2020年10月10日にエアウィーブのS01を導入してからなんだかんだ1年以上使っているんだけど、この前新しいマットを探している母親にエアウィーブをお勧めしてしまった。つまり一応気に入ってしまっている。
そもそもマットなんて買う機会はほとんどないだろうし、検討している人もほぼいないとは思うけど、睡眠は人生の3分の1だから拘るに越したことはないらしい。
とそれっぽい理由をつけてエアウィーブを一年使った感想をまとめていく。
この記事の目次（クリックでジャンプ）
「硬い」は身体に良い
まずなぜ俺がエアウィーブを母親におすすめしたかと言うと、エアウィーブが驚くほど硬いからなんだ。
そもそもマットとかクッションとか椅子とかは柔らかい方が良い。という先入観があったんだけど、実はそうではないらしく、高いクッション性が逆に体に悪さをするパターンも多いらしい。
というのもクッション性が高いと体に負担のかかる体制でもクッションが支えてしまう。結果うちの親は柔らかいマットで負担がかかり続けた腰が動かなくなって、医者に硬いマットに変えてくださいと言われるに至った。そしてエアウィーブを購入したという経緯。
硬いと正しい姿勢が保たれる
確かに言われてみればその通りで、俺がエアウィーブで寝た最初の感想も「硬っ」だったんだけど、硬いが故に沈まないから体の負担が分散する。
硬いからいつもの姿勢で寝れず微妙に体は痛いんだけど、そのいつもの姿勢こそが爆弾を進行させる諸悪の根源で、エアウィーブの姿勢こそが正解っぽい。
つまり目指すべきはエアウィーブで寝て痛くない身体であって、エアウィーブで寝れば自分の体の異常を発見できるというからくり。
そして原因が分かればあとは対処するだけ。爆発する前に処理できれば未来は明るいという話。つまりエアウィーブは硬いから良い。
というのが俺が親にエアウィーブをおすすめした理由。倒れられると無駄に金がかかるから健康でいてほしい。そのために爆弾の進行を止めつつ改善に取り組んでほしいという願い。
ちなみにエアウィーブの購入に俺は一切の金を出していない。
アーロンチェアも超硬い
硬さの良さはアーロンチェアでも全く同じことを感じていて、アーロンチェアに座ると俺の左肩がもろに痛むんだけど、それは俺の左肩が爆弾を抱えているからに他ならない。
なぜならアーロンチェアは正しい人間の姿勢に沿うように作られているから。アーロンチェアに沿えないということは俺の体が正しくないということ。これもエアウィーブと同じで痛いからこそ爆弾の進行に気付けて対処できるようになるという話。
これが以前使っていたAKRacingのゲーミングチェアでは全く逆で、クッション性が良すぎるあまり悪い姿勢を庇いすぎた。結果俺の左肩の爆弾は進行の一途を辿るに至った。
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そういえば痛みは体の危険信号だった。痛みを解決したいなら庇うのではなく抗う方法を模索するしかない。目先の安らぎは負債を先送りするだけ。
ということで今ではなんだかんだアーロンチェアも良い買い物だったんだと思ってる。
ちなみにアーロンチェアに後から取り付けた社外品のヘッドレストはマジで意味が無かったからメルカリで売る予定。
エアウィーブはコップが安定する硬さ
で、じゃあエアウィーブはどれくらい硬いんだって話になるけど、わかりやすく言うとコーヒーを淹れたコップを安心して置けるくらいに硬い。
俺は毎朝起きたらプロテインを飲んでからベッドでコーヒーを飲みつつスマホをチェックしてるんだけど、そのコーヒーはまるで机に置くかのようにベッドに直置きしている。
これが以前使っていたマットならこうはいかない。低反発でゆっくり沈むし、俺の重量でも沈むから置き場所によっては倒れる危険性が高い。慎重に置き場所を選ばないと大惨事になりかねなかった。
でもエアウィーブなら安心。なんせ硬い。どこに置いても全く倒れる気配を感じない。
エアウィーブは熟睡しやすいらしい
その硬さのお陰もあってエアウィーブは超寝返りが打ちやすい。転がりやすいから熟睡できる、というのが寝具業界の言い分らしい。俺は全く実感してない。
寧ろ俺の場合はこの硬さが邪魔をしていて、仰向けに寝ると曲がった左肩の肩甲骨が痛い。つまり俺の左の肩甲骨には異常がある。
だから将来その爆弾が爆発する前に処理するしかない。これを再確認できたのもエアウィーブのお陰。これが35歳の体に求められる能力。
エアウィーブはお手入れも超簡単
エアウィーブはもともと釣り糸を作っていた会社の製品だというのは有名な話だけど、エアウィーブのマットレス部分は複雑に絡んだ釣り糸のような仕様でそれを3枚並べているだけの超シンプルな作りなんだ。
そのマットレスは近くで見ても完全に釣り糸で、
しかもそれが超絶硬いという不思議な製品。
よくこんなものをマットレスにしようと思ったなとは思うけど、浅田真央ちゃん（31）が遠征の度に持ち運んでいるくらいだから良いんだと思う。詳細は不明。（⇒ 参考記事）
このエアウィーブは釣り糸でできているということもあってマットレス本体を水洗いすることも可能。もちろん表面のカバーを水洗いすればいいだけの話だからそんなことするはずもないんだけど、
エアウィーブなら例えおねしょしてしまっても余裕で対処できてしまうのが嬉しい。
睡眠は人生の3分の1らしい
と言う感じ。エアウィーブはけして寝心地が良いとは思えないんだけど、体には良いマットレス、らしい。という風に今は考えている。
俺は肩甲骨が痛くて仰向けで寝れないんだけど、それは俺の肩甲骨に異常があるからに他ならない。いつかエアウィーブで快適に寝れる日を夢見て今日も俺は爆弾処理に取り組んでる。
エアウィーブは最安モデルで10万円
問題はその価格で、俺が使ってる最安のマットレスタイプのS01でも実売価格は11万円ほどと安くはない。とはいえ金持ちが口を揃えて言う「睡眠は人生の3分の1」を聞くともうなにも言い返せない。
そうか俺は残り寿命60年の内20年は寝ているんだ。じゃあ寝具は拘った方が良いな。と思わされる。このキラーワードを前にすると寝具をケチることこそが愚かな行為に思えてくるから怖い。
ということでエアウィーブを買うかどうかの判断は任せるけど、今寝具に拘っていないのであれば少し拘ってみるのはあり。もしかしたら人生が変わるきっかけになるかもしれない。
エアウィーブ導入動画
