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【Pentax K-5】×【DA40mmF2.8 XS】レビューと作例紹介

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パンケーキレンズ買った

PENTAXユーザーには有名な超薄型単焦点パンケーキレンズ「smc PENTAX-DA40mmF2.8 XS」を買ってみた。レンズの製品名ってわかりにくい。

パンケーキレンズというのは名前の通りパンケーキのように薄いレンズの総称だ。なかでもこのレンズはビスケットレンズといわれるほど薄い。しかも安い。この薄いレンズを装着するとカメラの見た目は超マヌケになる。

カメラが少し持ち運びやすくなる

このレンズは薄いので通常のレンズよりカメラが持ち運びやすい。それでもカメラ本体が分厚いので「すっぽり鞄に♪」とか、「持ち運びラクラク♪」なんてことは口が裂けても言えない。まだマシって程度だ。この軽量レンズを装着しても重量はまだ700グラムを上回る。

横から見るとスカスカで面白い。

 

単焦点レンズの特徴

今回買ったのはズームができない単焦点といわれるタイプのレンズだ。まず単焦点レンズのメリットとデメリットをおさらいする。

メリット

描写がくっきり

ズームレンズよりガラスの枚数が少ないので、よりくっきりはっきりと景色を切り取ることができる。

明るい

これもズームレンズよりガラスの枚数が少ないため、光の反射が少なく、暗いところでも明るく撮影できる。

 

デメリット

ズームできない

景色に合わせてズームしたり引いたりできないので、自分が動くしかない。

 

40ミリの距離感

このレンズの魅力はF2.8という明るさと、そこからくる被写界深度の薄さだ。被写界深度が薄いほどピントを合わせる範囲を狭くできるので背景をぼかしやすい。ところで今回購入したレンズの画角を左右する焦点距離は40ミリだ。単焦点なので40ミリからズームすることも引くこともできない。

では40ミリがどれほどの画角なのか。人間が実際に肉眼で見ている光景は焦点距離でいうと50ミリといわれている(APS-Cの場合)。つまりこのレンズは視界をそのまま切り取る感覚に近い。これは思っている以上に寄った画角で、椅子に座りながらテーブルの食べ物をすべて納めるのは難しいくらいだ。

無駄がなく迫力のある写真が撮れるが、全体像が捉えにくい。

 

試し撮り

ふらっと立ち寄った代々木ヴィレッジでやってたピースキャンドルイベントで試し撮りしてきた。反省も交えて写真を紹介したい。

場所はこのへん。アップルウォッチをアピールしたかった。背景の人をぼかすためとはいえF値を下げすぎた。F値は下げれば下げるほど被写体以外がボケる。この写真は背景がボケすぎて状況がつかめなくなってる。あと腕毛いつみてもやばい。「f/5.6 ISO160 1/15s」
imgp6431

 

入口の展示。シャッター速度は遅ければ遅いほど手ぶれしやすい。手持ちで撮影するならシャッター速度は最低でもレンズの焦点距離分は確保したい。今回は40ミリの単焦点なのでの40ミリの1/40秒は必要だ。そう思うとこの写真のシャッター速度1/160sは早すぎる。さらにシャッター速度を落とす代わりに、それに対してF値が低い。F値は8から11が最も解像感が高いので、もう少しF値を上げてたほうがよかった。「f/4.5 ISO160 1/125s」
imgp6418

 

色とりどりのろうそく。夜は逆に色は分からないと思う。F値をもう少し下げていいので、もう少し写真を明るくしたかった。「f/8.0. ISO200 1/30s」
imgp6375

 

ガラス瓶の中にLEDを入れた飾り。瓶に反射する景色が邪魔だったのでF値を2.8にして瓶の中のLEDにのみピントを合わせ、LEDを強調した。反射した空はぼかして目立たなくした。これもまだシャッター速度を下げる余裕はあるのでISO感度をもう少し下げたかった。「f/2.8. ISO400 1/60s」
imgp6379

 

