前々回でお勧めYoutuber紹介記事を書いたけど、似たような内容でNetFlixもおすすめが増えてるからそれもまとめる。
ドラマって一度はまると終わるまでは最高に幸せなんだけど思っている以上の時間が奪われる。だからハズレが怖い。だから見始めるのすら億劫になる。その気持ち非常によくわかる。
だから今回は俺が見てきた数々のNetFlixドラマの中でも最後まで楽しく見れた物だけを厳選して紹介する。
2年前に書いたおすすめドラマ9選の紹介記事は下記。
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【実話】おすすめネトフリオリジナルドラマ9選【Netflix】
コロナが終わることによってネトフリの需要も一旦落ち着いて業績が落ちていることが話題になってはいるんだけど、そんなことを言いながらもNetflixは圧倒的な業界大手で、その資金力を武器にオリジナルの映画 ...
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この記事の目次(クリックでジャンプ)
ネトフリはオリジナルドラマが最高に面白い
さてVODサービスの中でNetFlixが天下を取って久しい所ではあるけど、その理由はネットフリックスが作るオリジナルドラマが最高に面白いからなんだ。
世界一の会員数を誇るネトフリは予算も膨大。金に物を言わせて良い人材を使いまくる。そら良い作品が生まれないはずが無いという話。
しかもネトフリオリジナルドラマはその名の通りネトフリオリジナル。つまり他では見れない。だからNetFlixを見るならオリジナルドラマを楽しむべしという話。
ドラマ視聴は1.5倍速がお勧め
Youtubeは2倍速をお勧めしていたけど同じくネットフリックスも1.5倍速での視聴をお勧めする。なぜなら1.5倍速が最速だから。
とにかくネトフリはドラマが豊富。1倍速だと終わらないんだ。多くのコンテンツを濃密に楽しむためにも視聴速度を上げるのがおすすめ。
ジェントルメン【創作/全8話】
イギリスの伯爵家と伯爵家に寄生する麻薬組織を発端とした群像劇を描いた創作。
注目すべきは癖の強い魅力的な登場人物の数々で、ブラックジョークを交えつつ複数の人物からの視点を描き分ける編集手腕が天才的。しかもテンポ感も圧倒的。ひたすら編集に惚れ惚れする。
というのも「ジェントルメン」は「ロックストックトゥースモーキングバレルズ」とか「スナッチ」を作ったガイリッチー監督作品のドラマなんだ。
最後まで全然飽きないし一瞬で終わる。あの世界が全8話も続く幸せを噛みしめながら見てほしい。
ビリオンダラーコード【実話/全4話】
今では誰もが当たり前のように使っているグーグルアースの開発秘話を描いた話。実はグーグルアースの開発はGoogleではなく盗作。訴訟問題を抱えていた背景を楽しめる。
と同時にグーグルアースが当時いかに画期的な技術だったかがわかって大学時代初めてグーグルアースに触れた時の感動が宿った。
ザ・プレイリスト【実話/全6話】
音楽配信サービスの最大手のスポティファイの創業をドラマ化した実話。
創業までのサクセスストーリーというよりは、音楽配信サービスによって変わった音楽業界とその問題点を浮き彫りにした社会派な作りで、1話ごとに創業者、弁護士、プログラマー、投資家、アーティストそれぞれの視点からスポティファイの問題点が描かれる構成が面白い。
スポティファイってこんなに革新的なんだとか、ここが大変だったのかというところを楽しみながら学べる。全6話と短く見やすいのも良い。
ペインキラー~死に至る薬【実話/全6話】
米国で50万人が死んだ鎮痛剤の実話。起死回生をかけた製薬会社がほぼ麻薬同然の鎮痛剤を販売して全米を薬物中毒の渦に陥れた過程を描く。
薬物に近い鎮痛剤の政府承認を得る手口とか、薬物によって社会が崩壊していく過程が描かれていて勉強になる。中毒によってまともな人が次々と無能化し、薬欲しさに狂暴化していく様がリアルで怖い。
しかもその人たちは意図せず中毒になっていたんだから恐ろしい。と言う話。
サンクチュアリ【創作/全8話】
すげぇ話題になったドラマ。腕っぷしの強いチンピラが一攫千金を夢見て相撲界に挑む相撲界のリアルを創作スポコンドラマとして描く。
男女平等を訴えるフェミニスト記者とか相撲を神格化して綺麗事ばかり語る青年とか日本のドラマ特有の鼻につくキャラがいないことは無いけど、それを上回る面白さがあって最後まで楽しく見れる。
特に主人公が相撲に本気になっていく過程の描かれ方は見事で、最終話は久しぶりにこっちまで熱くなってしまった。
ザ・スパイ-エリ・コーエン-【実話/全6話】
今パレスチナと戦争中で話題のイスラエルが誇る世界一と名高いスパイ組織「モサド」の中でも伝説のスパイとして語り継がれるエリコーエンの活躍を描いた実話。
誰にでも好かれる人たらしが故に敵国の防衛長官にまで上り詰め、シリアの民間人立ち入り禁止区域にまで入ってしまったけど、そこに疑いの目を向ける物も居た。
という生涯を描く。人に知られると味方も増えるし敵も増える。平和はタダじゃないんだなぁと思わされる。
タピ~千の人生を送った男~【実話/全7話】
波乱万丈の人生を歩んだフランスの実業家であるベルナールタピの生涯を描いた実話。
