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【FreeBuds 3レビュー】ノイキャン対応インナーイヤー【欠点4つ】

2020年8月9日

先日TWSイヤホンこそがウェアラブルデバイスの最適解になるという記事を書いたんだけど、

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その記事に書いている通り俺が今現在メインで使っているSounedcore Life P2はカナル型で蒸れるのが問題だった。

そこでインナーイヤー型を探したところあのHuaweiがアクティブノイズキャンセリングに対応しているTWSイヤホンを出しているではないかと言うことに気付いて購入したからレビューする。

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この記事の目次(クリックでジャンプ)

Huawei FreeBuds 3の特長

Huawei FreeBuds 3の特長は下記。

  • インナーイヤーうどん型
  • アクティブノイズキャンセリング対応
  • 無線充電対応
  • 15,000円

デザインは初代AirPodsの丸パクリ。

そこにアクティブノイズキャンセリングを載せてたったの15,000円で発売してしまったというのがHuawei FreeBuds 3の強みなんだ。

ノイキャン無しのAirPodsでも2万以上するのに、アクティブノイズキャンセリング搭載で15,000円は業界最安クラス。

Huawei FreeBuds 3のスペック

Huawei FreeBuds 3のスペックは下記。

イヤホン本体の使用時間 最大4時間
ケース込みでの使用時間 合計20時間
Bluetooth規格 5.1
防水 IP54
対応コーデック SBC,AAC

イヤホン単体での充電時間が4時間だったり防水がIP54だったりaptXコーデックに対応していなかったりと意外とカタログスペックはショボい。

SBCなのに驚くほど遅延しない

SBCコーデックと言えばaptXコーデックと違って遅延するイメージがあったんだけどFreeBuds 3は驚くほど遅延しないから映画もYoutubeも問題なく楽しめる。意外とaptXコーデックじゃなくても良いのね。

FreeBuds 3のノイキャンは微妙

さてFreeBuds 3といえばアクティブノイズキャンセリングなんだ。たった15,000円でアクティブノイズキャンセリングが楽しめる!ってのが魅力なんだけど結論から言うとここはかなり微妙だった。

アクティブノイズキャンセリングとは

アクティブノイズキャンセリングといえば外音と逆の波長の音を出すことで外音を打ち消してしまう機能で、俺も実際にアクティブノイズキャンセリングを初めて搭載したAirPods Proを使って感動した記憶があるんだけど、

遮音性の低いFreeBuds 3で意味があるのかというのが気になるところ。

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FreeBuds 3は遮音性が低い

というのもFreeBuds 3はインナーイヤー型だからカナル型と違って遮音性が低い。

あれ?意味なくね?って気がする。で実際使ってみた感じやっぱりあんまり意味は無い。

公式だと最大15db騒音を下げることができると書いてあるんだけど微々たる違い。環境音がちょっと減った?減ってない?ぐらいの感覚で、カナル型で遮音性が高いAirPods Proと比べると雲泥の差だった。

一応専用アプリでノイズキャンセリングの調整もできるんだけど

強弱というよりは方向を調整する感覚でよくわからないしどう調整しても微妙。あくまでノイズキャンセリング機能はおまけ程度だと考えた方が良い。

FreeBuds 3は圧倒的な高音質

FreeBuds 3はノイズキャンセリングは微妙なんだけど音質は凄い。これはビビった。

ガジェマガでは何度も書いているんだけど俺は糞耳で音質に全然拘らないから普段は6,000円前後のイヤホンばかりを使っているんだけど、俺が常用しているSoundcore Life P2と比較してもFreeBuds 3の音質は圧倒的。高音質ってこういうことかと感動がある繊細な音を奏でてくれる。