鮮やかすぎて毒々しい。K-5はISO感度800ならまったくノイズが気にならない。「f/8.0 ISO800 1/15s」
imgp6380

 

2階へ。階段の遠近感を出すならかがんで撮影するべきだった。F値は上げれば上げるほどピントの合う範囲が広くなる。今回は全体にピントを合わせたかったのでF値を最大の22にした。でもあとあと調べるとF値は16までにしないと解像感が犠牲になるらしい。22は絞りすぎた。F値を22したことでシャッター速度が遅くなっているので、それを補うためにISO感度も1600まで上げて、全体的にノイズが増える結果に。F値16にしてISO感度を400とかで撮影できたら理想的だったと思う。「f/22.0 ISO1600 1/20s」
imgp6424

 

2階から。敢えての手前でぼかした草が結果的に目障りになった。「f/2.8 ISO160 1/30s」
imgp6392

 

紅葉の一枚。ヨーロッパの市場みたい。これも絞りすぎ。F値は高くても16でいい。「f/22.0 ISO1600 1/25s」
imgp6409

 

同じく。絞りすぎ。そのおかげで全体にピントがあってるけど、全体的にくっきりしなくて眠い写真に。「f/22.0 ISO1600 1/13s」
imgp6398

 

夜。ISO感度は3200より上げるとノイズがひどいので3200で我慢して必死に手ぶれを抑えた。シャッター速度は1/8s「f/8.0 ISO2500 1/8s」
imgp6456

 

ガラス電飾。ISO感度が高ければ高いほどノイズが目立つので、夜でも800くらいに抑えたい。この写真は理想的。ピントの合わせ方も、まず目がいくところがくっきりしてていーんでないかとおもう。「f/4.5 ISO800 1/40s」
imgp6449

 

F2.8の開放のおかげでピントが合うの範囲が薄くて、手前のろうそくだけが浮かび上がってる。また、F値は下げれば下げるほどシャッター速度は上がるので、かなり暗いところだったけど、シャッター速度1/40sで撮影できた。ろうそくとアルミホイルの質感もすごくいい。もうすこしISO落とせたかな。「f/2.8 ISO800 1/40s」
imgp6443

 

昼間の毒々しい色が夜はオレンジ一色に。シャッター速度が1/6秒と遅いのに手ぶれしてないのは俺が頑張ったから。写真はシャッターボタンを押す瞬間が一番ぶれやすいので、一枚目を捨てるつもりで三枚連続撮影して、ぶれてない写真を選んだ。「f/5.6 ISO800 1/6s」

imgp6437

 

反省点

今回はカメラの性能を使い切るために画像の切り取り(トリミング)はしないよう、自分で動いて取りたい画角を探した。でも写真によってはもっとISO感度を落としてノイズを減らしたり、F値を上げて解像感を高めたり被写界深度広げたりできたなと思う。あとピントはもっと手前側に合わせるように意識したほうが、目の覚めるような写真が増えると思う。

 

K-5はISO感度3200まで使える

景色の写真では全体にピントを合わせること(パンフォーカス)を意識してF22を使いすぎた。あとで調べると絞りは16までにしないと解像感が落ちるらしい。とはいえこのブログに載せるサイズまでリサイズすればどの写真も粗はほとんど見えない。ISO感度は3200までに抑えて手ぶれさせなければなんとかなる。

 

40ミリF2.8の魅力

標準レンズのF3.5と比べてビスケットレンズのF2.8は想像以上に明るい。暗いところでもガンガン撮影できたのが印象的だった。F2.8の被写界深度の浅さは特融で、目的物の存在感を際立たせたい時に役立つ。その意味で40ミリという寄り気味のレンズは自分を追い込み、いやでも迫力のある写真を撮らされる良い焦点距離だと思った。

40ミリのみは不安だとしても、替えのレンズとして胸ポケットに入れても後ろポケットに入れてもいい。ポケットに入る薄いレンズなので、メインレンズのお供として持ち歩きたいレンズだと思う。

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