Xでは投稿したんだけど、ノートパソコンどこおく?問題がようやく俺の中で解決したからその結論と顛末を解説したい。
時代はノートパソコン全盛で、今は俺みたいにノートパソコンをディスプレイに拡張して作業してる人も多いと思う。ということで参考にしてほしい。
この記事の目次(クリックでジャンプ)
【結論】ノートパソコンはデスクワゴンの上
いつも通り最初に結論から書いてしまうとこの写真が俺の答え。
え、ノートパソコンなくない?ってくらいデスクがすっきりしてるけどある。それがここ。
デスク下収納の上。一応排熱を気にしてノートパソコンを上下逆に置いてる。これで全ての問題が解決した。
もちろん俺みたいなFLEXISPOTの卓下引き出しでなくとも、よくあるデスクワゴン上の隙間でも良いと思う。
とにかくノートパソコンは見えない場所に置くことが重要という結論に至った。
接続はケーブル1本で完結
そんなノートパソコンの接続はマグネット式のType-Cケーブル1本のみで、
これだけでノートパソコンの充電、ディスプレイ出力、外部SSDの接続、ミキサー・ヘッドホン・マイクへの出力を実現してる状況。具体的な回路図は下記で、
詳細を解説した記事は下記。
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起動の都度ノートパソコン引き出しが必要
唯一欠点があるとすればノートパソコンは天板を開かない状態での起動に対応しないことで、つまり起動のたびにノートパソコンを引き出す手間がある。
これを解決する為に四苦八苦したんだけど無理。ノートパソコンは天板を閉じた状態では起動できない。とはいえ、ノートパソコンの起動なんて一日に多くて2回だし、起動のためだけにノートパソコンをデスク上に置くより起動に手間をかけた方がマシだと判断した。
なんてったってこのすっきり感。
Beforeの散らかり具合と比較すると全然違う。
感動的。これが俺の答え。
【ボツ案①】ノートパソコンのみで生活
もちろん現在の結論に至るまでに多数のボツ案があったからそれを紹介していくと、まず最初は当然
「ノートパソコンだけで作業すればいいじゃない」(トーマス:1986~)
という発想からスタートする。
オールインワンこそがノートの魅力なら、その魅力を最大限発揮すればいい。
ただこの案はモニタが低すぎる問題にぶち当たる。ノートパソコンをデスク上に置いたまま一日も作業すれば首の後ろに爆弾を抱えること間違いなしなんだ。
だからボツ。
【ボツ案②】ノートパソコンアームを使う
次もまた偉人の名言である、
「ノートパソコンの高さが足りないなら持ち上げればいいじゃない。」(トーマス:1986~)
から生まれた解決策。これは意外と悪くない。明確に首の痛みも消える。
ただ、14インチというサイズがやばすぎた。本当に長時間作業するなら20インチ以上は絶対必要で、理想は27インチというのが俺の持論。ということでボツにした。
【ボツ案③】ノートのサブディスプレイ化
多分最もこの世で多い作業構成がこれだと思う。
やることはディスプレイを一台買うだけ。そのディスプレイをメインで使用しつつ、今までのノートパソコンもサブディスプレイとして活用できてしまう。シンプルかつ効果的、繊細かつ大胆な戦略で非常に有効。
たしかにこれは全然悪くない。ただ、デスクの専有面積が広すぎるという新たな問題に直面した。の割にノートパソコンの画面が小さすぎてサブディスプレイとしても活用しにくいんだ。
場所取る割に便利じゃないぞ?って気付いてボツになった。
【ボツ案④】ディスプレイを増やす
27インチのディスプレイは便利。でもノートパソコンがサブディスプレイとして使いにくい。
「なら利便性を追求して27インチのディスプレイを増やしてしまえば良いじゃない。」(トーマス:1986~)
という発想に当然なる。ということでこの辺からディスプレイを増やす流れに入る。その末路がこれ。
原発の管制室みたいになった。多分この道を辿った人は俺だけじゃないと思う。
ただ、流石にこれは色々うざすぎることに気付く。まず配線で死ぬ。それに毎回4枚もディスプレイが点灯してるのも無駄。作業領域は広けりゃいいってもんじゃない。引き算の美学を学ぶべき。という考えに至ってボツになった。
【ボツ案⑤】クラムシェル型への挑戦
この辺からディスプレイ1枚での作業に拘るようになった。というのも増やすと外での作業が捗らないんだ。家でも外でも1枚で作業できる身体を作ることが重要という考えに至った。
結果、ノートパソコンはデスクの上で常に閉じておいて、メインの作業は27インチのディスプレイのみを使用。そのディスプレイを仮想デスクトップで2枚として扱うようになったのが今。
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ノートパソコンは添えるだけ。これで作業性は落とさずデスクがすっきりした。ただ、デスク上に存在してるだけのノートパソコン邪魔じゃね?って課題が残った。
【ボツ案⑥】ノートパソコンの縦置き
使わないノートパソコンがデスク上に鎮座してるのがうざい。
その空間はできれば作業スペースとして使いたいし、作業スペースとして使わないにしても目に入るのはストレス。少しでも専有スペースを削減する方法はないかと考えた結果、縦置きに辿り着いたって話。
ただ、縦置きは高さがあってノートパソコンが視界に入りやすくなる。結構圧迫感があって邪魔。しかも倒れるリスクまである。
俺にとって命の次に大事なのはスマホだけど、ノートパソコンはその次に大事。それが壊れるのは非常に困る。リスクは犯せないということでこれもボツ。
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【ボツ案⑦】サイドホルダーを使う
とにかくノートパソコンがデスク上にあるのがストレス。ならデスク上から無くしてしまえばいい話。ということでサイドホルダーを購入して、そこにノートパソコンを置いてみる作戦に変更した。
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んだけど、このサイドホルダーは浅すぎ。デスク上からは消えるけどノートパソコンが右端にがっつり見えるし
デスクの端っこがごちゃごちゃしていてやっぱりうざめ。
一応俺と同い年のガジェットブロガー兼Youtuberの「ツヨシ」氏がプロデュースするDESK UNDER PC STANDも検討したんだけど、
俺の15インチノートに適合できるかが不明+落下の心配も残るということでやっぱりボツにした。
結局シンプルが一番使いやすい
で、辿り着いたのがこれってわけ。色々買い足すのをやめて、今ある物の上に置いただけ。これが過去最高。解決策は意外とシンプルだった。
振り返ると複雑化してから原点回帰するよくある流れを辿っている気がする。確かに足すと便利になるのは間違いない。ディスプレイ4枚は広いし、
デスクも棚も追加するほど快適にはなる。ただ同時に配線とか圧迫感とか狭さとかの弊害が増えるのも事実で、そこのストレスに打ちのめされたデスク環境の軌跡だった。
そして恐らく多くの人が俺と同じ歴史を辿ることになるんじゃないかと思う。なんてったってこのすっきり感、視覚的なストレスの少なさは圧倒的。
これなら作業も捗るって話。というわけで俺だけ一人で先にゴールに辿り着いてしまった。
でも安心してほしい。俺は誰一人置いていくつもりはない。今はまだ俺が作った轍の途中にいる人も多いとは思うけど、俺は一人ゴールで待ってる。皆の検討を祈る。