5万円強でスマホ史上最高性能をたたき出したMi 9が話題だけど、中国で今勢いのあるスマホメーカーといえばUMIDIGIだ。ガジェマガでも過去に2万円でお釣りが来るUMIDIGI oneとかUMIDIGI F1を紹介しているんだけど、コスパを極めた新型のUMIDIGI S3 Proの発売が3月に迫っているから紹介したい。
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UMIDIGI S3 Pro実機レビュー公開済み
UMIDIGI S3 Proの実機を入手したからレビュー記事を公開している。
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【UMIDIGI S3 Pro実機レビュー】色々ダメ。次回作に期待
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UMIDIGI S3 Proの特徴
UMIDIGIシリーズといえば正直安かろう悪かろうの代名詞だった。
画面解像度は最低限でスペックもゲームプレイはNGだし、カメラも褒められたものじゃなかったんだけど、UMIDIGI S3 Proで遂に生まれ変わる。
- 3万円という激安価格
- セラミックとアルミを組み合わせた高級ボディ
- 48MP1/2センサー搭載メインカメラ/12MP2倍カメラ
- 19:5.9、画面占有率92.7%の縦長ディスプレイ
- Antutuベンチマーク145,021点のHelio P70搭載
UMIDIGI S3 Proのスペック
ディスプレイ | 6.3 |
解像度 | 2280x1080 |
CPU | Helio P70 |
メモリ | 6 |
ストレージ | 128 |
バッテリー | 5150 |
防水 | × |
指紋認証 | ○ |
DSDS | ○ |
重量 | 216 |
サイズ | 74.6 x 157 x 8.5 |
Helio P70/6ギガメモリ
UMIDIGI S3 ProのCPUは中国製格安スマホ、タブレットでみかけることが増えてきたHelioシリーズのP70。
当初は最低限のスペックだったHelioシリーズも改良を重ねることで徐々にスペックアップを果たしている。
メモリは6ギガでこんなに必要なのか謎なくらいに多い。必要十分。
Antutuベンチマーク
ウェブ上に現在掲載されているHelio P70のAntutuベンチマークは145,021点。ガジェマガで過去に計測した他のスマホと比較はこんな感じ。2年前のハイエンドスマホであるMate9に迫るところまで来た。スペックは十分。
- Mate 20 Pro 276,214(Kirin980)
- nova3 208,857(Kirin970)
- P20 205,806(Kirin970)
- Mate9 148,204(Kirin960)
- UMIDIGI S3 Pro 145,021(Helio P70)
- Redmi Note 6 Pro 116,545(Snapdragon636)
- iPad Air 2 108,431(A8X)
- ALLDOCUBE Cube M8 103,727(Helio X27)
- Lenovo S5 77,424(Snapdragon625)
- UMIDIGI One 64,756 (Helio P23)
- GalaxyNote3 65,352(Snapdragon800)
- Moto G4 Plus 57,671(Snapdragon617)
- P20 lite 53,072(Kirin670)
UMIDIGI S3 Pro 5,150mAhバッテリー
UMIDIGIシリーズといえばおなじみなんだけど、今回も5,150mAhの超大容量バッテリーを搭載した。
その分重量も216グラムと重いけど、バッテリー持ちは期待できる。
UMIDIGI S3 Proの外観
セラミック × 金属のハイブリッドボディ
UMIDIGIシリーズは安いのに金属製のボディを搭載していることが話題だったんだけど、今回のS3 Proは側面にはセラミックを、背面には金属を使ったハイブリッドな高級ボディを採用した。
セラミックボディは非常に硬いことから、ポケットの中に入れていても細かい傷がつきにくい。その代わりに衝撃には弱いから落下には気を付けたい。
6.3インチ19:5.9比ティアーノッチ
UMIDIGI S3 Proは画面比率でも最近のトレンドを抑える。ハイエンドスマホがこぞって採用しているアスペクト比19:5.9の超縦長ディスプレイと極小のティアーノッチを採用。
画面占有率は驚異の92.7%。ほぼ画面でやばい。
俺がメインマシンとして使っているMate 20 Proもそうなんだけど、このアスペクト比なら大画面なのに片手で持てるし、縦に長いウェブサイトの視認性も高い。
48MPメイン/12MP望遠のデュアルカメラ
UMIDIGI S3 Proが採用するカメラは48MPのメインカメラと12MPの望遠カメラ。
しかもメインカメラにはSONY製の1/2サイズの大型センサーを採用する。これはMate 20 Proの1/1.7型には劣るものの、発売が目前に迫るXiaomi Mi 9のメインカメラのセンサーサイズと同じ。
Mi 9がDxoMARKで4位にランクインしていることから、UMIDIGI S3 Proのカメラ画質にも期待できる。
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UMIDIGI S3 Proの対応バンド
UMIDIGIシリーズといえばおなじみなんだけど、多くの周波数に対応していることから、ドコモとソフトバンクの回線であれば違和感なく使える。auは通信規格が独特だから不明。UMIDIGI S3 Proの対応バンドは下記。
2G: GSM 2 /3 /5 /8
2G: CDMA1X BC0,BC1
3G: EVDO BC0,BC1
3G: WCDMA 1 /2 /4 /5 /6 /8 /19
3G: TD-SCDMA 34 /39
4G: TDD-LTE 34 /38 /39 /40 /41
4G: FDD-LTE 1 /2 /3 /4 /5 /7 /8 /12 /13 /17 /18 /19 /20 /25 /26 /28A /28B
UMIDIGI S3 Pro実機レビュー公開済み
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