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【Mijia Gimbal】映画のように手ブレのない動画が撮れるスマホ用スタビライザー【OSMO MOBILE 2より安い】

2019年2月17日


スマホで撮影した動画がどことなく素人感のある動画になってしまうとお悩みの方。その悩みを解決できるツールがお求めやすい価格で購入できるようになりました。その名も電子式スタビライザー「Mijia Ginbal」。

今回GEARBESTからXiaomiのMijia Ginbalを提供してもらったから、ジンバルというジャンルの商品が何なのか、そしてXiaomi Mijia Ginbalが実際に使える商品なのかをレビューしたい。

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この記事の目次(クリックでジャンプ)

Mijia Gimbal超楽しい

結論から言うとMijia Gimbalが楽しすぎて使い倒してる。普段ならプレゼント企画に回すレビュー依頼商品だけど、ジンバルは個人的に利用することにした。

今回紹介するMijia Gimbalは動画を滑らかに撮影するためのツールだから文章よりも動画を見た方が100倍わかりやすい。Youtubeでレビュー動画を出しているから可能ならそちらを確認してほしい。

ジンバルとは

ジンバルというのは電子式スタビライザーのことで、スタビライザーというのは昔から映画やテレビの撮影で使われている手ブレのない動画撮影に欠かせない機材だ。

要は一点に重心を置くことで手振れがカメラに伝わるのを防いで滑らかな動画を撮影できる商品なんだけど、機械式は繊細なバランスが重要だし、大きくて使いにくい。

これに対して個人でも気軽に利用できるのがバッテリーとモーターでバランスを電子制御する電子式スタビライザーことジンバルだ。

ちなみにこのジンバルは先週のタイ旅行にも持って行ったんだけど、日本での出国審査時にX線で浮き上がった鞄の中のジンバルを見た税関職員がニヤニヤしていたのは理由は永遠の謎。なにと勘違いしているんだろうか。

ジンバルで動画を滑らかに撮影できる理由

最近のビデオカメラのみならず、スマホカメラですら電子式や物理的な手振れ補正機能を搭載していて、一瞬のブレには反応しないようにできている。

手振れ補正機能は日進月歩で進歩しているから、ジンバルなんていらないんじゃないの?なんで今更?という気もするけど、ジンバルを使って撮影した動画はレベルが違う。

水平で浮いているような動画を撮影可能

ジンバル最大の魅力は手振れが無くなることではなくて、常にスマホの水平が保たれることだ。手振れ補正で一瞬の手振れを補正できたとしても、カメラの角度ブレは補正できない。

ジンバルは手振れだけでなく角度ブレまで消し去ることで、完全な水平が保たれた動画を撮影できる。これがまるで映画のワンシーンのような映像を生み出す。

詳細はYoutube動画を確認してほしい。3分10秒くらいからが手持ち撮影で4分からがジンバル撮影だ。

Xiaomi Mijia Gimbal or OSMO MOBILE 2

ジンバルといえば最近もっぱら話題なのが世界一のドローンメーカーDJIが販売するOSMO POCKET。

ポケットに入る大きさでありながらカメラも搭載していて、それ単体で気軽に撮影できるのが魅力だ。

これに対して、OSMO POCKETがスマホの利用を前提として販売しているのがOSMO MOBILE 2だ。

今回紹介するXiaomiのMijia Gimbalはスマホがないと撮影できない点でOSMO MOBILE 2と同じ。

カメラ一体型のOSMO POCKETと比較すると、スマホの高画質カメラを活かせることと、価格が安いのがメリットだ。

長すぎるバッテリー駆動時間

Xiaomi Mijia GimbalとOSMO MOBILE 2のスペックを比較するとこんな感じ。

Mijia Gimbal OSMO MOBILE 2
価格 14,000円 17,000円
重量 500グラム 485グラム
駆動時間 16時間 15時間

Xiaomi Mijia Gimbal、OSMO MOBILE 2ともにバッテリー駆動時間は圧倒的で使いきれる気がしない。重量もほぼ同じなのに対して、Mijia Gimbalは価格が3,000円安い。セール中は一万円だった。

Xiaomi Mijia Gimbalの使い方

Mijia Gimbalの使い方は至ってシンプル。

まず本体にスマホを取り付ける。スマホの取り付けスペースは引っ張れば広がるから、両サイドを引っ張りながらスマホ本体を押し込む。

その状態で持ち上げるとこんな感じでバランスが悪く水平を保てない。

ここからバランスをとるためにジンバル側のアームの長さを調節する。

このレバーを緩めて

アームを伸ばす。

アームの長さ調節がうまくいけばバランスが取れてジンバルを持ち上げたときにスマホが横を向く。

とはいえ電子式はある程度モーターが制御してくれるからそれほど神経質にならなくていい。傾きが酷くないことを確認してジンバルの電源を入れるとスマホが持ち上がる。

この時の動きが最高にメカメカしくて楽しいから是非確認してほしい。

この状態でジンバルを傾けても電子制御によってスマホは水平が保たれたまま。まるで浮いているかのような動画を撮影できる。

Mi Gimbalでのスマホの操作方法

ジンバルはどんな時でもスマホを水平に保つ。つまり、頭上の被写体にジンバルを向けても、スマホはきっちり正面を向いてしまって捉えられない。

そんな時はジンバルについているコントロールレバーを使う。

上の丸いレバーを操作することでスマホの向きをコントロールできる。

さらにその下に写真と動画の撮影ボタンがついているけど、これは専用アプリでないと使えない。

背面にもボタンがついていて、ダブルクリックでズレてしまったスマホを正面に戻す、3回クリックでフロントカメラへの切り替えができる(専用アプリ限定)

