現在我が家には1歳と0歳のちびっ子がいる。基本こいつらは自分では何もできず、要介護状態の老人が2人家にいる感覚に近い。
それはそれは想像を絶する地獄で、世の母が子を殺すのも止む無しというのが俺の感想なんだけど、だからこそ殺さないために少しでも効率化し労力を削減すべき。でないと親が死ぬ。
ということでいかに手を抜くかに人生をかけてきた俺が、育児に関してもどう効率化しているかを全てまとめるから参考にしてほしい。
この記事では良いものが見つかるたびに内容を随時更新して俺の一軍をまとめる続ける予定(最終更新2025年7月10日)。
この記事の目次(クリックでジャンプ)
【最重要】自動授乳機を作る
最重要事項。育児の魔の手からの解放にはまずミルクからの解放は必須。手作業だけはダメ、絶対。
そのために自動授乳機はまず導入したい。基本生まれたてのちびっ子はミルク、うんこ、睡眠を繰り返しで生活する。つまり授乳機でタスクを3分の1減らせれば育児は死ぬほど楽になる。ここが第一歩になる。
といっても授乳機は基本的には何でもOK。専用の哺乳瓶を固定する市販品を買ってもいいし、チャイルドシートの上に棒を乗せるだけでもOK。
俺の場合は第一子も第二子もチャイルドシートと発泡スチロールの棒でうまくいってるからこの方法をお勧めしたい。手作業だけはダメ、絶対。

大容量の計量スプーンを買う
基本的に生まれたてのちびっ子は3時間おきの授乳が必要で、つまり死ぬほど粉ミルクを作る生活が続く。ただ、粉ミルク缶に付属のスプーンは20mlサイズで小さすぎるんだ。こんなもので最盛期の240mlを作る場合、12回ものスクープ往復が必要になる。つまり日が暮れる。
ということで可及的速やかに40ml、50ml、100mlあたりの計量スプーンをダイソーで購入してスクープ回数を減らすよう努めてほしい。
湯冷ましを常備する
まだミルクが続く。子育てはとにかくミルクタスクが多すぎるのがネック。ということで次にミルク用の湯冷ましを作成する。
というのもミルクはサルモネラ菌対策で熱湯での作成が必要なんだけど、もちろん熱湯ミルクなんて飲めないから毎回冷やす作業も必要になる。
んだけど、一度煮沸したお湯を冷蔵庫で冷やして湯冷ましを作っておけば一瞬で冷やせるという流れ。
分量は大体7対3で、240mlのミルクを作るなら150mlのお湯を入れてシェイクしてから、90mlの湯冷ましを入れると丁度いい温度になる。
ミルクを多めに飲ませて寝かす
さて初めての子育てとなるとミルクをどれくらい飲ませるかも課題になるし、各所に色々な推奨量も書かれていたりするんだけど、基本的に推奨量は少なすぎると思っていい。
というか吐き戻しによる死亡事故を防ぐために少な目に書かざるを得ない事情があるんだ。逆に言うと吐き戻しをしないなら赤子が欲しがる限り飲ませてOK。
と、かかりつけの小児科医が言っていた。俺は一切責任を取らない。ただ、俺はその方法に従ってうまくいっているというか、寧ろしっかり飲ませてしっかり疲れさせた方がよく寝る。消化でエネルギーを消費させる狙い。
寝てくれれば育児から解放される。死なない限り推奨量は無視していい。丸々と太らせればOK。
食洗器・ドラム式洗濯機を導入する
一旦ちびっ子からは離れるけど食洗器とドラム式洗濯機は現代を生き抜くために当然のごとく導入してほしい。
核家族化によるワンオペ育児が一般化してる現代で、ちびっ子を育てながら家事もやるとか普通に無理。時短家電は必須。
特に効果が大きいのが食洗器とドラム式洗濯機で、圧倒的に時短できるし哺乳瓶も洗いやすくなる。とっとと導入して大量の哺乳瓶を買いつつ洗浄をローテーションすることが重要。
そんな食洗器とドラム式洗濯機は圧倒的に安い中古がおすすめ。食洗器なんかは壊れようがないから世帯用をメルカリで2万で買えばOK。近所の電気屋に電話すれば1.5万円でとりつけてくれる。ドラム式洗濯機はできれば保証付きのリサイクルショップで6万円を狙いたい。
キッチンに食洗器の置き場所がない場合は俺みたいに洗濯機の上に置くのをお勧めする。
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【一人暮らし】極狭キッチンに食洗器を設置した話【洗濯機の上】
1K 6畳一人暮らし生活8年目にしてついに食洗機を導入して一週間がたったんだけど、マジでもっと早く導入しておくべきだったと後悔しまくってる。 一人暮らしだからそもそも食器も少ないし、1K6畳で食洗機な ...
