Pixel 4aが発表されたばかりだというのにGalaxy Note20が発表された。
なにを隠そう俺は今のメインマシンMate 20 Proの乗り換え先をOnePlus 8 ProとGalaxy Note20の2択にまで絞っている状態で、8月21日に発売されるや否や即入手してレビューするつもり。
ということで今回はレビュー前に予習するべく発表されたGalaxy Note20の概要を確認する。
この記事の目次(クリックでジャンプ)
Galaxy Note20 Ultraの特長
今回発表されたGalaxy Note20には無印版と上位版のUltraがある。恐らく日本で発売されるのは上位版のUltraになるから、Ultraを中心に解説する。
- 6.9インチ120Hz有機ELディスプレイ
- 最強の処理能力(Snapdragon865+/12ギガメモリ/USF3.1)
- 最強のトリプルカメラ(5倍、通常、広角)
- 最強の動画手振れ補正
- 4500mAhバッテリー(25W充電)
- 無線充電、逆無線充電
- DSDS+eSIM
- ツインアプリ
- IP68防水
- デュアルスピーカー(Dolby Atmos)
- Sペン付属(反応速度9ms)
- 16万円?
Galaxy Note20 Ultraは「ポケットに入るPC」というキャッチフレーズの通りそのスペックは圧倒的。しかも付加価値ももりもり。
Galaxy Note20 Ultraは全てのスマホを過去にするだけのパワーがある集大成スマホなんだ、値段含め(倒置法)
Galaxy Note20 Ultraのスペック
Galaxy Note20シリーズのスペックは下記。
Galaxy Note20 Ultra | Galaxy Note20 | |
予想価格 | 16万円? | 12万円? |
ディスプレイ | 6.9(有機EL120Hz) | 6.78(有機EL) |
解像度 | WQHD+ | FHD+ |
CPU | Snapdragon865+ | Snapdragon865+ |
メモリ | 8/12 | 8 |
ストレージ | 128/256/512 | 128/256 |
バッテリー | 4500 | 4300 |
セキュリティ | 指紋/顔 | 指紋/顔 |
防水 | IP68 | IP68 |
デュアルSIM | ○(DSDV+eSIM) | ○(DSDV+eSIM) |
重量 | 208 | 192 |
サイズ | 77.2×163.8×8.1 | 75.2×161.6×8.3 |
まさに最強of最強の全部入り。しかも地味に世界初のSnapdragon865+搭載スマホだったりする。恐らく10月頃に発売されるであろう日本版はデュアルSIMとツインアプリが潰されておサイフが搭載される予定。
Snapdragon865+/8~12ギガメモリ
Galaxy Note20 Ultraには遂に最強CPUであるSnapdragon865の上位CPUとなるSnapdragon865+が搭載される。
Antutu66万点
Snapdragon865+の処理能力はSnapdragon865より10%向上しているらしいから、予想されるAntutuベンチマークスコアは66万点前後。
遂にスマホの処理能力がiPad Pro2020と並んでしまう。もはや本当にパソコン並みの性能、そして値段(倒置法)
6.9インチ120Hz有機ELディスプレイ
Galaxyを作るサムスンと言えば世界最強の有機ELメーカーで、そのサムスンが送り出すGalaxyシリーズに搭載される有機ELは当然最強。
実際毎年最強ディスプレイ賞みたいなのを獲得してるお墨付きのディスプレイなんだ。しかも上位モデルとなるUltraは120Hzのリフレッシュレートにも対応。まさに最強と最強の組み合わせ。
4500mAhバッテリー/208グラム
Galaxy Note20 Ultraが搭載するバッテリー容量は4500mAhで、これは6.9インチディスプレイのスマホとしては多くない。
もちろんSnapdragon865+の省電力性能にも左右されるんだけど、今回も長時間バッテリーというわけにはいかなさそう。
ちょっとぐらい重量を重くしても良いから5000mAhバッテリー以上を搭載してほしかったのが正直なところ。
Galaxy史上最強のトリプルカメラ
Galaxyシリーズといえばスペックでスマホ市場を牽引し続けているんだけど、それはカメラ画質でも同じ。
残念ながら日本ではGalaxyがキャリアからしか発売されていないことから俺は長らくGalaxyのカメラに触れてはいないんだけど、Galaxyのカメラはあちこちで絶賛されてる。
50倍ズームまで対応する最強カメラ
Galaxy Note20 Ultraのカメラ構成は下記。
- 5倍望遠カメラ
- 標準カメラ
- 超広角カメラ
Galaxy S20シリーズでは誰にも求められていない100倍ズームをアピールしていたけど、今回はその反省を活かして50倍ズームに変更。光学5倍カメラとその他を組み合わせることで高画質なズームに対応できるらしい。
更に、Galaxyシリーズのカメラは低照度にも強いことで有名。
これもGalaxy Note20 Ultraで更にパワーアップしていることが期待できる。
