水没させたMotoG4 Plusを買いなおしたのでレビューしたい。
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デュアルシム使ってみたい
ことの発端はデュアルシムが使いたいと思ったことで、デュアルシム端末があればキャリアのカケホと格安シムを組み合わせて使えるし、これでスマホの月額コストを削減したかった。今まで散々格安スマホをバカにしてきた俺だけど、ZenFoneランキングの記事(参照)を書いてみて、格安スマホが侮れないレベルまで来てることに気づいたから、それならと格安スマホの中でもデュアルシム端末を探し始めた。
LINEを2つ作れるかも
あとアンドロイドのマルチアカウント機能にも興味があった。これはパソコンと同じように1つの端末でユーザーを切り替えて全く別のアカウントが作れる。それならLINEも一台の端末で複数アカウント持てるんじゃね?って思った。多動力が求められる現代では1人が電話番号2個はもはや当たり前、LINEアカウント複数持ちも珍しくない世の中だから、試す価値はある。
Moto G4 Plusよさそう
さてどうしてMoto G4 Plusなのかというと、日本に存在するデュアルシム機の中でも数少ないDSDS(デュアルシムデュアルスタンバイ)機だから。その中で一番安くて使えそうなのを選んだ。DSDSは二つのシムで同時待ち受けができるから、本当にスマホ2台を持つ感覚で使える。
モトローラってこんな会社
MotoG4Plusは古くはアメリカのモトローラの血を受け継ぐ端末なんだけど、スマホ競争に負けてレノボに買収されたから、今は中国企業なんだ。だからモトローラの特徴的なMのマークはアメリカのドラマとか映画を見てるとちょこちょこ目にすることがあって、見たことある人も多いはず。
メーカーにこだわりはないからどうでもいいんだけどね。日本では全く存在感のないメーカーだけど、Androidが出始めたころにアメリカの友人がMのマークのスマホを使っていたことを覚えてる。
開封
これが箱。
中身は本体、ケーブル、アダプタ、イヤホンと必要最低限を入れてくれている。エクスペリアはアダプタ入れずに売るのマジでやめろ。
5.5インチ画面は大きく、今となっては標準的だけど端末も薄い。これが標準になったんだからいい時代だと思う。全体的に質感はプラスチックで所有する満足感は少ないけど、プラスチック端末は落下などの衝撃に強い。
全体的に角がなくて、持ちやすく手になじむ。大きさを感じさせないデザインだ。
裏蓋を開けてみる。バッテリーは取り外せない。
デュアルシムスロットが現れる。さらにSDスロットも別であるのが嬉しい。Zenfoneとかのデュアルシム端末はデュアルシムを使うとmicroSDスロットが使えなくなる。
電源を入れる。これももう当たり前だけど液晶ははめ込み合成かと思うほど綺麗だ。ゴリラガラス3なので傷もつきにくい(黒が水没端末なのでここだけ白に変わりました)
スピーカーは本体前面上部に大きく配置されてる。音もiPadやiPhone並に綺麗で音量も大きい。最近のスマホレベル高いなぁ。
画面下には指紋センサーが搭載される。画面が消えている状態でも指紋センサーに触れるだけで画面がついて、ロックも解除される。しかも一瞬で。これは便利。
正直ハード面ではプラスチック以外不満がない。これもどうせカバーをつけるんだからどうでもいい。本当によくできている。
実はこの機種はカメラも強い。暗所で撮影してもそこそこ撮れる。
しかも独自のジェスチャー機能があって、切るように二回振るとLED点灯、
二回転させるとカメラが起動する。感心するばかり。
スペックはこんな感じ。
基本仕様 | |||
キャリア | SIMフリー | 販売時期 | 2016年夏モデル |
OS種類*1 | Android 6.0 | 最大待受時間 | |
CPU | Qualcomm Snapdragon 617 (MSM8952) | CPUコア数 | オクタコア |
内蔵メモリ | ROM 32GB RAM 3GB | インターフェース | microUSB |
外部メモリタイプ | microSDXCメモリーカード | バッテリー容量 | 3000 mAh |
画面性能 | |||
画面サイズ | 5.5 インチ | 画面解像度 | 1920x1080 |
ネットワーク | |||
Bluetooth | Bluetooth 4.1 LE | LTE対応 | ○ |
カメラ | |||
背面カメラ画素数 | 1600 万画素 | 前面カメラ | ○ |
前面カメラ画素数 | 500 万画素 | 撮影用フラッシュ | ○ |
その他機能 | |||
GPS機能 | ○ | 認証機能 | 指紋認証 |
SIMカード | |||
デュアルSIM | ○ | デュアルSIMデュアルスタンバイ(DSDS) | ○ |
SIM情報 | SIMフリー (micro-SIM) | ||
サイズ・重量 | |||
幅x高さx厚み | 76.6x153x9.8 mm | 重量 | 157 g |
メモリが3ギガなのでアプリの同時利用も安心できる。ストレージも32ギガと普通に使う分には十分だ。バッテリーは3000mAhと最近では標準的だけど、これで十分2日もつ。それを支えるのが搭載されている省電力CPUのSnapdragon 617だ。Snapdragonにはハイエンド向け800番台、ミドルレンジ向け600番台、エントリー向け400番台、ローエンド向け200番台があると覚えておこう。数字が低いほど性能が低い代わりに消費電力も少ない。
MotoG4Plusは600番台を搭載することでほどほどの性能と長時間バッテリーを実現した。とは言え俺はスマホでゲームしないから普通に使えればどうでもいいんだけどね。普段使いだとメインで使ってるSnapdragon800搭載のGalaxyNote3よりもサクサク動く。スマホの進歩は日進月歩だから結局は新しいほうが断然性能がいいんだよね。
今がチャンスです!!
実はこの機種2017年の6月に新型のMoto G5とMoto G5 Plusが出たことで、値段が下がってる。安くていい端末を探している人にはマジでおすすめしたい。とは言え生産終了してるから、今買うならローエンドモデルのMoto G5かミドルレンジモデルのMoto G5 Plusがいいと思う。個人的にはよりバッテリーが持つMoto G5がおすすめだけど、こっちはまだDSDSに対応していない。今年の夏に対応予定ということなので、期待したい。