というのもFreeBuds 3は音質に直結するドライバーの大きさが14mmと超大きいらしい。

そういえば俺が使ってるSoundcore Life P2は9mmだから全然違うわけだわ。

FreeBuds 3は質感が高い

しかもFreeBuds 3はそんじょそこらのTWSとは質感が違う。AirPodsを丸パクリしてるだけあってケースの質感もイヤホンの質感もAirPodsそのもの。

FreeBuds 3はBluetoothも超安定

FreeBuds 3は両耳でも片耳でも利用できるんだけど、明かに俺が使ってるSoundcore Life P2よりも接続が安定している。SBCコーデックなのに。

Soundcore Life P2だと満員電車とかにのると頻繁に接続が途切れるのにFreeBuds 3はその頻度が低い。

FreeBuds 3は超軽い

更にイヤホン単体が4グラムと軽くて耳に付けても違和感が少ない。

ちなみにAirPods Proは6グラム。

TWSって基本的にどれも6グラム以下だから2グラムの差とか無いも同然だろって思うけど意外と違う。軽いは正義。

FreeBuds 3は無線充電対応

FreeBuds 3は15,000円なのに無線充電に対応している。しかもケースが超薄いし

57グラムと軽い。

これならポケットにもすっぽりと入る。カバンを持たなくて良いのが嬉しい。

もちろんType-C端子が使えるから有線でも充電可能。

FreeBuds 3の通話音質は超クリア

FreeBuds 3はノイズキャンセリング用のマイクの他に骨伝導センサーも搭載しているらしく、超クリアな音質で通話できる。スマホを耳に充てるよりFreeBuds 3を耳に装着して喋った方がクリアなレベル。

俺が使ってるSoundcore Life P2も通話中のノイズキャンセリングには対応しているからハンズフリーでの通話はできるんだけど、FreeBuds 3ならよりクリアに、安定した通話が可能。

これは一度使うと戻れない便利さだから是非体感してほしい。

FreeBuds 3の4つの欠点

ここからは実際に数日使ってみて感じたFreeBuds 3の欠点を解説する。

【欠点】FreeBuds 3はバッテリーが短い

これもカタログスペック通りだけど通常利用で4時間、ノイズキャンセリングをオンにした状態だと2時間半ほどのバッテリー持ちになる。

ノイズキャンセリングの効果は微妙ではあるけど勉強中とか集中したいときはオンにしたいところ。でもオンにしてしまうと2時間半しかバッテリーが持たない。

まぁ2時間半も集中したら休憩すればって気もするけど、イヤホン本体の満充電にも1時間がかかるから次の作業までに充電が間に合わない。長時間の利用には向かない。

【欠点】FreeBuds 3は風に弱い

インナーイヤー型だから当然だけどFreeBuds 3は風に弱い。特に自転車に乗車してしまうと一発アウト。

公式では風ノイズ低減的なことが書いてあるけど全然無理。風切り音が轟音過ぎて全然聞こえない。

この辺りはやっぱり遮音性が高いカナル型が強い。

【欠点】FreeBuds 3は操作項目が少ない

俺が一番ネックに感じたのがこれ。FreeBuds 3その背面をダブルタップすることで設定した操作が可能だけど少なすぎる。

特に俺の場合は右耳だけで使うことが多いんだけど、

  • 再生/停止
  • 次の曲
  • 音声アシスタント

の3項目を片方で行えるのが理想。せめてトリプルタップとか長押しも認識してほしかった。こんなに高機能なのにどうしてダブルタップだけなのHuaweiさん…

FreeBuds 3の高性能連携はHuaweiスマホ限定

FreeBuds 3はHuaweiスマホに限って高性能な連携機能を提供してくれる。

例えばケースの蓋を開けた瞬間スマホと自動的にペアリングされて専用のポップアップでバッテリー残量を表示してくれたり、

近接センサーで装着を検知して音楽を止めたり再生したりだけど残念ながらHuaweiスマホ限定。

Huaweiスマホがグーグルに潰された今、この恩恵に預かるのが難しい。惜しい。

FreeBuds 3の対音質コスパは最高

改めてFreeBuds 3の良い所と悪い所をまとめると下記。

FreeBuds 3の良い所

  • 超高音質
  • ケースもイヤホンもコンパクト
  • Bluetooth接続の安定感
  • クリアな通話
  • 無線充電対応
  • 一応ノイズキャンセリング

FreeBuds 3の悪い所

  • バッテリーが弱い
  • 風に弱い
  • 操作項目が少ない
  • ノイズキャンセリングが微妙

という感じ。音質は多分この価格帯だと最高ランクだと思うから、音に拘りたい人、カナル型ではなくインナーイヤー型に拘りたい人には最高の選択肢になる。ノイズキャンセリングは微妙だけど、SBCコーデックなのに安定しまくる接続も驚きだった。

逆に俺みたいにウェアラブルデバイスとして外で移動しながら使いたい、音は聞き取れればそれでいいという人には風切り音のうるささとか操作項目の少なさとかバッテリーの弱さが微妙だった。ということで俺は売却する。Soundcore Life P2強い。

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