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おむつ用ゴミ箱を導入する
飯の後はおむつ交換だけど、ここはそんなにできることは無い。精々おむつ用のにおいが漏れないゴミ箱を近くに置いておく程度。我が家は「おむつペール エクストラワイド」を導入してる。このゴミ箱なら密閉性が高いから普段は臭わない。
但し開けた瞬間は臭う。完全に臭いを防ぎたいならおむつ交換の都度小さな密閉袋に入れていくといいらしいけど俺は手間だからやってない。息を止めてる。
日本育児 Ubbiウッビーインテリアおむつペール エクストラワイド
ネムリラ × スワドルで背中スイッチ対策
第1子と違って今出家中の第2子背中スイッチやばくて全然寝ないし泣き声ウザすぎたけど、スワドル × ネムリラで眠ったように死んでくれたから共有。どうも自身のモロー反射が原因で寝れなかったっぽい。ネムリラはメルカリなら上位モデルでも2万だから中古がお勧め。最近は逆に起きなすぎて不安で快適 pic.twitter.com/nMUC7oWXhO
— トーマス@ガジェマガ (@gadgetKaeru) June 27, 2025
飯食っておむつ交換したらあとは寝るだけ。ただ、ちびっ子によってはここが鬼門になる。
我が家もずっと爆睡してた第一子と違って第二子は背中スイッチがえぐくて全然寝なかった。
ただ、背中スイッチの原因となるモロー反射を防ぐスワドルを着せた状態で、ネムリラで揺らすと瞬殺できたから超おすすめ。今では夜10時から朝8時まで死んだように寝てくれてる。幸せ。
ネムリラは新品6万と高いけどメルカリなら2万で購入可能。中古でOK。
ネムリラ AUTO SWING BEDi Long スリープシェルEG コンビ Combi
ニトリのパズルマットを敷く
これは時短にはならないけど安全対策。一年ほどミルク飲んでうんこして寝てを繰り返すと自分で動き出すようになる。
どこかのタイミングで必ず転んだり落ちたりするから事前にパズルマットを敷いて対策しておくことで、ちびっ子を安心して放置できるようになり、自分の時間を確保しやすくなるという流れ。
俺の場合はニトリのパズルマットを部屋中に敷き詰めてるけど、安くて柔らかいならどこのでもOK。
弾力に優れている木目調パズルマット 4枚入り(VN01 4P) ホワイト ベージュ
家中にベビーゲートを配置する
これも安全対策。動き出したちびっ子はキッチンとかトイレ、洗面台とか階段にアクセスし始める。物を散らかされるし火も水も危ないから隔離が必要。
ということでベビーゲートを家中に設置してちびっ子の行動を制限する。ちびっ子を安心して放置できるようになり、自分の時間を確保しやすくなるという流れ。
我が家は細い通路にスリムタイプ、通常の通路にカトージ、広い空間にはクルーミーベビーフェンスを使用している。
食事中は椅子に縛り付ける
ちびっ子は自分で動き始めたくらいからミルクが減って飯が増え始める。
だから椅子が必要になり始めるんだけど、大人しく椅子に座るちびっ子なんてのはいない。ということでがっちり拘束できる椅子が必要になる。
そこでお勧めなのがサイベックスのLEMOチェアなんだけど、これは本当に高い。4万円。でも凄く良い。けど高い。
迷った末安全には変えられないと思って俺は購入した。しかも新品で。けど他の物があれば他の物でもOK。とにかくがっちり拘束できないと遅かれ早かれ大事故に繋がるから注意。
飯は自分で食わせる
あと飯は自分で食べ始めたら自分で食べさせればOK。もちろん飯も皿も投げるからテーブルはぐしゃぐしゃになるし、床もどろどろになる。それでも毎回飯を口に運ぶよりは楽だから放置。
それに自分で食べ物に触れて食べる過程で、自立心が発達したり手先が器用になったり、五感が発達したりのいいこと尽くめらしい。そもそもガキは汚い生き物だから汚れを気にしたら負け。食事前におむつ以外の服を脱がせておくことを推奨する。
飯が終わったら椅子に縛り付けたまま床とテーブルを掃除してから、即風呂に連れて行けばOK。あがったらあとは寝るだけ。
ロボット掃除機で気を引く
ちびっ子がいるのにロボット掃除機なんて無理っしょ?って思うかもしれないけど意外といける。寧ろ積極的に行ける。
我が家は水拭き機能付きのAnker製品を導入しているんだけど、
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ちびっ子がうるさい時に起動すると興味津々で追いかけてくれる。結果掃除中はちびっ子が大人しくなるというからくり。
散らかってるおもちゃは掃除機を起動してからおもちゃボックスに投げ込んでいけばOK。もちろんパズルマットへの水拭きも気にしない。とにかくまずロボット掃除機を起動する、ちびっ子が大人しくなる、おもちゃ投げ込む、部屋が綺麗になるの良いサイクルができる。
ちびっ子がいる家庭こそロボット掃除機を導入するべき。チャイルドロックは忘れず設定したい。
各種おもちゃで気を引く
最後はおもちゃでちびっ子の気を引くのも楽するには重要。おもちゃはちびっ子のために買うのではない。親の余暇を増やすために買うべき。ちびっ子がおもちゃで遊んでいる間親は子育てから解放されるんだ。
ということで我が家で色々購入した中でもちびっ子を引き付けられたおもちゃは下記。
とにかく音が出るおもちゃが強い。少しでもちびっ子の注意を逸らして親の余暇を確保することが狙い。
継続できる子育てを模索する
すんごい細かい項目も多いけど、育児における効率化は一つ一つの積み上げで、子育てはいかにちびっ子から手を放すかが勝負。
そこに愛はある。しかし愛で飯は食えない。せっかくの我が子だから手をかけたい気持ちはわかるけど、限界を超えて手にかけたら終わりだし、親が倒れても終わりなんだ。
重要なのは先20年継続できる子育てを模索することであって瞬間最大風速ではない。そのためには特に乳児期の介護状態に等しい育児は全力で手を抜くべき。というかどうせちびっ子も乳児期の記憶なんかないんだ。適当にやれば適当に育つ。それで良い。
人格形成も英才教育もまだまだ先。最初はエサやりの期間でしかない。だから山あり谷ありの人生と育児を乗り切るためにもできる限りの余力を残す子育てを意識してほしい。検討を祈る。
俺の一軍シリーズ
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