〈景品表示法に基づく表記〉当サイトはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています。

パソコン・周辺機器

アームでノートパソコンを宙に浮かせてハイテクデスクトップ環境を構築しました

2018年5月15日

ガジェマガ

ノートパソコンを宙に浮かせてることでデスクの省スペース化を測ったのでその工程と感想を書きたい。

トーマスです。TwitterYoutubeTikTokもやってます。【お問い合わせ自己紹介半生振り返り

この記事の目次(クリックでジャンプ)

筆者がメインで使っているのは15.6インチのノートパソコンにディスプレイを3台繋いだ環境で、ノートパソコンを使ったデスクトップ環境を構築している。

ノートパソコンでデスクトップ環境を作る

ノートパソコンでデスクトップ環境を構築している理由はガジェマガでは何度か書いてるんだけど、4画面環境を最も手軽に構築できるからだ。デフォルトで画面を2つ追加できて、更にUSB-HDMI変換アダプタを使うことで合計3画面を拡張できる。

ここにもともとついてたノートパソコンの画面を合わせると簡単に4画面が実現してしまう。追加の出費は変換ケーブルの4000円だけでいい。なんて手軽。これがデスクトップパソコンだったら画面出力用に別パーツを購入したりといろいろ手間がかかるし、なによりモニタを4台購入することになる。

マルチディスプレイが手軽

ほどほどに使えるスペックであればいいと考える筆者にとって7世代core i5は十分なスペックだし、さらなるハイスペックにこだわるよりも手軽に4画面環境を実現できる利便性を選んだ。しかもノートパソコンだと省スペースだし、バッテリーがついてるお陰で、いざというときの停電に怯える必要もない。スペックに拘らない限りはいいことづくめの選択肢だ。

ノートパソコンは場所を取る

このデスクトップ環境には満足していたんだけど、唯一ノートパソコンがデスクの3分の1を専有しているのが気になっていた。

15.6インチのノートパソコンは持ち運びが想定されていない大きさで、最近流行りのウルトラブックなんかと比べてもかなり大きい。重さも余裕の2キロ越えで、商品としても手軽に設置、持ち運びできるな半デスクトップパソコンとして提案されている。

このノートパソコンが無ければもっと作業しやすいのになと今まで何度も考えた。それならノートパソコンをたたんでしまって、単純にパソコン本体として扱うことも考えたけど、本体と画面が一体になっているノートパソコンを収納するということは画面が一つ減ることになる。4画面の利便性を犠牲にするくらいならデスクが使いにくくなるのもやむなしという判断で今日まで来た。

ノートパソコンアーム

そんなときにノートパソコンアームを発見した。きっかけは友人がマルチディスプレイ用のアームを探している話からだった。アマゾンでその商品を確認してみると、こんな商品もおすすめの欄にノートパソコン用のアームがあった。なんて恐ろしいアマゾンの関連商品商法。ほしい。ノートパソコンが浮いてるなんて面白い。でもこれ本当に必要なのか。確かに省スペースにはなるかもしれないけど、その下の空間を使えるようになったところで差はあるのか。微々たるスペースが増えることを除くとノートパソコンが浮いているメリットがない。買ったところで意味がないんじゃないかと半信半疑になりながら結局購入してしまった。

男は空に憧れる生き物で、古来から人は羽を作り続けてきたし、ライト兄弟は飛行機を作ったし、ふと空を見上げて何気なくラピュタを探したことがある人も少なくないはずだ。人類は地に足を付けない存在を夢見てきた。そんな夢に片足を踏み入れることができるなら、という興味を止められなかったし、最終的に得られるものがノートパソコンが浮いているという絵的な面白さとハイテク感だけになってしまっても良い。どうせ3000円しないんだし。となった。こうして我が家にノートパソコンマウントトレーが届いた。

取り付けには別途アームが必要

今回購入したのはマウントトレーのみだが、このマウントトレー単独だと宙に浮かすことは出来ない。別売りのアームが必要だ。幸い筆者の家にはちょうど使わなくなったアームが保管してあったのでそれを使った。

まずディスプレイ用のアームをパソコンデスクに取り付けて、そのアームにディスプレイの代わりにノートパソコンマウントトレーを取り付けるとこうなる。

前から

ちなみにこのパソコンデスクは杉板と鉄脚を購入して自作したもので、今回のアームを取り付けたことで合計3つのアームが取り付けられることになった。山田照明のアームライトも入れるとアームは合計4つだった。総重量はかなりものだけど、分厚い杉板はびくともしていない。このパソコンデスク作成の工程は別途記事にしているので見て欲しい(→【総額15000円】杉板と鉄脚で多機能パソコンデスクをDIYする!

