GEARBESTからUMIDIGI ONEのサンプル提供連絡があった。
中華スマホと言えばXiaomiとかOPPOは有名だけど、それ以外にも中国内の成長に伴って新興企業が多数スマホ事業に参入していて、その中でも勢いがあるのが2012年に創業を開始したUMIGIDI社だ。
そしてUMIDIGIが15,000円台で購入できてしかも背面デュアルカメラと4ギガメモリを搭載した超絶格安スマホとして発売したのがUMIDIGI ONEだ。
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【UMIDIGI One実機レビュー】16,000円でDSDS対応の”普通”のスマホ
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UMIDIGI One or UMIDIGI One Pro
UMIDDIGIの安いモデルにはUMIDIGI OneとUMIDIGI One Proがある。両方とも動作部分のスペックは同じなんだけど、外観などの細部が違う。
P20 Proと同じような背面デザインのトワイライトカラーを採用しているのがUMIDIGI Oneで背面がカーボン仕様なのがProだ。Oneはもちろんアルミボディだ。
というか2万円を切るスマホでこんなに質感がいい。
しかも19:9のノッチディスプレイを採用している。コスパがあり得ないというか中華スマホの勢いが止まらない。
スペック
まずは両機のスペックを見ていきたい。現在の実売価格はOneが16,000円弱、One Proが19,000円強だ。
UMIDIGI One | UMIDIGI One Pro | |
ディスプレイ | 5.86 | 5.86 |
解像度 | 1520 x 720 | 1520 x 720 |
CPU | Helio P23(MT6763) | Helio P23(MT6763) |
メモリ | 4 | 4 |
ストレージ | 32 | 64 |
バッテリー | 3550 | 3250 |
防水 | × | × |
指紋認証 | 〇 | 〇 |
重量 | 180 | 180 |
サイズ | 71.4x148.4x8.3 | 71.4x148.4x8.3 |
日本語対応要検証
ざっと調べたところUMIDIGIは日本語に対応しているのか確認できなかった。グローバル展開をしているスマホなので日本語には当然対応していると思うけど、この辺りは実機が届いたら確認する。
CPU・メモリなど
MT6763
UMIDIGIはその破格のコスパを実現するためにSnapdragonでもKirinでもApple社のAシリーズでもないCPUを搭載している。その名もMT6763だ。
Helio P23はミドルレンジスマホ向けに新たに登場したSoCで、Antutuベンチマークのスコアを見る限りはSnapdragon800を若干上回る程度の性能を誇る。
Snapdragon800と言えば2013年発売のGalaxy Note 3に搭載されていたスマホで、さすがに動きはもっさりするものの今でも十分使えるくらいの性能だ。
メモリ4ギガ
UMIDIGI Oneのメモリに関しては4ギガというAndroidをサクサク使うのに十分な容量を搭載している。ハイエンドゲームを快適にプレイするのであれば6ギガほしいところだけど、そもそもUMIDIGIの場合はCPUが足かせになるのでゲームプレイはおすすめしない。ブラウジングやSNSなど、通常の利用方法にとどまる限りは十分快適に使える性能だ。
スペック類似機種
CPUとメモリだけに着目したスペック類似機種としては、Galaxy Note 3やXperia Z3あたりになる。
いずれも2013年のハイエンドスマホだけど、両機種ともにメモリが3ギガなので、4ギガメモリのUMIDIGI Oneのほうが快適だ。しかもUMIDIGI P23はハイエンドCPUではなく、省電力CPUなのでバッテリーの減りは圧倒的に少ない。時代の流れを感じる。
大容量バッテリー
UMIDIGI Oneは超省電力CPUと1520 x 720という比較的解像度の低いディスプレイを搭載していながら3550mAhもの大容量バッテリーを搭載している。余裕の2日持ちを実現できるバッテリーは容量は嬉しい。
新型iPhone XRだって6.1インチで1792 x 828と画面解像度は低いんだから5.9インチの1520 x 720でも違和感はない。
ちゃんとデュアルレンズカメラしてます
UMIDIGI Oneは15,000円台という価格でデュアルレンズカメラに対応した。デュアルレンズカメラは今のスマホ市場では当たり前の存在になりつつある。え、まだシングルカメラなのー?とマウントを取る時代が到来した。
背面カメラは12MP + 5MPのデュアルカメラでF/2.0、フロントカメラは16MPのF/2.0だ。
カメラの評判は悪くないから、実機が届いたら改めて検証したい。
その他
デュアルスピーカー対応
UMIDIGI Oneは地味にデュアルスピーカーに対応している。大画面で音が良いと動画も音楽も気持ちよく楽しめる。音の良さは思っている以上にスマホに対する好感度が上がる要素なので、手堅く抑えてきたなという印象だ。
DSDV対応
この値段でありえないと思ったけどDSDVにも対応していたから2番号での運用ができる。中華スマホの勢いが止まらない。
NFC非対応
UMIDIGI One ProはNFCに対応しているけど、UMIDIGI OneはNFC非対応なので気を付けたい。といっても日本でNFCを使うシーンは少ないから関係ないかな。
側面指紋センサー
UMIDIGI Oneは今では珍しい側面指紋センサーを搭載している。前面と背面がスッキリしている構成がうれしい。
輝度センサー付き
超格安スマホにありがちな画面輝度は自分で調整してくださいねということはなく、UMIDIGI Oneはしっかりと画面輝度を自動調整してくれる。
対応バンド
ドコモ 〇
LTE、3Gともにほぼほぼ対応していて問題なく使える。
ソフトバンク, ワイモバイル 〇
ソフトバンクのバンドには完璧に対応している。ソフトバンクスマホと同じように使える。
au, UQmobile 〇
auの電波もほぼ網羅しているので問題なく使える。
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安かろう悪かろうの時代は終わった。日本キャリアすべての周波数に対応しながらDSDVにも対応している。唯一難癖をつけるとしたらCPU性能と画面解像度だけど、15,000円代のスマホにそこまで求めてはいけない。
スマホなんかとりあえず使えればいいんだよっていうすべての人にこのスマホを捧げたい。
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