ふるさと納税がヤバイ。ふるさと納税なんて金持ちの道楽だろと思っていたんだけど、実際にふるさと納税を駆使すると色々やばすぎてこれは使わないとマジで損。俺は今年からまともに開始したんだけどもっと早くからやっとけばよかったと後悔しまくってる。
ということで今回はふるさと納税にまだ手を出していない人向けにふるさと納税をお得に利用する方法を解説する。使うか使わないかで貯金額が大幅に変わるはず。
この記事の目次(クリックでジャンプ)
ふるさと納税が現代の錬金術である理由
この記事ではふるさと納税と楽天ポイントを掛け合わせることで得られるメリットを解説するんだけど、ざっくりと解説していることは下記。
- ふるさと納税は得しかないから絶対やる
- ふるさと納税と同時に楽天ポイントも獲得する
- 楽天ポイントは楽天ペイで消化する
- ふるさと納税の確定申告はスマホで完結
という感じ。ふるさと納税は寄付した金額分納税額が安くなる得しかない制度だからまだ手を出してない人は今日にでも始めてほしいんだけど、更に楽天ふるさと納税で寄付すればがっつり楽天ポイントまでもらえてしまう。
そしてその楽天ポイントは楽天市場で使っても良いし楽天証券のポイント投資に回しても良いし楽天ペイでコンビニでの買い物に使ってしまっても良いという話。
年収400万円なら21,909円もお得
例えば年収400万円の独身男性ならざっくりふるさと納税で寄付できる金額は59,776円。⇒寄付上限額シミュレーションサイト
それをした場合の流れは下記。
- ふるさと納税の返礼品の金額は30%が目安だから59,776円の寄付によって17,932円分の商品が返礼品として貰える。
- 更に「楽天ふるさと納税」を使えば59,776円の寄付によって5,977円分の楽天ポイントが貰える(10%換算)。
- そして寄付額59,776円からふるさと納税手数料の2,000円を差し引いた57,776円翌年の納税額が安くなる。
つまり年収400万の人がふるさと納税を使えば21,909円もお得になる。
内訳:17,932(返礼品30%)+5,977(楽天ポイント)-2,000(ふるさと納税手数料)
しかもふるさと納税は年収が多いほど寄付上限額が増えるから更にお得。寄付とか税金減額とか意味不明な言葉が多いけどそれだけの価値はある。全て説明するから頑張ってついてきてほしい。
ふるさと納税できる上限額を調べる
寄付上限額はざっくりとこんな感じ。
- 年収300万なら38,869円
- 年収400万なら59,776円
- 年収500万なら79,829円
- 年収600万なら114,244円
- 年収700万なら138,389円
- 年収800万なら164,259円
もちろん扶養とか控除とか人によって寄付額は変わるから、事前にしっかりとシミュレーションしてほしい。⇒寄付上限額シミュレーションサイト
上限額を超えると減税されない
ふるさと納税に寄付上限額が設定されているということはからもわかるように、寄付上限額を超えたふるさと納税は翌年の所得税と住民税から減額されない。
ふるさと納税の返礼品の金額は納税額の30%が目安だから、減額されない場合はただ価格を70%上乗せして購入するのと同じ。
得するためのふるさと納税で損していては本末転倒だから、ふるさと納税は自分の寄付上限額をしっかり把握した上で、その上限額を超えないように控えめに行うのがおすすめだ。⇒寄付上限額シミュレーションサイト
ふるさと納税の返礼品を選ぶ
自分のふるさと納税寄付上限額が分かったら、その金額分の返礼品を選んで各自治体に寄付していく。
返礼品は日用品が超おすすめ
ふるさと納税と言えばその地域の特産品とか工芸品というイメージが強いけど、おすすめは日用品なんだ。使うかどうかわからない工芸品を貰うよりも絶対に使う消耗品をふるさと納税で補えればその分の生活費を丸々浮かせることができる。
更に狙い目は還元率30%を上回る返礼品で、アマゾンの金額と比較しながらお得度が高い返礼品を探すのがおすすめ。
例えば俺のオススメは下記。
どれも日持ちするし、日常的に使う上に還元率も高いから無駄にならない。特に水500ミリ96本が12,000円はお買い得。
アマゾンだと24本が1,390円だからこれと比較すると山梨県忍野村の還元率は56%と超高い。
ふるさと納税には高額返礼品も
ふるさと納税には高額返礼品も多数あって、パソコンとかカメラ、タブレットなど家電量販店で見かける製品も多数ある。俺は試しにエアウィーブを購入してみた。
これもAmazon価格99,000円だから還元率34%で地味にコスパが良い。本来であれば税金に消えていくはずのお金でエアウィーブが貰えるお得感は嬉しい。
届いたエアウィーブ開封の様子は下記。
他にも日用品としてはティッシュとかトイレットペーパーとかもあるんだけど送料が高いからかどれも還元率は低め。しかも一度にたくさん届いても保管が大変だから普通にアマゾンのパントリーで購入するのがおすすめ。
アマゾンパントリーで購入する際はティッシュ箱×3、トイレットペーパー×2にするとパントリーひと箱に収まる。
楽天ふるさと納税の還元率を上げる