取り付けたアームとマウントトレーを横から見るとこんな感じ。ここにノートパソコンを置く。とても不安だ。

ノートパソコンを置く前にまず付属の滑り止めを貼り付ける。

恐る恐るノートパソコンを置いてみる。なんとかなったけど死ぬほど不安定だ。

このマウントトレーはノートパソコンを直接おいてもいいし、間にノートパソコン用のドッキング台を置いてもいい。筆者はめんどくさいのでドッキング台は省いた。ノートパソコンはなんとかして固定する方法を検討する。

利用環境を整えるために配線をつないでいく。最高に見た目が汚い。

でも安心して欲しい。この汚い配線を綺麗にするパーツもきちんと同封されているぞ。こいつだ。

これをアームのネジで止めてやることで配線の導線を作れる。

まだマシって程度だけど無いよりはかなりいい。正面から見た時にコードが視界に入らないようになるから視界からのストレスが消える。

コードの導線を作れたら完成だ。ノートパソコンが浮いた。

 

意外と安定する

取り付ける前はどうなるか不安だったけど、コードを適度な長さで取り付けるとそれが抑えになってパソコンを持ち上げられなくなる。マウントトレーに接地している限り強力な滑り止めがノートパソコンを守ってくれるので想像以上の安定感だった。最悪震度7の地震が来た場合に備えて今はタコ糸でノートパソコンとアームを繋いでいるけど、他にいい方法があれば採用したい。とはいえタコ糸は十分目立たないし安定してるから多分このまま行くと思う。

 

ノートパソコンアームを取り付けた感想

この記事を書いてる時点で取り付けてまだ一日しか立ってないんだけど、なにより伝えたいことがこの画像に凝縮されている。

なんてワクワクするデスクトップ。素晴らしいハイテク感。だって浮いてるんだぜ。

絵的な面白さ

取り付け前の想像通りだったけど、絵的な面白さにときめく。やっぱり浮いているっていうのはロマンがある。我が家ではディアウォールで自転車を壁掛けにしていたり

自転車壁掛けならディアウォールがおすすめ
【自転車壁掛けDIY】ディアウォールでロードバイクを室内保管する

俺は性懲りもなくいまだに6畳1間の1Kに住んでいる。色々断捨離をして部屋もすっきりしてきたが、まだ課題が残っていた、大きくて邪魔なロードバイクだ。 ロードバイクは6畳1間で室内保管するにはでかすぎる。 ...

サウンドスティックスワイヤレスという特徴的な形のスピーカーを置いていたりするけど

【高音質Bluetoothスピーカー】サウンドスティックス(SOUNDSTICKS)レビュー

本日もガジェマガ(@Gadgetkaeru)をご覧いただきありがとうございます。 SOUNDSTICKS WIRELESS ハーマンカードン社の SOUNDSTICKS WIRELESS(サウンドステ ...

この2つのいいところって目が惹きつけられるところだと思ってる。自転車が浮いているのは不思議だし、奇抜なスピーカーのデザインも興味を惹く。こういう興味を惹くギミックは見ているだけで面白いし、見る度に気分が良くなるし所有していることに満足感を覚える。今回のノートパソコンアームもそれと同じで、便利さとは別に、存在しているだけで気分が上がる商品だった。

便利になったこと

とはいえ絵的な面白さだけでなく便利になったことももちろんある。例えばいままでDVDドライブが画面に引っかかって使えなかったのが

宙に浮いたことでスペースの制約から開放されて余裕で使えるようになった。

また、浮いたことに伴って今までノートパソコンを置いていたスペースを有効活用できるようになった。

場所があるとちょっとしたスマホの充電とかでなにかと使ってしまう。確実に利便性は上がってるけど、物を置けば置くほどそれに慣れて散らかってしまうから、なるべく置かないように注意しないとまずい。

高さ的にも20センチほど確保しているので、コップだって余裕で置けてしまう。使うかどうかは別として、やっぱり広いのはいい。

想像と違ったこと

ここまでは意外と良いことがあって、やってよかったなと思えるけど、設置する前に想像していたのと違うこともあった。アームってそもそもなんのために取り付けるのかって考えたとき、空間を縦横無尽に動かせるのがメリットなのかと思ってたんだけど、浮いているパソコンを動かす理由がない。想像では必要な時に手前に引いたり、いらないときは少し遠くに、とか考えてたけど、全く触らない。最初から最後まで同じ場所に浮いたまま固定されていた。

これは人それぞれの使い方にもよるんだろうけど、筆者はデスクをほぼ100%パソコンデスクとして使っていて、パソコン以外の作業をする機会がないので、アームでノートパソコンを動かせるメリットを感じなかった。頻繁にデスクで作業をする人ならばいらないときは遠くにして、必要なときは手前に引いてと、縦横無尽な使い方が出来て更に活用できると思う。

 

