以前大画面テレビを壁掛けする方法を考える記事を書いたんだけど、その中の壁美人を購入して取り付けたからその工程を紹介する。
大画面テレビの壁掛けを検討している人の参考にしてほしい。各種テレビの壁掛け方法を検討した記事は下記。
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この記事の目次（クリックでジャンプ）
大画面テレビを壁掛けしたい
俺が大画面テレビを壁掛けしたいと考えた理由は少しでも部屋の中の物を減らしたかったからなんだ。
俺は6畳1Kの超狭い家にもう9年ほど住んでいるんだけど、6畳という空間で快適に生活するためにはいかに物を減らすか、いかに視界からのノイズを減らすかが重要。
同じ6畳でも物が減れば広く感じるし、6畳を最大限使えれば狭さからのストレスも感じにくい。いらないものを減らして部屋を必要なものだけで埋めればより効率的な空間が出来上がるというからくり。
ということで俺の部屋は既にできる限り物を減らしていて、視界に入るのはベッドとかデスク、テレビ、ソファーとかの日常的に使うものばかり。
テレビ壁掛けでテレビ台を捨てられる
ただ、まだ一点必要なさそうなものがあった。それがテレビ台だ。
俺はAmazonで購入した2,000円のテレビ台をカラーボックスとして使い続けているんだけど、カラーボックスにぎっしり詰まっていた物もほとんど捨ててしまって、今は一番右側をゴミ箱として使っているのみ。
それならこのテレビ台必要なくね？って思った。でもテレビを地面に直置きするわけにもいかない。ならテレビを壁掛けすれば良くね？って思った。
壁美人でテレビを壁掛け
そこで登場するのが壁美人なんだ。壁美人はホチキスで壁掛け金具を壁に固定して、そこにテレビをかけるという代物なんだけど、ホチキスで壁に取り付けるから賃貸でも原状回復可能なのが強み。
というのもホチキス穴は超微細だから、歯磨き粉とかで完全に隠せてしまうらしい。だから賃貸でも退去時の壁の修理費を取られないで済むんだとか。実際俺も試してみたんだけどマジで穴が小さくて見えない。
しかも壁美人は最大25キロまでのテレビを壁掛けすることも可能。俺のテレビが55インチで17キロだから、最近の薄型テレビなら65型ぐらいまで対応可能。ホチキス凄い。
大画面テレビの場合はこのホチキスを720発壁に打ち込むことで最大25キロまで支えられるようになるらしい。数の暴力怖い。
壁美人の取り付け方法
ということで実際に壁美人を取り付ける。壁美人の取り付けにかかる時間は合計1時間ほど。俺は一人でやったけど、大画面テレビの場合は二人でやるのがおすすめ。
まずテレビを壁掛け出来る状態にするためにテレビ背面にブラケットを取り付ける。
テレビの背面を見るとちゃんとテレビ壁掛け用の穴が開いている。ここにブラケットをあてがうとぴったり。
これを2本とも取り付ければテレビ側の準備は完了。超簡単。
壁美人は最終的にこんな感じで取り付けられる予定。本当に壁美人にテレビをかけるだけのシンプルな構造。
壁美人をホチキスで壁に取り付け
テレビ側の準備が完了したら次に壁美人を壁に取り付けていく。まずはメジャーで長さを計測して取り付け場所を確定する。
壁美人の取り付けは透明のプレートを壁にホチキスで打ち込むことで行う。
試しに1発だけ打ち込んだのがこれ
これを壁美人の上から何発も何発もひたすら打ち込んでいく。
この工程では片手で壁美人を抑えながら片手でホチキスの打ち込みが必要で、一人だとかなりきつい。どうしても一人でやる場合はガムテープとかであらかじめ壁美人を壁に固定しておくのがおすすめ。
壁美人には専用の水平系もついているから、序盤の内に水平がしっかりとれているかも確認しておきたい。
水平を確認できればあとは無心で打ち込み続ける。全て打ち込むとこんな感じ。
俺の場合は720発のホチキスを打ち込むのに45分かかった。
テレビを壁美人に取り付ける
壁美人の壁への取り付けが完了すればいよいよテレビを壁美人に取り付ける。繰り返しになるけど構造はテレビを壁美人にかけるだけのシンプルなものだから、持ち上げてかければOK。
但し一人だとテレビがでかくて向こう側が見えないから手さぐりになって苦戦する。二人でやるのがおすすめ。
この状態だとコードが気になるから、壁美人のオプションパーツとして購入できるコード収納を壁に取り付ければ完了。
これで本当に55インチ17キロのテレビを壁掛け出来てしまう。ホチキスすごい。
テレビの壁掛けで部屋がより快適に
最終的な仕上がりはこんな感じでテレビを壁掛けすることでよりテレビ周りがすっきりした。あと巨大なテレビが宙に浮いている感じがスタイリッシュで良い。
17キロのテレビを壁掛けするのは不安だし、落ちたら18万円で購入したテレビが壊れるリスクもあるんだけど、取り付けて3日経過した現在はまだ落ちる気配はない。
壁美人の耐荷重量は25キロで、17キロのテレビなら余裕はあるから多分大丈夫だと思う。
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とはいえ果たして横揺れの地震に耐えられるのか、壁の振動で抜ける可能性が無いのかは気になるけど、そういえば7年前に壁掛けした自転車もまだ一度も倒れてないから楽観的に考えてる。
テレビが落下したらそれもまたネタにする。繰り返しになるけど壁美人は一人での取り付けは向いてないから、壁美人と一緒にパートナーも用意しておくのがおすすめ。
【動画で解説】壁美人の取り付け
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