Lightroom6は標準ではARW形式のファイルを取り扱うことが出来ないからアップデートが必要だけど、そのやり方が特殊だったのでまとめておきたい。
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ARW形式
そもそもARW形式はSONYのα7シリーズのみで使える非圧縮RAW形式らしくて、そもそもARW形式に関わる人がかなり少ない。今回の記事はLightroom6を使っていて、なおかつSONYのα7シリーズで非圧縮RAW形式を取り扱う人限定というニッチな需要の記事だけど、ウェブ上にそれっぽい情報がなくてわかりにくかったのでまとめる。
アップデートが必要
というのもLightroom6は購入した状態だとバージョン6.0のままで、最新バージョンの6.14にするためには手動でダウンロードしてインストールしてやる必要がある。
そのインストールだけど、Lightroom96付属のアップデート機能だと最新版と表示されてしまっていて辿り着けない。誰だこんなクソ仕様にしたやつ。
ということで自分でバージョン6.14をダウンロードしてインストールする必要があるんだけどわかりにくい。
まずLightroomのダウンロードページに進む。その中でLightroom6の項目を見つける。
俺はWindowsユーザーなので、Windows版の6.14をダウンロード
これをインストールすることでARW形式に対応出来る。
インストールが完了すると改めてシリアルコードの入力を求められるので準備しておきたい。めんどくさい。
バージョン6.14になると起動時の写真が変わる。
実際にLightroom6のバージョン情報でバージョンを確認すると6.14になってる。これでARW形式の編集ができるようになった。
LightroomCCは対応済み
ちなみにサブスクリプション(月額)版として販売されている最新バージョンのLightroomCCでは標準でARW形式に対応している。サブスクリプション版を買っても良かったんだけど、やっぱり毎月毎月お金を払い続けるのは精神的に良くない。パッケージ(買い切り)版として販売されているLightroom6でも機能的にはほとんど変わらないので、俺はLightroom6を購入した。
Lightroom6はアマゾンだと15000円で購入できて、16ヶ月使えば月額版よりも安くなるので、迷わず買い切り版を購入した。Adobiとしては今後、サブスクリプション版のみの販売とバージョンアップに移行するらしく、将来的にはLightroom6との機能的な差はどんどん開いていくことになるんだろうと思う。今のところはLightroomCCに「かすみの除去」機能が追加された程度しか違いがない。