まとめ

アームマウントトレーが2600円とアームが2500円で、合計金額5000円程度でワクワクするギミックを作れたし、省スペースを更に活用することができるようになった。なによりワクワク感、ハイテク感がすごくて、パソコンデスクに向かうのが以前より楽しくなった。こういう些細なことでも日常にメリハリを与えてくれるカスタムはどんどんしていきたい。

ところでノートパソコンアームを今回普通に取り付けたけど、よくよく考えるとノートパソコン浮かせて使うのはかなり特殊な使い方だと思う。

うちの環境は幸い無線のマウスとキーボードを使っているので、電源を入れる以外でノートパソコンに触れる機会が無いし、外用にはZenbook Flipがあるから、アームの上に置いたノートパソコンを動かす機会もない。でも筆者みたいにノートパソコンに触れないし、動かすこともない使い方をしている人ってどのくらいいるんだろう。普通ノートパソコン使う人はノートパソコンのキーボードを使うから、ノートパソコンアームを使うとタイピングが出来ない。そう考えるとノートパソコンアームを使える人は相当少ないと思うのね。そういう意味でノートパソコンアームってかなり用途が謎な製品だと思った。

もし筆者と同じ使い方をしている人、またはこれからしたい人は是非ジョインして、人類の夢だった宙を舞うギミックを身近に作って楽しんで欲しい。

最近高めのオフィスチェアを購入して作業効率を高めました。

「AKRACING RAVENレビュー」シンプル黒のゲーミングチェア

AKRACINGのオフィスチェアのRAVENを購入した。なぜなら椅子に座っていると肩と首が本当に痛かったから。 整骨院とかテモミンとかリラクとかのマッサージ屋さんにも行った。でもだめだった。マッサージ ...

おすすめ記事(おもしろいやつ)

スマホ レビュー

2022/12/15

【Pixel 7 Proレビュー】最も理想的なAndroidスマホ

いつの間にかPixelシリーズの年一回の発売が恒例になり、Tensor搭載後はブランド力も獲得し、独自機能も増え、毎年のPixel発売が話題になるようになった。 そして今年も俺の手元には最新となるPixel 7 Proがある。ということで今年も今年のPixelはどうなのかをレビューする。 【結論】Pixel 7 Proはバージョンアップ版 先に結論から言ってしまうとPixel 7 ProはPixel 6 Proのバージョンアップ版に過ぎず、ほぼ変化がない。実際に使用感に影響する進化点は下記の2点のみ。 超 ...

デスク環境 パソコン・周辺機器

2024/2/19

【デスクツアー】デスクアイテム一覧と使ってる理由、感想【俺の一軍】

ガジェマガでは過去に色々な商品をレビューしすぎていて、 「で、結局今のお前は何を使ってるの?」 って聞かれることが多いから、ここではデスク環境周辺で俺が今現在使っている物と、それを使っている理由、感想を一言でまとめる。デスク環境構築の参考にしてほしい。 この記事では「俺の一軍シリーズ」として環境が変わるたびに内容を随時更新する続ける予定(最終更新2024年2月12日) デスク環境周辺で使っている物一覧 まず俺がデスク環境周辺で使っている物を一覧にすると下記。 クリックで感想にジャンプ デスク・椅子 Fle ...

ライフハック 買ってよかったもの

2023/4/20

【2021年版】生活が変わるガジェマガ式買ってよかったもの17選

いよいよ一人暮らしも9年目に突入していて、欲しいモノは一通り買ってしまった。これからも物欲は尽きることないだろうし、ガジェットに限らず様々な物を購入することになると思うけど、今後は足りないものを補うというより、今あるものをグレードアップする買い物が主流になると思う。 そんな満たされた生活の中でも、俺基準俺調べの買ってよかった商品を、生活に与えたインパクト順にランキング形式でを紹介したい。正直もっと早く買っておけば良かったと思うものばかりなので、まだ持っていないものがあれば急いで購入してほしい。 15位 黒 ...

スマホ レビュー

2023/4/19

【iPhone 14 Proレビュー】変化なし。最高品質の失敗作

iPhone14Proが発売されたのが2022年の9月。現在は2023年の4月。既に7か月が経過していてもう二番煎じどころの騒ぎじゃないぐらいレビューが遅れてるんだけど、こんなにテンションが上がらないスマホはなかった。 マジで13から変わってない。レビューの必要があるのか不明。でもせっかく15万も払って購入したんだからけじめをつける為にレビューする。 【結論】iPhone13ProのままでOK 最初にも書いた通りだけどiPhone14ProはマジでiPhone13Proから何も変わってない。だから今iPh ...

