そういえば最近新しいスマホに興味を持てず全然追跡していなかったんだけど、キャリアのプラン含め知識が遅れつつあるからしばらくはスマホとキャリアのプランを解説する記事を書くことで自分の知識を拡充する方針にする。
まず最初はコスパモンスターで有名なXiaomiがインド向けに発売したばかりのミドルハイエンドスマホRedmi Note 9Sを紹介する。
この記事の目次(クリックでジャンプ)
Redmi Note 9S実機レビュー
実機を入手したので改めて実機レビューを書いています。より詳細に検証しているのでそちらをご覧ください。
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【Redmi Note 9Sレビュー】3万以下スマホの頂点。ありよりのなし。
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Redmi Noteシリーズとは
Redmiシリーズはその名称から赤米と表現されたりもするんだけど、Xiaomiが主にインドなどの途上国向けに展開している超激安モデルだ。
そういえば俺が購入した初のXiaomiスマホもRedmi Note 6 Proで、
3万円以下で購入できるとは思えない完成度に当時感動しまくったのを覚えている。
時が流れるのは早いものでRedmiシリーズもいつのまにか9作目に到達していた。
Redmi Note 6 Proのレビュー記事は下記。
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【Redmi Note 6 Pro実機レビュー】1位への殺気と意地で出来たスマホ
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Redmi Note 9Sのスペック
Redmi Note 9Sのスペックは下記。せっかくなので俺が過去に使っていたRedmi Note 6 Proと比較して勝手に感傷に浸る。
Redmi Note 9S | Redmi Note 6 Pro | |
ディスプレイ | 6.67 | 6.26 |
解像度 | 2400×1080 | 2280x1080 |
CPU | Snapdragon720G | Snapdragon 636 |
メモリ | 4/6 | /4/6 |
ストレージ | 64/128 | 32/64 |
バッテリー | 5020 | 4000 |
セキュリティ | 指紋/顔 | 指紋 |
おサイフ | × | × |
防水 | × | × |
DSDS | ○ | 〇 |
重量 | 209 | 160 |
サイズ | 76.6x165.7x8.8 | 76.4x157.9x8.2 |
Redmi Note 9Sは時代の流れに乗って6.67インチと大画面化することでその分重量とバッテリーが増えた。最近のスマホはでかすぎ。
Snapdragon720G/4-6ギガメモリ
Redmi Note 9Sは最新のミドルハイエンドCPUであるSnapdragon720と4ギガまたは6ギガのメモリを搭載している。2019年11月に発売されたMi Note 10はSnaprdragon730Gを搭載していたけど、Snapdragon720Gはその後継にあたる。720Gの方が数字は小さいから意味不明だけど本当。
最強カメラを売りにしたけどソフトウェア処理の中途半端さで爆死したMi Note 10のレビュー記事は下記。
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【Mi Note 10レビュー】夜景が弱い。他の買った方がマシ
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Antutuスコア280,000点
ウェブ上に掲載されているRedmi Note 9SのAntutuスコアは約280,000点と超高い。
ガジェマガの過去の計測結果と比較すると下記。
- iPhone11 508410(Apple A13)
- ROG Phone 2 487983(Snapdragon855+)
- Mi 9 431470(Snapdragon855)
- Mate 20 Pro 355915(Kirin980)
- Redmi Note 9S 約280000(Snapdragon720G)
- Mi Note 10 254844(Snapdragon730G)
- Mi 9T 254457(Snapdragon730)
- OPPO Reno A 192793(Snapdragon710)
ミドルハイエンドスマホなのに俺のメインスマホMate 20 Proが射程範囲内に入ってしまった。つまりゲームをプレイしないのであれば恐らくストレスを感じることは無い。
最近のスマホの性能向上は異常。
5020mAhバッテリー/209グラム
Redmi Note 9Sは処理能力だけでなくバッテリー容量も凄い。その容量なんと5020mAh。
スマホはCPUの進化に伴って省電力性能も向上しているんだけど、最近は更にバッテリー容量も増えててヤバイ。
Xiaomiの公称値では13時間の連続ゲームプレイにも対応できるということだから、通常利用では約3日持つことが予想できる。2日持ちはもう当たり前なのかもしれない。
しかも18W充電に対応しているから充電速度も速い。
