ブログの行き詰まりを感じてなにかできることはないかと考えてYoutubeに手を出した。主な目的はYoutubeからの外部リンクをブログにつないでSEO順位を上げることなんだけど、せっかくやるならチャンネル登録1000人を超えてYoutubeも収益につなげたい。
今回の記事ではYoutube動画作成を実際に作成してみて分かった一般的なYoutuber向けの動画の作成方法をまとめる。これからYoutubeにデビューしようとしている人の参考になればうれしい。
この記事の目次(クリックでジャンプ)
作業割合はは撮影2:編集8
まだ3本しか挙げてないけど、Youtube動画作成は撮影よりも編集が圧倒的に重い。なぜなら糞動画も編集が良ければ化けるし、どれだけ素晴らしい動画でも無編集だと冗長になる。
撮影と編集はトレードオフ
編集すれば糞動画は化けるけど、糞動画ほど編集の労力も重い。撮影のクオリティが高ければジャンプカット(間をカットする編集手法。ジェットカットともいう)の労力が少なくなる。
どうせ編集するからと言って撮影の手を抜くと撮影の何倍も編集に時間がかかるから、撮影にもある程度気を使わないといけない。
Youtubeを始めるために用意するもの
とりあえずYoutubeを始めるなら参入障壁はかなり低い。最悪スマホ一台で撮影して編集してアップロードまでできてしまう。
一般的に必要なのは下記の4点だ。
- 撮影機材(カメラ・スマホなど)
- 編集パソコン(WindowsでもMacでも可・最悪スマホも可)
- 編集用ソフト(AviUtl・ムービーメーカー・iMovieなど)
- ネット環境
ジャンプカット・ジェットカットが重い
Youtuberの動画を見ているととにかく言葉と言葉の間をカット編集してユーザーを飽きさせないようにしてるんだけど、とにかくこれがしんどい。この細かくカットする編集手法をジャンプカット、またはジェットカットという。
これが最も時間がかかる作業だから、撮影機材に拘るくらいなら編集用のパソコンに拘った方がいい。
動画編集パソコンの要求スペック
動画編集はパソコンで出来る作業の中で最も重い作業だと言ってしまっていいから、CPUスペックは高ければ高いほどいいし、メモリも多ければ多いほどいい。
スペックが高いほど時間短縮できて効率的に作業が進められる。とはいえ一番重いのは書き出しで、動画の編集自体は俺が使っているMatebook X Proでも比較的サクサク動く。
レビュー記事にも書いてるけど、俺のパソコンの動画編集に関わるスペックはこんな感じ。
液晶サイズ | 13.9 インチ |
解像度 | 3000x2000 |
CPU | Core i5 8250U |
ストレージ | SSD:256GB |
メモリ | 8GB |
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Youtube動画の撮影機材
俺が普段からブログで使っていたα7Riiはプロの現場で動画撮影に使われるくらい動画にも強いフルサイズミラーレス一眼だから、それに外付けマイクを付けて撮影してる。
α7Riiは比較的高いカメラだけど、動画撮影のためならここまでのカメラは必要ない。外付けマイクをつけれるものならどれでもいいと思う。
動画撮影用カメラの必須条件
俺が感じた動画撮影機材の必須条件は下記3点
- 動画をMP4形式で保存できる
- 外付けマイクを取り付けられる
- スマホで遠隔操作できる
動画をMP4形式で保存できる
動画はとにかく容量が大きいから32ギガのSDカードでもすぐに容量がいっぱいになる。動画の保存形式にはいろいろあるんだけど、MP4は高画質で圧縮率が高くてデータ容量が小さい。MP4での保存は必須条件。
外付けマイクを取り付けられる
カメラ付属のマイクの音質はカメラ内の機械音とかノイズを拾いやすい。見ている人に不快感を与えないためにもなるべくクリアな音で撮影したいから外付けマイクがつけられるのが理想的。
スマホで遠隔操作できる
これは絶対に欲しい。WiFiでスマホとカメラを接続すれば今自分がどう映っているかを確認できるし、録画開始と停止もスマホで操作できるから撮影が捗る。
Youtube動画撮影にいらない機能
フルHDでの撮影とかには全然拘らなくていい。どうせみんなスマホで見るからフルHD解像度は必要ない。人によってはiPhoneで撮影してる人もいるから、結局はどこまで拘るかでしかない。
動画は撮影よりも編集の方が重要だから画質はあまり気にしなくていい。
Yotube撮影のおすすめカメラ
以上の要件を踏まるとSONYのα6300が値段も手ごろでおすすめ。

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4Kも撮影したいならα6500だけど高い。
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動画編集ソフトAviUtl
Macを使っている人は標準で付属するiMovieが十分に多機能だからそれを使えばいい。
Windowsを利用しているのであれば無料で多機能なAviUtlがおすすめ。
ワイプ(オーバーレイ)とかモザイクとかとにかく機能が豊富で何でもできる。
AviUtlの初期設定
AviUtlはそのままの状態だとMP4の読み込みも書き出しもできないから下記プラグインで機能を拡張する。
L-SMASH Worksプラグイン
AviUtlでMP4ファイルの読み込みを可能にするプラグイン。インストール方法の詳しい解説はこちら。MP4データを読み込めないと動画編集が始まらないから必須。
x264guiExプラグイン
AviUtlでMP4ファイルの書き出しを可能にするプラグイン。インストール方法はこのウェブサイトで詳しく解説されている。MP4で出力しないと動画データが大きくなりすぎてYoutubeのアップロードに時間がかかりすぎる。
x264guiExプラグインはMP4出力しても音が出ないトラブルに合いやすいんだけど、QuickTimeをインストールすれば解決する。
CutEditプラグイン
AviUtlで効率よくジャンプカット編集するために必須のプラグイン。インストール方法の詳しい解説はこちら。
プラグインをインストールしても反映されない場合は別途Visual C++ 2013をインストールすればOK。
ジャンプカット編集をどうにか効率的に進められないかと色々探したんだけど、ジャンプカットを自動化する方法は見つからなかった。
それでもCutEditを使って下記のショートカットを割り当てることでかなり効率化できた。
- Sキー 現在のフレームをカットポイントにする
- Fキー 次のカットポイントへ
- Aキー 前のカットポイントへ
- スペースキー 再生・停止
この方法の詳細はまた機会があれば別の記事で解説したい。
AviUtlでの効率的な編集方法
AviUtlを使った効率的な動画編集方法の解説は下の記事で。
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AviUtlを使った効率的で楽なジャンプカットのやり方【初期設定方法も】
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Yotube撮影してみよう
Youtube撮影は機材さえ揃えればあとは撮影と編集の時間がかかるだけで、他にお金が掛からない。アピールの場が多いほどチャンスも増えるから、手を出してみるのもおすすめ。