る。
広い領域と広い領域の平行表示が必要な人はモバイルモニタでのデュアルモニタ化が火を吹くと思う。しかも導入コストも安い。嬉しい。
ただ、元も子もないことを言うと、そんな大変な作業なら家でやれよって話でもある。わざわざ不便な外でデュアルディスプレイ環境を構築する需要はニッチ過ぎるって話。
外での2画面に夢はあるけど必要ない
案の定モバイルモニタは無駄になったけど夢は見れた。こんなことができる。ここまで来た。それがたった一万円でってのはシンプルに楽しい。ゴミになることを見越して1万円のモバイルモニタを選んだ自分を褒めてやりたい次第。
と同時にASUSとかが出してるデュアルモニタノートパソコン（30万円）がいかにアホな選択肢かがよく分かった。
いや、アイデアとチャレンジ精神は悪くない。ただ時代が悪い。こんなの買うなら1万円でモバイルモニタ買った方が100倍マシ。
ということで外で2枚の大画面を参照したい、もしくは今現在既に参照している人には非常におすすめの選択肢ではある。なんせ省スペースで場所を取らない。結構革命的。
ただほとんどの人は俺と同じように仮想デスクトップ環境を構築すれば済む話だと思う。こっちの方が荷物も少ないし楽。しかも作業性も変わらない。実際に実演している動画は下記（14:05~）。
ということでお勧めしないんだけど、とはいえ俺はアフィリエイトブロガーだから一応製品リンクは貼っておく。参考にしてほしい。
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