iPhoneに匹敵する手振れ補正
GalaxyシリーズのビデオカメラはiPhoneシリーズ並の手振れ補正を搭載する。
外部マイク入力対応
そして今回は誰にも求められていない8K動画の撮影にも対応する。8K対応アピールは次回の反省点にするとして、プロ仕様の動画性能ということは恐らく外部マイク入力にも対応する。
実際にGalaxyのページにもそれらしきマイク項目が写っているし、
Bluetooth接続をした外部マイクへの対応は既に公式にアナウンスされてる。
これつまり俺が使ってる完全独立型イヤホンSoundcore Life P2のノイズキャンセリングマイクがそのまま使えるってことなんじゃないか。
-
-
【Soundcore Life P2レビュー】打倒AirPods Pro
続きを見る
120fps・スローモーションにも対応
その他120fpsでの撮影とかスローモーション撮影にも対応。
無敵。
Galaxy Note史上最強のSペン
Galaxy Noteシリーズと言えばSペンがお馴染みで、スマホをメモ帳とかペンタブのように使えるのが魅力。ペン対応と言えばiPad Proシリーズでもお馴染みではあるんだけど、Galaxy Note20シリーズのSペンのスペックはiPad Proシリーズと同じ反応速度9msに対応。これは0.009秒だからマジで紙に書いてる感覚とほぼ同じ。
というか個人的にはGalaxy Note5の段階で既にペンの精度は感動的だったから、それを遥かに上回る性能を誇るGalaxy Note20シリーズでの書き心地が想像できない。
SペンはBluetooth接続にも対応
Galaxy Note20シリーズのSペンは書く以外にもスマホとBluetooth接続することによるカメラのシャッターとか、プレゼン資料の先送りとか、ジェスチャーとかで利用可能。
ジェスチャーとか絶対使わないけどカメラシャッターは普通に便利そう。
Galaxy Note20 Ultraは付加価値もりもり
その他Galaxy Note20 Ultraの気になる付加価値は下記。
- USF3.1(読み書き速度が速い)
- 無線充電、逆無線充電
- DSDS+eSIM
- ツインアプリ
- IP68防水
- デュアルスピーカー(Dolby Atmos)
すげぇ。思い付く限りの最強が全て盛り込まれてる。
Galaxy Note20 Ultraは3番号に対応?
特に注目したいのがDSDS+ツインアプリで、これひょっとして楽天UN-Limitと組み合わせたら3番号まで管理できるんじゃね?って気がしてる。
その他無線充電とか高音質ドルビー対応デュアルスピーカーも嬉しい。最強に全部入り。
Galaxy Note20 Ultraの懸念点
予想価格16万円と圧倒的な値段なだけあってカタログスペックでは1ミリも不安が無いGalaxy Note20 Ultraなんだけど、メインスマホとして俺が検討しているからこその懸念点もある。それが下記。
さすがに6.9インチはでかすぎ疑惑
俺は日頃から大画面は正義と壊れかけのレディオのように繰り返してるんだけど、それはあくまで片手で使える6.4インチまでの話。
6.9インチは流石にデカすぎて片手利用無理なんじゃないか疑惑が俺の中にある。というか6.78インチのOnePlus 8 Proをレビューしてちょっとビビってる。
-
-
【OnePlus 8 Proレビュー】敵無しの完成度。流石の一言【欠点3つ】
続きを見る
サイズ感は慣れだから使っていけばいずれ片手で使えるようになる気もするんだけど、6.9はもうほぼタブレットでヤバイ。不安。
バッテリー持ち微妙っぽい
繰り返しになるけどGalaxy Note20 Ultraのバッテリーは4500mAhと多くない。一応今回リフレッシュレートが30Hzから120Hzの自動可変だから今までよりバッテリーは持つらしいけど6.9インチにしては少ない。
これは重量208グラムを実現するための苦渋の決断だったとは思うんだけど、スマホはバッテリーが切れたらただの重りにしかならないからもう少し重くても便利な重りでい続けてほしいという願い。けど多分無理。毎日の充電は必須っぽい。
海外版は保証が無い
Galaxy Note20 Ultraは予想価格16万円もするのに6.9インチ208グラムと重力が苦手。一回落としただけで16万を失うスリルがたまらない。
でもキャリア版はDSDSもツインアプリも対応してなくて俺には不要だから迷う。ということで普通の人は10月に発売されるキャリア版を購入して保証を付けるのが賢明だと思う。日本版はおサイフ付いてるし。
馬鹿みたいに最強。8月21日発売。
俺は1か月前からGalaxy Note20 Ultraの発表を心待ちにしてきたんだけど、ちびっ子が考えたような夢一杯の最強スマホが現実に登場してしまった。予算度外視で(3度目)
そしてその度外視された予算は確実に価格に転嫁されていて購入の負担と落下のリスクがヤバイ。年1回タンスの奥から取り出す家宝に相応しいスマホ。
日本版は10月、海外版は8月21日発売
切実にキャリア保証が欲しい。DSDSとツインアプリを潰す日本のキャリアが憎い。海外版は8月21日発売。日本版は多分10月頃。
俺は普段使い出来る自信がないけど待ちに待ったし多分海外版買う。助けて…楽しみ…