その代わり重量は本体のみで209グラムとしっかり重い。ケースを突ければ230グラムほど。ちょっとキツイ。
Redmi Note 9Sの外観
ここからはRedmi Note 9Sの外観を紹介する。
パンチホールディスプレイ
Redmi Note 9SはGalaxyシリーズと同じパンチホールディスプレイを採用していて、前面はフロントカメラ以外は全てディスプレイですっきりしている。
側面物理指紋認証搭載
Redmi Note 9Sは最近のスマホとしては珍しく側面に物理指紋センサーを搭載した。
最近の主流は画面内指紋認証ではあるけど、画面内指紋認証はなんだかんだ反応が遅くて少し使いにくいのに対して、物理指紋認証なら爆速。
更に背面指紋認証と違ってデスクに置いた状態のままロック解除できるのも嬉しい。俺は側面が指紋認証の最適解だと思う。
家電リモコン/イヤホンジャック
Xiaomiのスマホではおなじみではあるんだけど、Redmi Note 9Sも本体下面にイヤホンジャック、本体上面に家電リモコン用の赤外線を搭載した。
無いと困る機能ではないけど、あれば助かる地味な機能。
Redmi Note 9SはP2i防水対応
なにそれって話ではあるんだけど、Redmi Note 9SはP2i規格の防水に対応しているらしい。俺も知らないから調べたんだけど、IP防水とはまた別の規格っぽい。
P2iは本体の内部パーツをコーティングすることで浸水を防ぐのではなく浸水しても耐えられる防水構造で、Redmi Note 9Sに関しては水しぶきに耐えられるということらしい。よくわからないけど時代は移ろってた。
Redmi Note 9Sはクアッドカメラ搭載
今でこそ驚かなくなったけどRedmi Note 9Sは4つものカメラを搭載している。
カメラの内訳は下記。
- 4800万画素メイン
- 800万画素広角
- 500万画素マクロ
- 200万画素深度計測
もちろんXiaomi公式にはこのカメラを使ったとされる超美麗写真が並んでいるけど多分嘘。
スマホカメラの作例は偽造が蔓延してるから信用できない。
とはいえ着実にカメラが進化していることも間違いないから、期待しすぎずに買うのがおすすめ。
その他Redmi Note 9Sの基本機能
ここからはXiaomiが発売するスマホの多くに搭載されている下記基本機能を簡単に解説する。
- DSDS機能(トリプルスロット)
- デュアルアプリ機能
- セカンドスペース機能
DSDS機能(トリプルスロット)
Redmi Note 9Sは当然DSDSに対応しているんだけど、2枚のSIMカードとMicroSDカードを同時に使用できるトリプルスロットに対応する(写真はZenFone 6)。
個人的にSDカードはもういらないと思っているんだけど、SDカードに拘りたい人にはありがたい仕様だ。
デュアルアプリ機能
Redmi Note 9SはLINEとかFacebookとかのSNSアプリを複製するデュアルアプリ機能に対応する(写真はReno A)。
DSDSで2番号運用しつつSNSアプリも仕事とプライベートで使い分けることができる。
セカンドスペース機能
Redmi Note 9Sは指紋でログインアカウントを使い分けるセカンドスペース機能に対応する(写真はMi 9)。
使い道はかなり難しいんだけど、人にスマホを渡す時にアカウントを切り替えて自分のデータを保護する時に役立つ。
Redmi Note 9Sの対応バンド
ドコモ 〇
Band19は非対応。LTEには弱いけど3Gには強い。3Gでも十分使えるから実用レベル。
ソフトバンク, ワイモバイル 〇
ソフトバンクのバンドに完璧に対応している。ソフトバンクスマホと同じように使える。
au, UQmobile △
3Gの周波数には対応しているけど、auの通信規格は特殊なので何とも言えない。
Redmi Note 9Sは28,000円
重要なのは価格なんだけど、Redmi Note 9Sは現在GEARBESTで28,000円で購入できる。安すぎ。
実はXiaomiは既に日本に進出していてMi Note 10を販売しているんだけど、販売価格は約6万円とかなり微妙。auからのMi 10 liteの発売が決まったことで徐々に日本での勢力を強めていくつもりだとは思うけど今は微妙。
できれば日本市場でもRedmi Note 9Sを3万円以下で発売してほしいけど、今はまだ輸入する以外の手段が無い。
技適とおサイフを気にしないのであればコスパは最強だから、スマホの買い替えを検討している人、中国製を気にしない人には手放しでおすすめしたい。日本でもがんばれXiaomi。
GEARBEST ⇒ Redmi Note 9S
Redmi Note 9S実機レビュー
実機を入手したので改めて実機レビューを書いています。より詳細に検証しているのでそちらをご覧ください。
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【Redmi Note 9Sレビュー】3万以下スマホの頂点。ありよりのなし。
実は俺が人生で初めて購入した中国スマホはRedmi Note 6 Proで、当時の価格が3万円と激安だったわりに不便なく使えて感動した記憶があるんだけど、そのRedmiシリーズの最新作Redmi No ...
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