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Lenovoの挑戦的なWindows2in1「YOGA BOOK」が6万円なのにSIMフリーだったりキーボードとかもツルツルで革新的過ぎてやばい

投稿日:2016年11月26日 更新日:

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Lenovoの挑戦的な2in1「YOGA BOOK」が革新的過ぎてやばい。なにがすごいって6万円でLTEに対応してきた。ここまでなら過去にも例はあるが、YOGA BOOKのすごいところは6万円でLTEに対応して、しかも使いたいと思えるところだ。デザインと質感がよく、CPUにAtomのZ5、メモリを4ギガ搭載し最低限使える性能にした。しかもキーボード込みで681グラムという感動的な重量を実現している。以前取り上げたMatebook(俺の紹介記事を見る)がキーボードなしで642グラムで、最も軽いサーフェイスプロ4がキーボードなしで766グラムであることを考えると、画面の大きさの差はあるとはいえ、携帯性という点で大きくリードしている。

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革新的アイデア

この規格外の軽さにはもちろん犠牲が伴う。YOGA BOOKは本来キーボードがあるはずのスペースを丸々タッチスクリーンにしてしまった。キーボード入力をしたいときはその一枚板にLEDでキーボードが映し出される。lenovo_yoga_book_windows_hands-100680287-orig

 

革新的なアイデアはそれだけにとどまらない。専用ペンを使うことで一枚板のキーボードスペースをスタイラススペースとして使うこともできる。しかもそのスタイラススペースに用紙を置き、その上で書き物をすることで、パソコンのPDFにも全く同じ内容が保存されるのだ。こんなにクリエイティブな端末が過去にあっただろうか、いやない(反語)
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もちろんキーボードは打ちにくい。キーボードを入力するたびに振動があるとはいえ、物理的な感触がないのでブラインドタッチはできない。iPad Air 2で分間400打をかませる俺ですら(俺の検証記事を見る)、感触のないキーボードにはかなりのストレスを感じる。つまり文書作成を主な用途として考えている人は購入してはいけない。

 

YOGA BOOKの立ち位置

パソコンとして考えると

そこで原点に立ち返ってこの端末の存在意義をもう一度考え直してみたい。まずYOGA BOOKは64ギガというデータ容量と拡張性の少なさを考えると、メインのパソコンにはなりえない。購入者はすでにデスクトップか、持ち運びに苦労するノートパソコンを所有している。また、上述したように文書作成をメインに考えている人はNGだ。それでは革新的なタブレットらしくクリエイティブな用途というのはどうだろう。大きなスタイラススペースを活用してイラスト作成ができる。しかしよく考えるとウィンドウズ10で画面に直接書き込むことを売りにした端末は少なくない。あのサーフェイスもその一つだ。クリエイティブな層がブランド力のあるサーフェイスを押しのけて、あえてYOGA BOOKを選ぶか。選ばないと思う。

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タブレットとして考えると

ならば一旦キーボードのことは忘れよう。通常のパソコンと同じ土俵ではなく、10インチタブレットとして考えてみる。常時LTE接続ができるので十分タブレットとも戦える。起動も早いしバッテリーも持つ。通常のタブレットと同じように動画やLINE、メールもできる。しかもOSはWindowsだ。iPhoneのバックアップ母艦にも使えるし、オフィスの作成・編集だって正規のソフトで行える。スマホアプリのように機能の少なさに悩まされることもない。なぜならこれはウィンドウズパソコンだからだ。間違いなくここがYOGA BOOKの居場所だ。

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数少ない弱点は、グーグルマップアプリがないため、ナビゲーションとして使えないことだろうか。それ以外の点でAndroidやiOSのタブレットに劣るところは重量以外にないと思う。キーボードは外せないが、おかげでいざというときにタイピングができる。タッチパッドマウスもついてしているので、画面に直接タッチして、カーソルが微妙にずれるイライラもない。繊細な作業も思いのままだ。たった200グラム重くするだけでこれだけ幅が広がる。

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キーボードの存在はは様々な面での利便性に大きく影響する。まずキーボードが存在することでパソコンが自立できる。10.1インチのパソコンなのだから絶対に持ち運びたい。そうなると電車の中や不安定なスペースでの作業も発生するだろう。そういうときにキーボードが存在すれば、キーボードに手を添えるだけで画面は自然と固定され、電車の様な不安定な場所でも安定する。テーブルではキーボードを広げて自立させればいい。スペースがないときは話題のテント型もいい。その後の移動ではタブレット型にして止めることなく動画を見続けることができる。

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こんな人におすすめ

さっと取り出してすっと調べて鞄にしまう。681グラムという超軽量ボディと常時LTE接続によって、タブレット型として持ち運ぶ意義がYOGA BOOKにはある。もうWiFiルーターのオンオフを気にする必要はない。YOGA BOOKを買うべきは、すでにスマホとパソコンを持っていて、さらに追加で、さっと使えるタブレットを検討している層だ。少し重くてもいい。グーグルマップのナビはスマホでいい。オフィスが使いたいし安定したWindows10だとなお良い。そんなあなたの正解がYOGA BOOKだろう。

 

買ってはいけない人

逆に外出先での文書作成を考えているのであれば、YOGA BOOKは選択してはいけない。そんな人はASUS Vivobook E200HA(俺のレビュー記事を見る)かInspiron 11 3000(俺のレビュー記事を見る)がいい。文章作成の用途ならばどうせパソコンを使うのは落ち着いた場所になる。常時LTE通信は重要ではない。それならば少しスペックが落ちても入力しやすい物理キーボードを搭載しているほうがいい。

 

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精霊(@gadgetKaeru)は考えた
ガジェオタの心もてあそびすぎ。ブラインドタッチ出来たら買ってた。
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