一介の営業マンが事業を当て、労働組合と揉め、政界に進出し、政界を追われ、サッカーチームを買収し、八百長で捕まるまでを描く。
タイトル通り千の人生をとにかくパワフルに生きていて憧れる。中でも買収した事業の重要なポストを与えられた奥さんが生き生きしてるのが印象に残った。やっぱり役割が無いと人は腐る。
グリセルダ【実話/全6話】
よくある麻薬系の実話。コロンビア出身のグリセルダがマイアミで麻薬女王になり、成功してから没落していくまでを描く。
なんでもあのパブロエスコバルが恐れた売人なんだとか。麻薬系の話はどれも大筋は大体同じで、成功して溺れて崩壊するのが鉄板。
犯罪組織という刹那的な集団をまとめる難しさと敵を作らないことの重要性を学べる。
モンスターズ: メネンデス兄弟の物語【実話/全9話】
1989年にアメリカで実際に起きた両親殺害事件を描いた実話。第一話で精神科医に殺害を打ち明けるところから一気に引き込まれる。そこから最後まで目が離せない。
このドラマの面白いところは被害者が死んでいるところで、死人に口無し。だから動機や経緯は主に兄弟の証言によるんだけど、それが本当なのか、誰が本当の悪なのかが最後まで分からない。ドラマもエピソードごとに兄弟への見方が二転三転するように作られていて構成が巧み。実際の陪審員が味わったのと同じような苦悩を疑似体験できるし、実話らしく後味が悪いのも面白い。
スーパーパンプト/Uber -破壊的ビジネスを創った男-【実話/全7話】
今や世界の交通と配達を牛耳るUber社創業の実話。創業者のトラビスが会社を追われるまでを描く。いかにUberが破天荒な社風とビジネスだったかが語られる。
俺はてっきりアメリカの自由な風土が故に実現できたビジネスなのかと思っていたけど、創業期はアメリカでも猛抵抗に遭っていたらしい。
全体的にアップテンポで面白いんだけど、特にエピソード5のアップル本社ティムクックCEOからの呼び出しは緊張感があってよかったし、Uberとは対照的なアップルのクリーンな企業姿勢が印象的だった。
WeCrashed【実話/全8話】
日本ではまだまだ見るコミュニティ型レンタルオフィス「WeWork」の創業から破綻までを描いた実話。タイトルも「WeCrashed」と「WeWork」が展開した各種サービスをもじってるのが面白い。
アメリカのスタートアップ系のドラマは全体的にそうだけど、WeCrashedもとにかく主人公のバイタリティがヤバイ。創業から破綻までを全力で駆け抜ける様が描かれていて、人生3人分くらいの密度で生きてる。
で、破綻したということは不味い判断を下すシーンも多数あって、ほれ言わんこっちゃないみたいなヒリヒリ感を随所で味わえる。
IT系はどの経営者も大金持ちか浮浪者かの2択に勝った人ばかりで、やっぱり普通の精神じゃユニコーン企業(時価総額1兆円のスタートアップ)は作れないよなぁと思わされる。
AppleTV+でWeWork破綻の実話を描いたドラマWeCrashedを観たけど良い。勢いとカリスマ性のある創業者が全力で創業して全力で破滅まで走破する様が痛快すぎ。「WeWorkへの出資は人生の汚点」と語ったソフトバンク孫正義社長役も重要人物として出てくるから日本も絡む出来事として親近感持って見れると思 pic.twitter.com/UFDtNMQObK
— トーマス@ガジェマガ (@gadgetKaeru) June 13, 2025
ラブ&デス【実話/全7話】
アメリカの平和な田舎町で起きた殺人事件の全容を描いた実話。
幸せだけど満たされない。平凡な毎日が辛い。刺激が欲しい。という不倫願望に目覚めた主人公の歯車が狂い始める様を描く。
ドラマは主人公が誰かを殺すシーンから始まるんだけど、実際の殺害シーンは結構先。作中では誰がいつどう拗れて殺されることになるのかヒヤヒヤしながら見守ることになる。
地面師たち【実話/全7話】
他人の土地を売りつける詐欺集団「地面師」の実話であり、日本史上最高のドラマ。まぁ日本のドラマだしなーと思って1話を見たら止まらなさ過ぎて朝5時まで一気見してしまった。
上で紹介したサンクチュアリの比じゃない出来で、実際にあった積水ハウス地面師事件を最高のエンタメに昇華してる。構成からストーリー展開、キャラクターから音楽に至るまで全てが高次元ですんごい。特に詐欺集団の契約シーンの緊張感が素晴らしすぎ。
ただサンクチュアリに居た男女平等を訴える女性記者役もそうだけど、地面師たちにも蛇足すぎる女性刑事役が登場してる部分だけ悔やまれる。あの役絶対なくていい。とはいえ補って余りある面白さ。
ネトフリの月額1,400円は安すぎる
2年前におすすめドラマ9選の紹介記事を書いたけど、我ながらまさか2年後も引き続き契約してるとは。と言う感じ。
月1,500円の24ヵ月で36,000円は支払ってる計算にはなるけど全然後悔していないというか、こんなに安くて良いのか心配なくらいに膨大な時間を楽しませてもらっていてNetFlixには感謝しかない。
最近面白いドラマが無いなと思った頃にアタリを出してくる匙加減もにくい。ということでネトフリをまだ契約していない人は是非契約してほしいし、契約している人は数あるドラマを楽しんでほしい。
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