Vegas Proは超多機能ではありながらセール中は1万円を切る価格で購入できる超お買い得な動画編集アプリなんだけど唯一動作が安定しないのが欠点だった。
特に動画を編集し終わってから動画をレンダリング(書き出し)しているときにフリーズが起きたら最悪で、せっかく頑張って編集したのに動画として完成させることができない。今回はそんな最悪の事態を回避する方法を発見したから解説したい。
フリーズ回避方法
この記事の目次(クリックでジャンプ)
Vegas Proとは
動画編集アプリといえばWindowsはAdobe Premiere、MacならFinal Cutというイメージが定着しているとは思うけど、Vegas ProもWindows用の多機能かつ軽量な動画編集アプリとして特にアメリカで人気だったりする。
日本ではまだまだ知名度が低くユーザーは少ないんだけど、パッケージで約3万円もするAdobe Premiereと違ってVegas Proは約8,000円というセール価格が魅力でとりあえずフランクに動画編集をしたい人におすすめ。
Vegas Proのセールは頻繁に行っているから購入を検討している人は公式サイトを頻繁にチェックするのがおすすめ。
Vegas Proは動作が不安定
安いからというわけではないんだけど、Vegas Proには動作が安定しないというデカめの欠点がある。
具体的には下記2点。
- 作業中に突然落ちる
- レンダリング(書き出し)中にフリーズする
両方とも割とでかい。知ってれば俺も買わなかったんだけど、既に買ってしまっているしVegas Proの操作方法に慣れてしまっているから困った。ということで今回は既にVegas Proを買ってしまって俺と同じ悩みを抱えている人と、安いからという理由でVegas Proを購入しようとしている人の不安を解決したい。
Vegas Proが作業中に突然落ちる場合の対策
作業中に落ちるのが最大の悩みではあるんだけど、その回数を減らす方法は別で解説しているから確認してほしい。
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Vegas Proのクラッシュ/フリーズ/強制終了を回避する方法
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この記事ではレンダリング中に止まる現象を回避する方法を解説する。
Vegas Proがレンダリング(書き出し)中にフリーズする場合の対策
Vegas Proは動画の編集に凝れば凝るほどレンダリング(書き出し)中にフリーズが発生する可能性が高くなる。これは動画編集ソフトとしては致命的すぎる。とはいえ解決方法を発見したから安心してほしい。
例えば俺のモトブログだとジャンプカットしまくるから完成した動画の編集画面はこんな感じ。
多数の要素を重ねつつ超細切れになっているからレンダリング(書き出し)中のフリーズが頻発する。
レンダリング(書き出し)中にフリーズするとエラーメッセージもなく止まってしまう。
レンダリング前に多数の要素を一本にまとめる
レンダリング(書き出し)が途中で止まる要因は要素が多く細かすぎることだから、これを一本にまとめてやればいい。
まず現在のプロジェクト(編集経過)を保存してから左上の「新規プロジェクト」を選択
新規プロジェクトを開いたら左上の「ファイル」⇒「インポート」→「メディア」を選択。
今まで作業していた作業ファイルを選択する。
するとVegas Proが作業ファイルを結合してくれる。1分ほど完了する。
結合が完了したファイルのタイムラインがこんな感じ。
最初の編集画面とくらべると随分とすっきりした。
この状態で動画のレンダリング(書き出し)を行うとほぼほぼエラーなしで完了できる。
Vegas Proは便利だけど惜しい
Vegas Proは1万円を下回る値段で購入できる動画編集アプリとしては多機能すぎるし使い勝手も最高に良いんだけど、唯一動作が不安定なのが惜しい。
とはいえVegas Proに乗り換えたことで俺の動画編集効率が飛躍的に向上したのは間違いない。この記事で紹介した方法を使えば不安定な動作もユーザー側でカバーできるから、安くて多機能な動画編集アプリを探している人にはお勧めしたい。
この機能性で1万円を下回るのは安すぎる。とりあえず公式サイトで現在セールを行っているか確認するのがおすすめ。