専用アプリで被写体への追従も可能

ジンバルはスマホを支えているだけだから、スマホ内蔵の動画アプリが普通に使えるんだけど、XiaomiのMijia Gimbalには動画撮影+Mijia Gimbalでの遠隔コントロールもできるようになる専用アプリが用意されている。

それがこれ。Mi Gimbalだ。

このアプリを使うことで被写体を自動で追尾するスマートトラッキングが使える。スマホを三脚に固定しての追尾撮影に有効。

ただ、OSMO POCKETと比べると専用アプリでできる機能は少なめ。

Mijia Gimbal OSMO MOBILE 2
スマートトラッキング
パノラマ撮影 ×
タイムラプス撮影 ×
モーションタイムラプス ×
ハイパーラプス ×
スローモーション ×
ズームコントロール ×

とは言えこの辺りはアプリでの制御だから、Mi Gimbalでできないならできるアプリをインストールすればいいだけで大した問題じゃない。

それに、8日間タイに行ってジンバルを毎日使ってたけど滑らかな動画撮影ができれば十分で、それ以外の使い方はクリエイター向きだ。

外部機器の接続も可能

OSMO POCKETもそうだけど、Mijia Gimbalは底面に三脚取り付け穴が開いている。

こんな感じの拡張ツールを使うことで外部マイクや外部LEDの取り付けも可能。

ここまで来ると本格的な動画撮影キットが出来上がる。

スマホへの外部マイクの取り付けは4極→3極への変換が必要

外部マイクを接続すれば綺麗な音で動画撮影ができるかと思いきやAndroidスマホの場合はそれだけだと外部マイクは使えない。

まず4極プラグを3極プラグに変換したうえで、外部マイク入力に対応した動画撮影アプリを使用する必要がある。そのやり方を詳細に解説している記事がこちら。

【Open Camera】Androidの動画撮影で外部マイクを使う方法

最近のスマホカメラの画質は本当に素晴らしい。 そこで、動画撮影もスマホで良いんじゃないかと思うようになった。動画撮影といえば画質以外にも音質が重要なんだけど、Androidスマホは外部マイクを接続して ...

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Mijia Gimbalの欠点は重さ

Mijia Gimbalは想像以上に面白い。使うほどに未知の動画が撮れるから、旅行先でもどんどん活用していきたいんだけど、とにかく重いのが欠点だ。

500グラムと大型のモバイルバッテリーくらいのサイズがあって、しかも形が歪で持ち運びにくい。

タイバンコクでは何とかして手ぶらで回るためにジーパンの前ポケットに差し込んで歩いていたんだけど死ぬほど邪魔だった。スマホ用ジンバルの課題はそのサイズと形だ。

スマホを活用できるジンバルのメリット

持ち運びにくいデメリットを考えるとすっぽりとポケットに入るカメラ一体型ジンバルOSMO POCKETは魅力的なんだけど、今回色々迷ってOSMO POCKETは買わないことにした。迷って過程の記事はこちら。

手持ちはOSMO POCKET、固定はGoPro 7【画角と撮影方法を比較検討した結論】

Mate 20 ProとMijia GInbalを使った動画撮影が楽しい。Youtubeになんでも気軽に投稿できる時代になって、撮影した動画が無駄にならなくなったことからも、今後どんどん動画を撮ってい ...

続きを見る

大きすぎるジンバルのデメリットを加味しても俺がジンバルを選ぶ理由は3つ。

  • 撮影機材をスマホに集約できる気軽さ
  • Mate 20 Proの高画質カメラを活かせる
  • Mijia Gimbalの安さ

撮影機材をスマホに集約できる気軽さ

最大の理由はこれ。撮影機材が2台になれば管理も2倍、いったんデータを集約する手間も増える。また、スマホで撮影できれば、スマホの性能と多数のアプリを使って空き時間にさらっと編集して、いらない写真の削除もできる。せっかくの大画面高性能デバイスを活かさない手はない。

Mate 20 Proの高画質カメラを活かせる

ガジェマガでは何度も書いてるんだけど最近注目Mate 20 Proを購入した。Mate 20 Proはスマホとしては申し分ないカメラ画質で、動画性能にだって優れる。しかも標準、広角とレンズを使い分けた動画撮影も可能。

わざわざOSMO POCKETを購入して画質を落とす必要はないと判断した。

Mijia Gimbalの安さ

これはどっちでもよかったんだけど、使うかわからないOSMO POCKETを無駄に増やすのは辞めることにした。

OSMO POCKETは最強だとは思ったんだけど、スマホ用ジンバルであればたった4分の1程度の価格で今のスマホの高画質カメラを活かせるようになって、管理が一元化できる。わざわざ機材を増やして紛失・故障のリスクにおびえる必要もない。というわけでジンバルにはジンバルなりの価格以外のメリットがあったなと感じた。

依然として持ち運びは課題だから、良い方法を模索中。いい案があったら教えてほしい。

Mijia Gimbalの購入はこちら

GEARBEST ⇒ Mijia Gimbal

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