ライフハック 失敗談・コラム 感想

2023/7/9

【狭い家のメリットデメリット】6畳1Kに8年住んだ感想【一人暮らし

田舎の人が都会に引っ越す際に危惧するのは部屋の狭さなんだけどそれは間違ってない。都会は家賃が高いから広い部屋に住めない。 でもそれは悪いことばかりではない。寧ろ狭い部屋は快適だな。と渋谷区6畳1Kの家に8年住んで思う。ということで今回は俺が感じた狭い部屋に住むメリットデメリットを解説する。 狭い部屋の家賃だけじゃないメリット 狭い部屋は家賃が安い。これが最大のメリットなのは間違いない。 東京都の平均家賃相場は22万円 実際俺が住む東京都渋谷区は日本でもトップクラスに家賃が高いエリアで、2LDKとかを選んだ ...

俺の一軍 腕時計・スマートウォッチ・小物

2024/2/16

【ポケットと鞄の中身】身に着けてる物一覧と選んだ理由、感想【俺の一軍】

ガジェマガでは過去に鞄はいらないとかポケットを活用しろとかスマホはこれ使えとか有線イヤホンは使うなとか色々なことを言いすぎていて、 「で、結局今のお前は何を使ってるの?」 って聞かれることがたまにあるから、ここではポケットと鞄の中身と、ついでに小物類、衣服、靴などなど俺が日常身に着けてメイン利用している物と、それを使っている理由、そしてその感想を一言でまとめていく。ポケットと鞄の中身の参考にしてほしい。 この記事では「俺の一軍シリーズ」として環境が変わるたびに内容を随時更新する続ける予定(最終更新2024 ...

メンズ美容・健康 失敗談・コラム

2024/2/16

【口コミ】ゴリラクリニックヒゲ脱毛で30万円提示された話【高すぎ

髭いらねーって思って髭の永久脱毛に手を出そうとしたんだけど、ゴリラ脱毛のカウンセリング価格が想像以上に高くて、ネットでの値段の記載方法が悪質だと感じたので今日はその件を書きたい。 毎日髭剃るのめんどくさい みんなもそうだと思うけど、朝起きて仕事行くまでの時間は戦争だ。なぜなら俺はなるべく寝ていたい!むしろ起きたくない!でも社会人なので流石に会社に遅刻するわけにもいかず、毎日生きるためにゾンビ顔負けの死んだ表情で通勤しているのが実情だ。 そんな社会人にとって朝の時間は貴重だ。歯を磨いて顔を洗って髭そって朝ご ...

DIY ライフハック

2024/2/16

【ベッド拡張DIY】シングルベッドをセミダブルにした話【ニトリ】

一人暮らしだからと言ってシングルベッドに拘る必要があるだろうか、いやない(反語)。ということに一人暮らし10年目にして気づいたからベッドを拡張することにした。 いつの間にか6畳1Kの限界に挑むのが俺の生きがいになりつつあるんだけど今回は多分その集大成にして頂点。色々取り組んできた部屋改善は多分これで終わりになる。 ということで実際にベッドをどう拡張したのか、6畳でベッドを大きくして快適になったのか、生活に支障は出ないのかを解説したい。 6畳1Kの限界に挑む 繰り返しになるけど俺は10年間6畳1Kの激狭物件 ...

ライフハック 俺の一軍

2023/4/1

【ルームツアー】家で使ってる物一覧と選んだ理由、感想【俺の一軍】

ガジェマガでは過去に色々な商品をレビューしすぎていて、 「で、結局今のお前は何を使ってるの?」 って聞かれることが多いから、ここでは俺の家で今現在使っている物と、それを使っている理由、感想を一言でまとめる。住環境構築の参考にしてほしい。 この記事では何か環境が変わるたびに内容を随時更新して俺の1軍をまとめる続ける予定(最終更新2022年11月10日) 家で使っている物一覧 まず俺が家の中で使っている物を一覧にすると下記。 クリックで感想にジャンプ リビング環境 壁美人 テレビ ChromeCast Fir ...

DIY ライフハック 感想

2023/7/9

【壁掛けテレビの理想と現実】壁美人を3か月使った感想【賃貸】

賃貸でもテレビを壁掛け出来るのに原状復帰までできてしまう壁美人を導入してから早3カ月。まだテレビは一度も落ちていない。 とはいえ720個ものホチキスで取り付けるのってどうなの?とか、テレビを壁掛けにした不便はないの?と買いたいけど二の足を踏んでいる人は多いはず。 という仮定の下で壁美人を実際に3か月使った感想を書いていく。記事の内容的に楽だからという理由ではけっしてない。 壁美人はホチキスで壁に取り付け 壁美人の紹介記事でも書いた通りだけど、壁美人は720発ものホチキスで壁に取り付けることで25キロまでの ...

-パソコン・周辺機器

Copyright© ガジェマガ , 2024 All Rights Reserved Powered by AFFINGER5.