上でふるさと納税の寄付先を決める方法を解説したんだけど、それと並行して楽天ふるさと納税でのポイント還元率を高めるために出来る限り楽天のサービスを使う努力をしてほしい。
具体的には下記。
- 楽天会員になる +1%
- 楽天モバイルを契約 +3%
- 楽天モバイルキャリア決済 +0.5%
- 楽天光を契約 +1%
- 楽天カード通常分 +1%
- 楽天プレミアムカードを使用 +3%
- 楽天カードの引き落とし先に楽天銀行を指定 +1%
- 楽天証券の投資信託を設定 +0.5%
- 楽天証券の米国株式購入を設定 +0.5%
- 楽天市場アプリを使って購入 +0.5%
- 5または0のつく日に購入 +2%
- 送料無料ライン39キャンペーン +1%(最大3,000P)
- お買い物マラソン(月1回) 最大+10%(上限7,000P)
※赤字は要エントリー。
俺が対象になっているものが太字なんだけど、適当にやってる俺でも還元率は最低11.5%で思っている以上に簡単に多額のポイント還元を受けることが可能。
可能なら楽天プレミアムカードを作る
数ある楽天サービスの中でも楽天カードは最強だから持ってない人は問答無用で作ってほしい。年会費無料ノーリスクでポイントまで貰える最強のカードだ。
更に、年間500,000円以上楽天でお買い物をする人は年会費10,000円の楽天ゴールドカードがおすすめ。楽天ふるさと納税を使えば年間500,000円の買い物にも届く可能性があるから検討してみてほしい。
ふるさと納税は確定申告が必要
ふるさと納税で寄付した後は還付の手続きをしないと大損を被ることになる。しっかりと確定申告でふるさと納税したことを税務署に申告して翌年の所得税と住民税を減額してもらおう。
会社員のふるさと納税申告はスマホで完結可能
確定申告は会社員にとってかなりアレルギーが出るポイントなんだけど思っている以上に簡単だから心配しないでほしい。今なら税務署に行かなくてもスマホで申告が可能。必要な物は下記。
- NFC対応スマホ
- マイナンバーカード
- 源泉徴収票
この3つを用意して翌年の3月15日までに申請すればOK。詳細は国税庁の案内PDFの2ページ目を確認してほしい。⇒ 国税案内PDF
会社員ならワンストップ特例制度も
上で紹介した方法はふるさと納税を自分で申告する方法だけど、会社員ならワンストップ特例制度を使えば申告すら必要なくなる。
条件は下記6点。
- 給与所得者(会社員)であること
- 2か所以上から給与支払いを受けていないこと
- 年収が2,000万円以下であること
- 給与所得以外の所得が無いこと
- 寄付した自治体が5自治体以内であること
- 確定申告の予定がないこと
要約すると年収2,000万以下の副業をしていない会社員ならほぼ当てはまると思って良い。
ワンストップ特例制度の利用方法は簡単で、まず寄付の際に「ワンストップ特例制度の申請書の送付を要望する」を選択する。
これで返礼品とは別に申請書が送られてくるから必要事項を記入して寄付した自治体に返送すればOK。
個人的にはふるさと納税の度に書類を返送するよりスマホでまとめて確定申告した方が楽だと思う。
個人事業主は確定申告必須
上で紹介したスマホでのふるさと納税の申告とかワンストップ特例制度を使えるのは給与所得者(会社員)のみ。
俺みたいに個人事業主として働いている人は確定申告が必須になる。
【注意】楽天の期間限定ポイントは期間限定
これで実質無料で返礼品を貰いつつ楽天ポイントも貰える錬金術が出来上がる。なにもしなければただ税金として払うだけだったはずなのに日用品と楽天ポイントまで貰えるならやらない理由がない。
ただ、貰える楽天ポイントには通常ポイントと期間限定ポイントが含まれるから注意。期間限定ポイントはその名の通り放置していると消えて無駄になってしまう。
そんな期間限定ポイントは楽天ペイアプリをスマホにインストールすることで全国の加盟店で使えるから安心してほしい。コンビニなら全店で使えるから無駄にはならない。
【注意】ふるさと納税は届くのが遅い
あともう一つ注意点としてふるさと納税は届くのが一か月後とかがZARA。最近だとアマゾンも楽天市場も翌日配送が一般的だからその感覚でいると遅すぎて補充が間に合わない。
ふるさと納税は早め早めの寄付を心掛けたい。
ふるさと納税の自己負担は2,000円だけ
元々ふるさと納税は自己負担2,000円の手数料だけで返礼品が実質無料でもらえる超お得な制度ではあるんだけど、楽天ふるさと納税と組み合わせると更にお得度が増すんだ。資本主義社会は知っているかどうかだけで出費が大幅に変わる情報がモノを言う世界なんだけど、ふるさと納税はまさにそれ。
日本の平均年収400万円のサラリーマンでも年間2万円以上お得になるならやらない理由がない。10年続ければ20万円の差になるし、年収が増えればその差はさらに大きくなる。自分のお金を守れるのは自分だけだから絶対に取り組んでほしい。
年度の区切りは12月31日だから今年のふるさと納税の猶予はまだ3か月ある。明日が30日で楽天ふるさと納税のポイントが5倍(エントリー必須)になるから、早速明日に向けて寄付自治体を見定めて初めてほしい。とりあえずのおすすめは下記。
健闘を祈る。