現在日本一周をしながら毎日動画編集作業を行っているんだけど、宿泊費を抑えるために半分くらいはゲストハウスを使っている。そうなると動画編集時は周りに迷惑をかけないようにBluetoothイヤホンをパソコンと接続して使っているんだけど、突然Bluetoothのオンオフスイッチが無くなって、何度再起動しても復活しない事態に陥ってしまった。
今回はBluetoothのスイッチの不調に限らず、Windowsの不調全般に対応できる完全なシャットダウンの方法を解説する。
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【結論】Shift + シャットダウンで多分直る
この記事の結論はこれで終わりなんだけど、今パソコンのBluetoothが使えなくて困っている人はとりあえずShiftキーを押しながらスタートメニュー→シャットダウンを選択してほしい。
多分これでBluetoothの不調は直る。これで直らなければ次に紹介する解決方法を試してほしい。とは言えシャットダウンしてしまうとまた検索するのが大変だからこのページをお気に入りに登録しておくのがおすすめ。
Windows高速スタートアップ機能のデメリット
今回のケースはWindows10が搭載している高速スタートアップ機能が原因。
一般的にシャットダウンとか再起動をすることによってパソコンが完全にリセットされると思いがちだけど、Windows10は高速で起動するために前回起動していた設定を引き継ぐ高速スタートアップ機能を搭載している。
ドライバーの読み込みをスキップ
これはWindows起動時に最も時間がかかるドライバーの読み込みと初期化について、前回起動時の設定をそのまま引き継ぐことでスキップしてしまう機能なんだけど、前回起動中のエラー状況もそのままスキップしてしまうというデメリットがある。
高速スタートアップはエラーも引き継ぐ
Bluetoothのオンオフスイッチが無くなったのはドライバーのエラーなんだけど、この状態で普通にシャットダウンとか再起動をしてもBluetoothのドライバーのエラーはそのまま引き継がれてしまうから解決しない。
ということで俺のケースではShift + シャットダウンを選択することで無事に解決できた。
ドライバーをアンインストールする
完全なシャットダウンでも解決しない場合はドライバーをアンインストールしてみるのがおすすめ。Windowsは標準のドライバであればアンインストールしても再起動時に自動でインストールしてくれるから、エラーが回復する場合が多い。
ドライバーのアンインストールはスタートメニューを右クリックからデバイスマネージャーを選択。
多くの場合はエラーが出ているドライバーの横にビックリマークがついているからそれを右クリック
エラーが出ているドライバーを右クリックしてアンインストールを選択する。
アンインストールが完了したらパソコンを再起動する。多分直る。
日ごろから完全なシャットダウンを常用するのがおすすめ
初心者にありがちなパソコンのトラブルはそのほとんどが再起動で直る。実際俺も再起動によって多くのパソコントラブルを解決してきたんだけど、シャットダウンをもろともしないWindowsの高速スタートアップ機能は盲点だった。
今後細かいエラーに遭遇した場合は通常のシャットダウンではなく、完全なシャットダウンを選択することで対応できる範囲が広がることを覚えておきたい。
長期間のスタンバイ運用は不調の原因
また、パソコンはシャットダウンすることでトラブルを事前に回避できる傾向にある。スタンバイを常用している人は意識してシャットダウンを使うことでパソコンの調子を保つことができる。